14. 2013年7月13日 10:13:31
: MxRrqvv8aM
墨染寺の蝉---7・13日 気になった情報▼時限爆弾は爆発する準備ができている 米国の自然発火に怯える世界経済 この夏、一部の者達が遠く離れたビーチ上で日光浴している間、三つの時限爆弾が刻々と作動し、世界の眼前で爆発する準備ができているという事実を考える時なのかもしれない。爆発するのを待って刻々と作動している三つの時限爆弾があるのだが、それらが爆発する場合には全てが同時に起こって世界中の波及効果を伴い、混沌とした状況を引き起こす。 @:時限爆弾第1号 EU全体に導入された緊縮政策の破滅的な影響は、加盟国にとって最悪の時に予算削減を実行してしまった可能性がある。 それによってもたらされた唯一の効果は、これらの国々の経済の更なる崩壊であり、経済成長の不足によって増加している失業率や更なる債務という結果に繋がったのである。 若者の失業率が25%を超えているというこれらの領域が優先事項である。 数々の施策が公的債務の削減に何の効果も無いという事に、市民達が気付くのに伴い、比較的早期に爆発へと繋がるであろう。 それは、広範囲に拡大した社会不安やデモ行動を意味する事になるのである。 これらの債務を免除して彼等を解放する事に権限を持つ者達が同意しない限り、爆弾は爆発するであろう。 しかし、恐らく、彼等が債務を免除してさえ、全ての国々が自分達の支払いについてのデフォルトを決定する事により、どこかの時点で更なる爆発が起きるであろう。 何れの方向に目を向けても、抜け出す道があるようには思えないのだ。 @:時限爆弾2号 現時点で欧州の銀行は1兆7千億の政府債券を彼等の帳簿上に有している。 銀行が苦境に陥った時には彼等を支えるべく常に国家が控えていてくれるので、彼等はこれらの債券を購入すべきだと確信していたのである。 しかし今、米国経済はゆっくりと量的緩和から乳離れしていくであろうと連銀のベン・バーナンキが述べて以来、米国の金利が上昇する可能性はかなり高いのである。 金利が上昇する場合、明らかに債券の価格は下落するのだ。米国における金利は上昇し、EUも追随する事が必要となるのである。 それは、過去数年間において大食漢の様に政府の債券という餌を与えられていた欧州の銀行に壊滅的な結果をもたらす事になるであろう。 更に、再び彼等を救済すべく欧州中央銀行は踏み込む事が必要になるであろう。 ドッカーン!。 @:時限爆弾3号 中国は全世界に対して三つ目の爆発になるのである。 影の銀行のスキャンダルに引き続き、中国における経済成長の減速と組み合わされた銀行の流動性の減少が起きたのである。 米国における金利が高い状態に維持された場合、それは新興国からの資本逃避という結果に繋がる事になり、彼等の経済成長を更に減速させる事にさえなり、そしてスパイラル状態となるので、これは更に悪化するかもしれないのだ。 もしも新興国が減速すれば、EUはその影響の矢面に立つ事になるであろう。 時限爆弾は刻々と作動しており、非常に近い将来のどこかの時点でそれらが爆発しそうに見えるというのも確かである。 (http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-662.html 抜粋) ▼金融緩和の縮小は2年ほど遅れる?5っの根拠 自然発火が迫る米FRB
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は10日、米インフレ率は依然低水準で、失業率は雇用情勢を誇張している可能性があるため、当面は金融緩和策を継続する、との方針を示した。(ロイター) 当面は金融緩和策を継続する?たしか先日は、金融緩和縮小の準備があるといった話だったが、それは単なる脅しだったのだろうか?米国が金融緩和縮小を簡単に実施することができない理由として、munknee.comは次の5つを挙げている。 1・失業率: 現在の米国の失業率は7.6%であり、目標となる6.5%には程遠い。非農業部門の就業者数は毎月約15万人という遅いペースで増えているだけでなく、増えている仕事のほとんどは賃金の低い仕事やパートタイムの職だ。 2・銀行の存続には低金利が必要: 今日、銀行が住宅ローンや他の個人向けローンで大きな利益を上げることができるのは低金利政策のお陰だ。 3・政府には低金利が必要: 以前は当たり前だった4%台に長期金利が上昇すると、政府は大幅な節約が必要となり、結果的に景気が大きく後退することになる。 4・ひ弱な経済の回復: 銀行は、タダ同然で入手できる連銀からの資金に頼りきっている。特に情勢が深刻なのはヨーロッパであり、ユーロ圏の銀行はECBからの資金が途絶えてしまえば存続できない。 5・長期金利の上昇は連銀のバランスシートに大きな打撃を与える: 長期金利が上昇すると連銀の保有する国債に大きな損が生じ、赤字財政支出の継続が難しくなる。 ・結論: 上記の理由で、連銀は金融緩和縮小を実施することはできない。先日のバーナンキ議長の発言は市場の反応をテストすることが目的であり、議長は現に長期金利上昇という結果を見ることができた。実際の金融緩和縮小は2年ほど延期されることだろう。 当面は金融緩和策を継続する、というバーナンキ議長の言葉で、金が3%近い上昇となった。マイク・シェドロック氏(シタカパシフィック・キャピタル)は、こう語っている。 そもそも、人々は連銀が金融緩和の縮小を本当にすると思ったのだろうか。とにかく、連銀は縮小を本気で考えていなかったことが分かった今日、★金は底を打ったと判断しても差し支えないだろうか? 残念ながら、それは私にも誰にも分からない。しかし、金に対する極めて悲観的な見方は、そろそろ終わることだろう。 (http://kabukeizainani.blogspot.jp/2013/07/blog-post_11.html
|