http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/557.html
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バーナンキ氏は、自分の発言に反応して投機活動に躊躇心が湧き起こったことで、してやったりと思っているだろう。
バーナンキ氏は、米国の景気が回復したら量的金融緩和政策を終わりに向かわせると、従来からの発言を繰り返しただけなのに、多くの投機家が瞬く間に反応するから面白い。
FRBは、実体経済が思わしくないなかで進む金融緩和政策にのった株式市場の活況や家計所得の伸びとかけ離れた住宅価格の急上昇に“チェック”を入れたかったのであろう。
株式市場はともかく、長期金利の上昇は、米国債に絶好の買い機会を与えているようだ。
ほぼ金融緩和政策だけに依存していると言える米国経済の実状を考えたら、出口に向かうと考えるより、QE4・QE5と続くと考えたほうがいいように思える。
韓国は、円安に“危惧”をぶつけていたが、ウォン安に向かっている今、喜んでいるのだろうか?サムソンはあまり喜んでいないだろう。
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外国人投資家の資金 韓国市場から流出始まる
2013/06/21 11:07 KST
【ソウル聯合ニュース】米国の量的緩和政策の後、韓国に流入した外国人投資家の投資額が300兆ウォン(約25兆円)に達することが分かった。このうち米国からは約114兆ウォンが入ってきている。ただ、米国が量的緩和の縮小を打ち出してからは資金の流出が進んでおり、今後の展開次第では外国人投資家の資金の急流出が懸念されている。
金融監督院によると、外国人投資家の韓国内での上場株式と債券の保有額は08年末に208兆2000億ウォンだったが、今年5月末には512兆7000億ウォンに増加した。
米国は08年11月から量的緩和を始めた。10年11月に「量的緩和第2弾」、昨年9月に「量的緩和第3弾」を実施。これを受け、米国などの先進国から莫大(ばくだい)な資金が韓国を含む新興国市場に流れた。
2008年に起こった世界金融危機の際には外国人投資家が156兆ウォンを韓国の株式・債券市場から引き上げた。その後、韓国市場における外国人投資家による株式・債券保有額は08年末に208兆2000億ウォンとなり、09年末には352兆ウォンに増加。その後も増え続け、量的緩和第3弾が実施された後の昨年末には500兆ウォンを超えた。
しかし先月22日に米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的緩和の縮小可能性に初めて言及してから、新興国市場から少しずつ資金が入出し始めた。韓国市場で外国人投資家が保有する株式・債券の額(先月末時点)は512兆7000億ウォンだったが、今月19日には482兆ウォンまで減少した。
韓国株式市場で外国人投資家の資金が占める割合は30%を超える。このため資金の引き上げ現象が続けば、株式市場は大きく動揺する。サムスン電子株の外国人保有比率は今月初めの49.2%から19日は48.1%に低下。現代自動車株の外国人保有率も43.6%から42.5%に下落している。
sarangni@yna.co.kr
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/06/21/0200000000AJP20130621000900882.HTML
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