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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4487766.html
日本の景気は回復しているとして日銀短観は一面トップで大きく報じられていますが、自動車販売は異様な様相を示しています。
6月の新車販売台数 266,913台(一年前 317,152台)
一年前に比べ50,239台、率にして15.8%も減少しているのです。
<詳細>
普通乗用車 116,371台(一年前 131,502台)
小型乗用車 116,805台(一年前 151,302台)
合計 233,176台(一年前 282,804台)
普通貨物車 11,698台(一年前 12,181台)
小型貨物車 21,265台(一年前 21,160台)
合計 32,963台(一年前 33,341台)
バス 774台 (一年前 1007台)
合計 266,913台(一年前 317,152台)
普通自動車だけを見ますと一年前に比べ減少率は17.5%にも達します。
この1−6月期を見れば減少率は11.6%ですので、ここにきて落ち込み方が激しくなってきているのがわかります。
軽自動車が売れているのは確かですが、それでも1−6月期では−1.8%であり、こちらも減少しているのです。
今日の日経ではこの「事実」をさらっと流して報じていましたが、本来ならもっと詳細に報じるべきだと言えます。
しかも、減少率を大きく8%減と報じていました。
本来なら6月の普通自動車販売台数が17.5%急減したと大々的に報じ、危機を伝えるべきなのです。
統計をどの方向から分析するかによって見方は180度違いますが、最近の報道の仕方はいささか疑問が多い発表となっていると言えます。
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