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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00000500-fsi-bus_all
リクルートジョブズの平賀充記ジョブズリサーチセンター長(写真:フジサンケイビジネスアイ)
店舗運営の主力となるアルバイトの人手不足に直面する外食産業。コンビニエンスストアやショッピングセンターが出店攻勢を強める中、各社は人材の有効活用や、働きやすい職場環境づくりを急いでいる。人材確保に向けて、企業側に求められることは何なのか。リクルートジョブズ・平賀充記ジョブズリサーチセンター長に話を聞いた。
−−外食産業のアルバイト人材が不足している
「ショッピングセンターやコンビニエンスストアの出店増も大きいが、少子高齢化の影響でフード系のアルバイトを支えていた若者労働力そのものが減少気味という側面が見逃せない。総務省の労働力調査でも30年前と比べて、15〜24歳までの労働力人口全体に占める割合は低下し、逆に45歳以上の割合が上昇している」
−−需要増だけではなく供給側の問題もあるか
「フード系はメジャーなアルバイト先の一つだが、若者のライフスタイルの変化が影響しているようだ。仮説ではあるが、コミュニケーション能力の低下で、接客業を敬遠する傾向もあるかもしれない。当社が昨年、実施したインタビューの中で、飲食店のアルバイトには『必ず下見をする』という回答があった。実際にその店で食事をしながら、どのくらい忙しいかとか、店長の人柄などを見てから決めるらしい」
−−コンビニなどの出店増の影響は大きいか
「アルバイト先を決める際に、親近感は影響する。その点で、コンビニは若者の生活に深く根付いているというだけではなく、自宅に近いことも多いことが応募のハードルを下げている。アルバイト先でカフェなどの人気が高いのも同じ理屈といえる」
−−人材確保に向けて、企業側に求められることは
「ただ時給を上げるだけでなく、アルバイトが、『ここで働けば、自分のキャリアになる』と思える職場であることが必要だ。先ほどのコミュニケーションの話ともつながるが、アルバイトに対して、きちんと目をかける取り組みも求められる」
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