http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/695.html
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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4487169.html
日銀短観の本当の見方はマスコミでは一切報じられません。
まず統計の基礎をご覧にいれます。
調査対象(10.623社)
大企業 2301社
中堅企業 2901社
中小企業 5421社
≪全規模ベース≫
2013年3月 −8
2013年6月 −2
全規模ベースでは、いまだにマイナスになっているのがわかります。
マスコミではプラスになったと大々的に報じていますが、日本全体ではいまだに−2と悪化している姿があるのです。
そこで詳細です。
≪大企業≫
製造業 2013年3月 −8
2013年6月 +4
非製造業 2013年3月 +6
2013年6月 +12
≪中堅企業≫
製造業 2013年3月 −14
2013年6月 −4
非製造業 2013年3月 +4
2013年6月 +7
≪中小企業≫
製造業 2013年3月 −19
2013年6月 −14
非製造業 2013年3月 −8
2013年6月 −4
これを見れば、大企業は<好調>、中堅企業は<まだら模様>、中小企業は<全滅>という姿が見えてきますし、日本全体ではいまだマイナスになっていると言えます。
そして製造業を取り出しますと以下のようになります。
大企業 +4
中堅企業 −4
中小企業 −14
日本の製造業では中小企業が圧倒的に多く、中堅企業も含め、いまだに厳しい状況にあると言えるのです。
今回の日銀短観を見て「景気は回復している」という専門家がいれば、それは本当に上記の日銀短観を見ていないと言えます。
政府の大本営発表をそのまま引用していると言えるからです。
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