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巨大風車が日本を傷つけている(日本に巨大風車はいらない 風力発電事業という詐欺と暴力)
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/138.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2013 年 7 月 15 日 09:33:09: 8rnauVNerwl2s
 

補助金ビジネスなんだろうね。

http://no-windfarm.net/imgs/shirataki20s.jpg


■「日本に巨大風車はいらない 風力発電事業という詐欺と暴力」から
 http://no-windfarm.net/


「地球温暖化を防止する」という名目で、大切な資源を浪費し、環境を破壊する「詐欺と暴力を合体させたビジネス」が世界中で横行しています。資本家たちによって仕掛けられたエコエコ詐欺ビジネスは、当分の間、世界中を席巻するでしょう。日本でも、こうしたエコエコ詐欺ビジネスの怪しさにうすうす気づき始める人たちが増えてはいますが、不況を乗り越えるための戦略の一つとして、政府、経済界、マスコミが積極的にPRを続けています。

 その中でも、巨大風力発電プラント建設は、日本の電力供給システムのバランスを壊して化石燃料資源を浪費させるだけでなく、自然環境を破壊し、付近の住民には低周波・超低周波による健康被害を与えるという、極めて悪質でやっかいな代物です。

 最初に理解すべきことは、風力発電は、発電量を人間がコントロールできない発電システムだということです。
 地熱発電のように、一定の発電量を常時維持できるシステムなら、発電量が少なくても役に立ちます。その上に別の発電方式の電気を積み上げ、必要な量の電気を得ることができるからです。

 しかし、風力発電は、火力や貯水式水力のように、発電する時間帯や発電量をコントロールすることができません。30分先の発電量予測さえきちんとたちません。30分後に定格出力(Max)の電気が得られるのか、風がやんで発電量ゼロなのか分からないのです。

 電気が余っている夜間であっても、風が吹いて発電したときは強制的に全量買い取りさせて、風がやんで発電しなくなればそれっきり。他でまかなってね、という代物……これでは発電施設として役に立ちません。

 現実に、電気が最も不足する「サマーピーク」と呼ばれる真夏の午後1時から4時の時間帯には、ほとんどの風力発電所がまともに発電できていません。猛暑時には風が吹いていないからです。

 この根本的な欠陥を補うため、最近ではNAS電池という大型蓄電池を併設し、ウィンドタービンが発電した電気を一旦蓄電し、必要なときに取り出すという方法が採用されるようになりましたが、これはエネルギーロスが大きすぎて、かえって資源の無駄遣いになります。NAS電池は高温にした液体ナトリウムを使うため、もともと電池自体がエネルギーを必要とします。また、耐用年数が短いため、長期運用すればするほどエネルギーを使うことになります。エネルギー収支の悪さを無視して補助金を注ぎ込むか、果てしなく電気料金を値上げしていくかしない限り、使い続けることはできません。

 電力事業はいかに小さなエネルギー消費で大きなエネルギーを取り出すかという計算問題です。取り出せるエネルギーが注ぎ込むエネルギーより小さければ意味がありません。
 また、巨大風車の法定耐用年数は17年と短いものですが、実際には落雷や強風で簡単にブレード(羽根)がちぎれて飛散したり、中には、さしたる強風が吹いたわけでもないのにタワーが根元から倒壊するといったお粗末きわまりない事故が多発しています。メーカー保証(たいていは2年)が切れた後は修理も放棄されて、単なるオブジェとして建っている風車も増えています。それでも事業者は「風力発電は発電しなくてもよいのです。補助金をいただけるから建てるのです」と平気で言い放ち(三重県青山高原で風力発電を展開するシーテックの課長の言)、自治体も固定資産税の増収などを歓迎し、誘致する例が多いのです。

↑滝根小白井ウィンドファーム(福島県田村市といわき市にまたがる)の建設現場。風車の土台工事の様子

 電力供給系統を乱す、役に立たない代物に莫大な税金を注ぎ込むことは資源の無駄遣い以外のなにものでもありません。これだけでも困ったことですが、風力発電はさらに、重大な公害をもまき散らしています。

