http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/175.html
Tweet |
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9335.html
2013/7/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
日本企業174社の運命は…
とうとう中国経済は、バブル崩壊のカウントダウンに入ったのか。
人民銀行の周小川総裁は、きのう(15日)「中国経済は大きな下押し圧力に直面している」と発言。さらに、政府に政策を助言する国務院参事も「すでに経済危機の現象が表れている。
早くバブルをつぶすべきだ」と中国紙に寄稿したのだ。中国政府はバブル退治に動きだした可能性がある。
中国問題に詳しいジャーナリストの柏木理佳氏が言う。
「いま中国は“影の銀行”など、リーマン・ショック脱出のために4兆元(約66兆円)の景気対策を行ったツケが、一気に噴き出しています。そうした負の遺産に、習近平主席は手をつけるつもりです。李克強首相も〈短期的な犠牲があっても、構造改革を優先する〉と漏らしている。中国では、政権交代すると、新しい政権は1年以内に前政権が残したウミにメスを入れることが多い。いずれ“影の銀行”は処理しなくてはならない。しかし、“影の銀行”の市場規模は400兆円以上、中国のGDPの50%以上に相当するといわれている。ヘタに手をつけたら経済危機を引き起こす恐れがあります」
それでなくても、中国経済は変調を来しはじめている。2013年4―6月のGDP伸び率は、7・5%と2期連続の鈍化だった。この先、さらに景気が失速し、下半期は7%を割り込むのは必至の情勢だ。
中国嫌いの安倍首相は、いまごろ「ザマーミロ」と喜んでいるかもしれないが、世界第2の経済大国のバブルが崩壊したら、日本も無傷じゃすまない。とくにアベノミクスは「世界経済は失速しない」という前提に立っているだけに、なにもかも水の泡だ。
「中国政府がバブル経済をソフトランディングできるかどうか、すべてそこにかかっています。仮にクラッシュするにしても、3カ月後や半年後でしょう。しかし、もしクラッシュしたら日本経済は大打撃を受けますよ。現在、日本の輸出の約20%は中国向けだけに、輸出企業は大変です。中国に進出している企業も、現地から撤退するかどうか迫られるでしょう。今年3月時点で、中国系ファンドは、日本の上場企業174社の大株主になっている。時価総額は4兆円です。この株も売られる恐れがあります」(東京商工リサーチ情報本部長・友田信男氏)
国民は恩恵を受けないまま、中国バブルと一緒にアベノミクスも崩壊することになりそうだ。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。