http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/748.html
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http://www.jl.jpn.org/news/detaile_20130704.html
<編集部からのコメント>
7月になりました。
消費税増税を来年4月に控え、マイホーム購入を検討されている方にとって気になるのが住宅ローン金利の動向ではないかと思いますが、今月は記者の予想に反し、住宅ローン金利は全般的にほんの少し上昇しました。
足元では長期金利などの市場金利は落ち着いているのですが、5月中旬に金利が急上昇したため、「平均金利」で見ると、5月より6月の方が高く、その分、7月の住宅ローン金利は上昇してしまった、ということですかね。
上記の通り上昇幅はわずかではありますが、上昇は上昇です。これで3ヶ月連続の住宅ローン金利上昇となり、さらに住宅購入意欲が加速している方も少なくないのかもしれません。
記者としては、それほど焦る必要はないのでは、と思ったりもしますが、ただ足元の長期金利は上記の通り落ち着いているものの、国内景気の回復や、物価上昇の兆し、アメリカの金利上昇など、金利上昇要因がジワジワ増えてきているのも事実です。
デフレが浸透している日本では、仮に金利が上昇したとしてもしれているわけですが、とは言いつつ相対的に金利が低い間に検討を進めておくことはメリットが多そうですね。市場金利の動向もチェックしながら、着実に住宅ローンの比較・検討を進めていただければと思います。
ちなみに住宅ローン金利と関係の深い長期金利の推移はこのようになっています。今のところは0.8%台で安定しています。
さて、このように住宅ローン金利が少しずつ上昇する中で、住宅ローンや住宅購入を検討されている方の「金利先高観」も当然、上昇していると思いますが、旭化成ホームズが2013年5月30日〜31日に、全国30歳以上の既婚者858名を対象に、「消費税増税前の消費意識に対するアベノミクスの影響」と題し、インターネット調査を実施したようですので、その結果のいくつかをご紹介したいと思います。
まず「アベノミクスの金融緩和により、住宅ローン金利は、今後どうなって行くと思うか」という質問に対しては以下のような回答結果になっています。
「上がっていくと思う」が33.0%、「少しずつ上がっていくと思う」が50.3%となっており、つまり8割を超える人が今後、住宅ローン金利は上昇していくと考えている、とのことですね。
また、こうした金利観に基づき、「金利上昇気配を感じるので、早めに新築住宅を購入しておきたいか」という質問に対してはこのようになっています。
「そう思う」が21.2%、「ややそう思う」が41.0%ということで6割を超える人が、多かれ少なかれ、金利上昇懸念が後押しとなって新築住宅の購入意欲が増しているということですね。
ただ、裏返せば4割近い人が「そう思わない」という否定的な回答となっている点は気になるところです。金利上昇懸念の影響を受けない、ということなのか、それとも新築住宅は検討していない、ということなのかどちらなのでしょうね!?
恐らくどちらの回答もそれなりに含まれているのではないかと思いますが・・・。
とは言いつつ全体的には、住宅ローン金利の上昇を予想し、早めに新築住宅を購入しておきたいと思う人の方が多数派ということですね。参考になさってください。
ちなみに同調査では住宅ローンに関わるものとして、以下のような回答結果が発表されていましたのでご案内したいと思います。まず、購入を予定している新築住宅の想定金額の分布は以下の通りです。
ボリュームゾーンとしては「3,000万円台」を中心に、2000万円台〜4000万円台の間、ということですね。この3つの階層で7割程度のシェアとなります。
アベノミクス効果で「億ション」が飛ぶように売れているようですが、少なくともこの回答結果では3〜4%という感じです。
次に気になるのが頭金=自己資金の割合ですが、年齢別に見るとこういう分布になっているようです。
12月に実施された前回調査より全般的に少し低下気味なのはご愛嬌ですが、それでも結構・・・高めですね!30代平均でも20%を超えていますし、40代平均なら30%を超えてきます。堅実ですねぇ。
頭金ゼロで住宅を購入している人の話をチラホラ聞きますが、少なくともこのアンケート結果を見る限りにおいてはそうした「江戸っ子」は都市伝説に近いようです。
もちろん、贈与や相続などにより、自己資金100%の人が一定層いて、そうした方々の回答が全体の平均値を押し上げた可能性は無きにしもあらずですが・・・。
甘い資金計画で住宅ローンを借りようとされている方は今一度、自己資金の準備について検討された方がいいのかもしれませんね。
もちろん自己資金が増えれば増えるほど、審査に通りやすくなりますし、金利も下がる傾向にありますし、支払い利息も、住宅ローン借入期間も少なくてすみます。つまり良いことだらけで、悪いことは1つもないのですね。
こちらも参考になさってください。
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