 すでに巨大風車が稼働している各地からは、悲惨な報告が次々に入ってきています。
 夜眠れず、やむなく車で風車から離れた場所まで移動して車中で寝ているという「風車難民」。苦労の末に手に入れた終の棲家を捨てて引っ越しせざるをえなくなった家族。毎日病院通いになり、希望がすっかり失われた生活。

 人間ばかりではなく、野生生物も逃げだしています。
 水俣病、薬害エイズ、薬害肝炎……過去の例を見ても、政府がようやく原因を認めたときには、多くの人命が失われた後でした。生き残っている人たちは、今なお毎日苦しい生活を強いられています。

 風車被害問題のやっかいなところは、風力発電は「国策」だということです。自治体の長が拒否姿勢を見せても、直接地元民に金を見せ、まとめ役の有力者を籠絡させる作戦も展開されます。

 また、「環境派」と呼ばれる人たちや市民運動グループの中にも、未だに風力発電がクリーンなエネルギー供給手段であるという刷り込みが消えず、積極的な誘致・応援活動をしている例がたくさん見受けられます。メディアも、どういう意図か、風力発電に関しては執拗に「推進すべきもの」として報道し続けています。さらには、日本を代表する多くの大企業が、「我が社は環境問題に取り組んでいます」というPRとして、風力発電に多額の援助をしています。こうした「風力発電の宗教化」が進むと、正しい判断力が奪われ、国民総ヒステリーのような現象が起きるのではないかと懸念します。

 このような状況の中、被害を直接受ける人たちは、なんの援護もないどころか、気の遠くなるような大きな力に押しつぶされ、孤立しながら、個人の生活権をかけて声をあげていくしかありません。

 National Wind Watch という、世界の風力発電問題を調査・リポートしているサイトには、様々な資料が紹介されています。ごく一部を紹介すれば、
コロンビア大学のニーナ・ピエールポン(Nina Pierpont)物理・医学博士による"Wind Turbine Noise Syndrome" (Pierpont, 2006)……「風車の継続的騒音は、不眠症、頭痛、めまい、極度の疲労、怒りっぽさ、集中力の欠如、ストレス、吐き気、種々の胃障害、耳鳴りを生じさせ、結果として慢性的な立腹症状を呈する」として、これらの症状を“Wind Turbine Syndrome”「風車発電症候群」と命名。サイトはこちら
フランス国立医学アカデミー(Chouard 2006)は、慢性的な騒音への暴露からの高血圧症と心臓血管の病気を含む潜在的な神経生物学上の反応を“chronic sound trauma”「慢性騒音精神的外傷」と命名。
カンザス立法府研究部門リポート(2007)では、風力発電ファームからの潜在的な健康被害について、「風力発電地帯から発生する低周波騒音(LFN)は、てんかんと癌をもたらす可能性がある」と警告。

マリアナ・アルベス・ペレイラ教授(ポルトガル ルソフォナ大学)は、VAD(Vibro-acoustic Disease「振動音響病」)と関連した徴候は、心臓血管の構造と細胞の構造の突然変異誘発性の変化をもたらすと報告(2004年、2007年)。

 低周波・超低周波を浴び続けることによる細胞の癌化促進やDNAに異常をきたす危険性さえも指摘されていますが、これらの研究報告は近年出てきたばかりで、一般にはほとんど知られていません。政府や事業者、風車受け入れをしている自治体などは、異口同音に「風車と健康被害の因果関係は証明されていない」「低周波を測定しても健康に影響を与えるようなレベルではない」といった説明に終始し、現実に悲惨な被害が出ているにもかかわらず、風車病の存在そのものを認めようとしません。

 国からの補助金が出ない、あるいは国策に反するような研究をやる学者は少なく、研究発表も阻害されがちです。風車病のメカニズムについて完全な解明を待っていれば、時間だけが過ぎ、そのときは取り返しがつかない被害になっているでしょう。

