日本　阿修羅(赤かぶ) の意図通りに反応しない金融市場　(笑い)

2日間の米連邦公開市場委員会（FOMC）を前に、市場やエコノミストらは量的緩和からの出口戦略が緩やかで安定的なものになることを期待している。それですべてが解決するはずだからである。ところが、そんなことはない。

　「……緩和策がゆっくりと縮小していくと、前回以上ではないにせよ、それと同等の大きさの信用・資産バブルが形成されてしてしまうリスクがある。経済の本当の安定を追い求めることで、またしても金融の不安定を招いてしまいそうだ。したがって、FRBの量的緩和とゼロ金利政策からの脱却は危険なものになるだろう。脱却のスピードが速すぎると実体経済が崩壊してしまうし、それが遅すぎると、まずは巨大なバブルが形成され、次に金融システムの崩壊が起こる」

浜教授のアホノミック論は、パーナンキ量的緩和と黒田緩和が「森と木」ごとく相関する、そのダイナミズムをネグレクトしたものである。次にくるのは、黒田バブル崩壊ではなく、世界金融システムの崩壊が起こることに無学なのである。

「すべてウソだ」というのも間違い

金融緩和はゼロ金利下では期待に働きかけることしかできないから
単にメリットとデメリットがあるというだけのこと

これも良くある間違いだが

QEだけでは財政破綻は起こらない

財政支出や増税の方が影響は大きい

均衡財政にして日銀が全て既発債を買い取ってしまえば、破綻は起こりようがないということだ

あれだけアホだとはな〜呆れたわ。
自民党は、民主党より嘘つきだな〜。

もちろん、当面は必要ない

ただ現時点でも日銀は毎月7兆円以上（国債発行額の7割）を吸収し、場合によっては、それを増やす計画だ

実質的な財政ファイナンスと言っていい

１）デフレ脱却できないという批判（浜など）
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130611-00000000-pseven-bus_all

こちらは、過去の経験から言っているのだが、これは途中で財政支出を絞り
引き締めに転じていることから生じた間違い

実際に、際限なくQEと財政支出を行えば、必ずインフレになる
（そうでなければ無税国家が可能ということになる）

１）金利高騰、円安、際限ないインフレになるという批判

こちらは、ある程度、正しい批判だ

ただし、十分な財政支出なしの単なるQEのみではインフレにはならないし
財政支出であっても、GDPの成長率以下に抑えられ、かつ、バラマクのではなく、
その対象が、供給力の強化に向けられる場合は、当然、高インフレにはならない

（実際、高インフレにして、わざわざ低所得層の生活を破綻させる必要もない）

そのためには、規制緩和や社会保障改革などの、構造改革が必要

ただ残念ながら、急速な改革は日本では、期待できないし、するべきでもないだろう

別に自民党や民主党のせいではない

農業だけでなく、日本国民のマジョリティが、既得権者であり、それを望んでいないからだ

田中角栄の時に高度成長が終わったのも同じ理由

民主主義国家を安定させるための格差是正の再分配政策（地方や低生産性産業、貧困層へのバラマキ）が強化されれば、
生産性が相対的に低下していくのは必然の結果ということだ

まあ、経済的な豊かさが全てではないし、国家全体として、世界の中で相対的に貧困化していくのは、諦めるしかないだろう

いや、相対的な貧困化といっても、日本では

まだまだ、働かなくても食べて行ける世の中は続く

ただし生活保護の老人にすら世界最高水準の高度医療を保障する贅沢は、そろそろ限界だろう」