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昨日の日経新聞朝刊を読まれて、どれだけのサラリーマンが、『自分は恵まれている』と思ったでしょうか?
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<法曹誤算 新人弁護士 見えぬ将来>
ここが弁護士事務所だと言われれば、確かに机の上に模範六法や判例集が並んでいる。
だが、部屋の真ん中にはこたつ、カーテンレールには洗濯物がぶら下がり、隣室には布団が敷きっぱなしになっている。
東京都の新人弁護士の男性(34歳)は3月に弁護士登録してすぐ独立開業し、アパートの2DKの自宅を事務所とした。
いわゆ即独、宅弁(自宅開業の弁護士)の一人だ。
司法試験予備校の教材作成などで何とか月約30万円の収入を確保し、
『弁護士として生きていくことはほぼ諦めた』とため息をつく。
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できれば雇ってあげたいけれど、現状では「無理」と言われた。
今春、弁護士登録した埼玉県の男性(31歳)は、法科大学院の教官だった弁護士の事務所で「ノキ弁」として働く道を選んだ。
事務所の机や電話は使わせてもらえるが、給料はない。
事務所の配慮で回してもらう案件と、父親のツテで得た中小企業の顧問の仕事で月の手取りは月約25万円。
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国選弁護の仕事のリストをチェックしにきた弁護士2年目の男性(34歳)は「国選弁護をもっと受任したいが、競争率が高く期待できない。5年後には廃業し、別業種に転職していると思う。」
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今、弁護士や税理士で年収300万円もいかない層が急増しているとも言われていますが、専門職でありながら能力を発揮できない中堅の専門家が増えています。
勿論、弁護士でも能力のない弁護士も多いのも事実ですが、ところが、中にはそれはやり手で、物凄い能力を発揮する弁護士もおり、先日お目に掛かりました日本3大弁護士事務所の最高幹部の弁護士先生は、立居振り舞いや話し方もそれは洗練されており、「これぞ弁護士」という先生で、事務所もそれは立派で(霞が関ビル)、まさにこれぞ【弁護士事務所】という感じでした。
今後、国際展開等の為もあり顧問就任をお願いすることになっており、エリート弁護士集団に守られながら事業が進められます。
どのような分野でもそうですが、本当の専門家は素晴らしい知識を持ち、しっかりした事務所を持ち、服装もきっちりしています。
ここでも《勝ち組弁護士》と《負け組弁護士》に分かれますが、ボーナスもなく月25万円の収入しか得られない弁護士もいるという事実をサラリーマンはもっと認識するべきだと言えます。
資格もないサラリーマンが一生懸命勉強した弁護士より収入が多い事例があるのです。
それにしましても、今回の報道は下流社会に突入しています日本社会を象徴しているような報道だと言えます。
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