 こうした情報を伝えるメディアはほとんどありません。すでに海外で深刻になっている巨大風車による健康被害問題は知らされないまま、日本に巨大風車がどんどん持ち込まれています。

 日本における風力発電事業は、「エコイメージ」を前面に押し出し、不要なエネルギーを「風が吹いたときだけ」電力会社に高い値段で買い取らせるという、詐欺と押し売りを合体させた暴力経済行為です。税金を使ってエネルギーを無駄遣いするだけならまだしも(そういう詐欺的ビジネスや公共事業は他にもごまんとあります)、納税者の健康を奪い、命を縮める──被害者は自分の生活を奪われるために税金を納めなければならないという理不尽。

 最近では税金投入だけでは無理が出てきたため、グリーン電力証書などというとんでもない詐欺商売を通じて、日本を代表するような大企業を含めた企業やコープなどの団体から金を集め、巨大風車建設や運営を進めています。グリーン電力協賛企業には、「巨大風車ビジネスを後押しすることは、地雷を埋める寄付金を出しているのと変わらない」のだということに、早く気づいてほしいと心から願います。

 毎日、テレビをつければCO2を減らせ、温暖化防止だといったかけ声の嵐です。これだけ毎日同じことを言い続けられれば、まさかそれが嘘だとは思えなくなってくることは当然でしょう。

 風力発電=クリーンというイメージの刷り込みが非常に強いということは想像がつきますが、思考硬直にならず、ここで一旦立ち止まってみてほしいのです。昨今の新しい情報に触れ、「日本における風力発電の実態」をきちんと理解することから始めませんか。

 事実をひとつひとつ冷静に見直せば、風力発電は環境保全やエネルギー資源節約にとって、負の面が大きすぎる凶器であることが見えてきます。化石燃料の無駄遣いと自然破壊、健康被害押しつけによって官僚や一部企業が悪辣な金儲けをするのを応援するようなことは、もうやめてください。特に、イメージ戦略に子供を利用する手法は、人間として最も恥じるべき行為です。子供たち、そして野生動物や自然環境こそ、無理な風力発電事業に代表されるエコエコ詐欺最大の被害者なのですから。

 この状況を放置すると、日本は情報コントロールによるエネルギー浪費と自然破壊で壊滅的に国力を失います。

 すでに風力発電による健康被害などで人生をめちゃくちゃにされてしまっている人たちの貴重な報告や、似非エコビジネスの実態に関する論考、エッセイ、記録などをまとめてみました。

「風車病」とは何か、風力発電は使い物になるのか、日本各地で今何が起きているのか、行政はどう対応しているのか……マスメディアが伝えない様々な情報を、ぜひ一読してみてください。特に国民の健康と財産を守る立場にある行政機関のかたがたには、一度、先入観なしでここにある資料や報告を読んでいただきたく、お願い申し上げます。

 

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コメント
 
01. 2013年7月15日 10:12:04 : x4s8HgHXaU
一度発電を始めると出力調整が出来ず深夜も無駄な連力を発生し続ける原子力発電も全く同じだが、何か。

どんなことがらにもケチをつけることは簡単だ。

自然破壊で最大のものが原発稼働であってそれに比べればその他は問題外。


02. 2013年7月15日 15:34:08 : kzOeg2xJeQ
複数の水力 太陽 風力、等それらを上手に組み合わせて
既存の火力の負担を減らすのが目的なのに、あたかも単体で
それのみの発電でやろうかという印象を与えようとしているのが醜い

というか付近の住民って・・・


03. 2013年7月15日 17:04:13 : sOpl20ZT9A
強風の特異点という地域が日本には何箇所かある。日本海側の最上川沿いが有名だが、風の吹かない日の方が珍しいという場所だ。ここでは、なんぼでも風車で発電ができる。
じっさい、どんどん建っている。赤字なら建てないだろう。

ちなみに山形県は水力発電のメッカだ。1つだけある火力発電所は、仙台に送電している。県内だけなら、水力で十分間に合う。


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