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2013/7/11 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
マックも吉野家もスシローも
外食チェーンで、値上げが相次いでいる。それも安くて満腹になる“デフレメニュー”ばかりだ。
ワンコインフードのパイオニア、マクドナルドの「100円マック」は、5月から120円に上がっている。
「同社の原田泳幸会長兼社長は、〈値段を下げたことで、商品価値も下がったことは反省点〉と、売り物にしてきた従来の低価格路線をあっさり否定し、高級路線に舵(かじ)を切ったのです」(経済アナリスト)
先月には、同社で最も値段の高いハンバーガー「クォーターパウンダーBLT」(520〜570円)を夏季限定で発売。ドリンクとフライドポテトを組み合わせたセット価格は830〜870円となり、ぜいたく品の域に入った。土曜限定の「1000円バーガー」シリーズも発売中だ。
デフレの代名詞である吉野家は、牛丼こそ値下げした。夏限定の鰻丼は30円値上げ。理由はウナギ価格の高騰だが、ライバル・すき家の「うな丼」(並盛り)は、前年同様780円で食べられる。
回転ずしも値上げだ。1皿全品105円の「あきんどスシロー」が、1皿189円のメニューをスタートさせた。同社は、景気回復ムードの先行で、少し高くてもおいしい方がいいという客が増えたと判断したという。ライバルの「かっぱ寿司」も近々、1皿94円から105円に値上げする予定だ。
替え玉発祥のラーメン店「元祖長浜屋」は、ラーメンが400円から500円に。原材料の輸入小麦や油が円安で大きく上がったためで、電気料金の引き上げや消費税の増税も織り込んだ。来春、消費税率が5%から8%になっても、再値上げはしない方針だという。
「外食チェーンは、原材料の高騰が重くのしかかるため、すぐにでも値上げしたいが、同業ライバルの出方を見守っていました。数社が先陣を切ったことで、これから秋にかけて、本格的な値上げラッシュが始まるでしょう。スシローのように、高級感のあるメニューで値上げを巧みに“カムフラージュ”するケースが増えそうです」(経済ジャーナリスト・溝上憲文氏)
サラリーマンの1日の昼食代は510円。しかし、4人に1人は250円以下しか使っていない(新生銀行調べ)。デフレメニューがなくなるのは痛い。
[店 名] [内 容]
マクドナルド 「100円マック」が120円に
吉野家 夏限定の鰻丼650円が680円に
元祖長浜屋 ラーメン400円が500円に
伝説のすた丼屋 すた丼並580円が630円に
かっぱ寿司 1皿94円を105円に値上げ予定
プロンット ドリンクレギュラーサイズ20円値上げなど
あきんどスシロー「全皿105円」に189円メニューを追加
幸楽苑 中華そば(304円)を一部店舗で販売中止
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