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2013/7/12 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「河合塾」は中高一貫校経営に進出
予備校大手の河合塾が「中高一貫校」の経営に進出する。東京学園という中堅の私立高校と業務提携したうえで中学校を新設、4年後から新入生を迎える計画だ。少数の生徒を鍛え、東大はもちろん、米ハーバードなど海外の名門大を進学先に狙う進学校に育てるという。
果たしてうまくいくのか。
「河合塾には培った大学受験のノウハウとネットワークがある。全国から優秀な教師をヘッドハンティングできます。いきなりハーバードは難しいとしても、10年あればコンスタントに六大学の合格者を出すことができるでしょう。急成長校として注目を集めると思います」(教育問題に詳しいジャーナリストの島野清志氏)
もっとも、河合塾のプランは予備校業界が行き詰まっている裏返しだという。ピークの1992年に29万4000人いた浪人生は3分の1以下に減った。
しかも、予備校業界の危機は、浪人生の減少だけではないらしい。
「予備校を脅かしているのは“中高一貫校”が次々に誕生していることです。最近は、公立でも中高一貫校が増えている。必須の学習プログラムは5年間で終わらせ、残り1年は予備校的な受験指導に充てる。今年、私立の渋谷教育学園幕張、豊島岡女子などが過去30年で最高の東大合格者を出しました。予備校が不要になりつつあるのです」(島野清志氏)
だからどこも生き残りに必死だ。「東進ハイスクール」を運営するナガセは中学受験の四谷大塚を買収し、代ゼミを運営する高宮学園もSAPIXを買収した。「市進学院」の市進ホールディングスは老人ホーム事業に乗り出している。
河合塾は存在を脅かす中高一貫校とタッグを組む道を選択した。吉と出るか凶と出るか。
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