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ゴールドマンの危険な対日戦略
http://eagle-hit.com/a/post-4834.html
イーグルヒット管理者 (2013年7月11日 12:00)
これもロスチャイルド登場に連動した動きなのか。
ゴールドマン・サックスが日本で活動しはじめたようだ。
【ゴールドマン:日本で公募増資を積極提案−海外マネー関心高】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MPC4160UQVI901.html
ゴー ルドマン・サックスは、最近の市場の乱高下にもかかわらず海外投資家の日本株への投資意欲は引き続き旺盛だとして、今週から事業会社など日本企業の経営幹部と積極的に会い、公募増資など株式市場での資金調達を呼びかけていく方針だ。
ゴールドマン・サックス証券の伊藤真理資本市場本部共同本部長はブルームバーグ・ニュースの取材に応じ、先週米国とアジアの大手機関投資家を複数訪問したことを明らかにした。その上で、日本の株式市場が5、6月の波乱を経験した後でも、海外投資家の日本企業に対する関心は依然として高く、投資意欲が確認できたと述べた。
ブルームバーグ・データによれば2013年上期(1月−6月)の日本の新規株式公開(IPO)や公募増資の合計は2兆7000億円とアベノミクスの効果もあり前年同期比で5倍に拡大した。しかし、中国の経済や金融システム対するリスクへの警戒感から世界で株安が連鎖、日経平均株価も5月下旬から3週間で20%下落するなど、日本の発行体や証券会社の間では下期の見通しについて悲観論が広がっていた。
ゴールドマンの伊藤マネジングディレクターは1日のインタビューで、「日本は乱気流に取り込まれ視界不良だったが、海外機関投資家は日本に対してまだまだかなりコンストラクティブだ」と述べた。日本経済も政府や日銀の強力な後押しで上向いていくとみて、投資家の「アペタイトは十分にある。飛行状態がジェット気流に乗り安定すれば企業の公募増資などがアクティブになる可能性がある」と語った。
〔日本企業を訪問〕
伊藤マネジングディレクターは、先月27日、28日にシンガポールと香港を訪問、世界で
の運用資産が合計100兆円を超える米国やアジアのソブリン、ヘッジファンド、資産運用
会社など10社と面会。これを受け今週、株式市場での資金調達に関心のある日本企業15
社以上の経営幹部を訪問し、海外の投資家動向を報告するとともに、さらなる成長戦略を
描くための公募増資を積極的に提案し始めている。
ゴールドマンは日本企業の株式引き受けランキングで13年上期は3位。日本たばこ産
業 (JT)など7グローバル案件で主幹事などを務めた。トップは野村ホールディング
スで、2位には大和証券グループ本社がつけている。
〔成長に向けた資金調達〕
ゴールドマンは13年下期(7−12月)の日本でのIPOや公募増資について、M&A
(合併・買収)など成長に向けた日本企業の資金調達意欲が高いことから、昨年同期を上
回ると見通している。12年下期には日本航空(JAL)のIPOやANAホールディン
グス の大型公募増資などが複数あった。
国内広告最大手の電通は3日、国内外で公募増資などを実施して最大約1201億円を調
達すると発表した。英イージス・グループ買収に関する短期借り入れ約2000億円の一部
返済に充当するという。【ブルームバーグ 18:13】
参院選を控え、安倍政権を後押しする株式市場からの後押しにもうかがえるが、
公募増資による株価の希薄やM&Aの加速が想定されている。
これが順当に好況感に裏付けされていれば、企業側も問題はないであろうが、選挙後、株式市場の崩落局面を迎えれば、一転逆風に見舞われる恐れがある。
それ以上に、ゴールドマンの思惑は、記事中にあるように、アジアのソブリン、ヘッジファンド、資産運用会社など海外機関投資家をターゲットにしていることにある。
つまり、今回の新興国市場より逃避した資金の次なる投資先としてお膳立てしているのが、ゴールドマンの目論見であろう。
アジアの機関投資家は短期筋で知られている。また、中国ソブリン系、中国資本が入り込み、日本の上場企業の株式を多く取得していることも周知の事実でもある。
その意味から、公募増資によりさらに中国資本に乗っ取られていく危険性を占めている。すでに米国企業も乗っ取られ始めている。
さらに言えば、この事態を加速させるのが、中国のバブル崩壊であろう。
逃げた資金の受け皿として日本市場を用意しているわけである。
ひと頃よりなりを潜めた中国信用危機であるが、それは嵐の前の静けさといってもよいかもしれない。
ゴールドマンが中国商工銀行の全株式売却した矢先に中国のシャードーバンキング問題が露呈し、チャイナ・ショックを生んだが、今度は日本の株式の公募増資・IPOに積極的に加担することで、市場の潮目が再び変わるシグナルとなる可能性があろう・・・。
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