04. 2013年6月21日 08:44:28
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■待ち受ける大量殺戮・・急騰前の金を買いなさい (阿修羅が池の鯉さん!お別れのパン屑です!) http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-641.html「Gxx」という名の会議が開催される度に、租税回避に勤しむグローバル企業や、投機的なホット・マネーを動的に移動するヘッジ・ファンドの思惑に対して「Gxxの首脳達」が無力になりつつある事を曝け出している様に感じます。 今回も当たり障りの無い(実質的な価値の無い)首脳声明を発表してG8会議が閉幕しました。 帰路に着く各国の首脳達は、これから迎えるかもしれない乱気流に備え、シートベルトを締め直しているのでしょうか?。 Biggest Bond Bubble In History Is Turning Into Carnage ★史上最大の債権バブルは大量殺戮へと変わりつつある 「私達は、意図的に史上最大の債権バブルを吹き飛ばしたのです。」と、バンク・オブ・イングランドの金融安定化局のエグゼクティブ・ダイレクターであるアンディ・ハルデインが先週にロンドンで議会のメンバーへ告白したのである。 そのバブルの崩壊は、「激しく」感じたリスクであったと彼は警告したのだ。 既に「その色合い」があったのである。 そして、「世界的な金融の安定性にとっての最大のリスク」として、「政府債券の利回りにおける無秩序な反転」を彼は見たのである。 そして、ハルデインが古典的な英国風のユーモアで、言うなれば控えめという形で表現した「その色合い」は至る所で見受けられるのだ。 10年物財務省債券は、FRB の全能と慈悲の後光に目が眩んだ一部の貧しい魂達が1.3%という非常に僅かな利回りでそれらを購入した昨年7月に、その歴史的な台座から蹴り落とされたのである。 彼等にとって、それ以降は冷や水のシャワーとなったのだ。 国債が下落し、利回りは時折思い出した様に上方へ蛇行したのである。 5月初旬に1.88%から急上昇した後、それは先週の木曜日に2.29%に達し - それから2.19%へ戻ったのである。 現在、他の長期利率も引きずりながら10年物米国債の利回りが4%か更には5%というもっと普通の水準へ戻ろうとしていたならば、一体何が起きていたのだろうかと、投資家達は大声で疑問を発しているのだ。 彼等は何が起きるのかを知っている:大量殺戮だ!。 憤慨した外国人達による米国債の大量投棄は既に始まったのだ。 民間の外国人達は4月に、市場最高となる$308億の米国債を投げ捨てたのである。 公的な保有者達は、2008年11月以降で最高となる$237億の長期債を、そして$301億の短期債を処分したのだ。 売り、売り、売り!。 債権ファンドの履行者達は恐怖と強い嫌悪を語った:6月12日までの1週間、投資家達は米国債ファンドから史上2番目の大きさとなる$145億を引き出し、前の週の$125億という、それまでの2番目の大きさの流出を打ち負かしたのである。 それらの流出は、混沌が金融市場に降りかかって来た事による2008年10月のそれに対してのみ劣っているのだ。 2週間で$270億だ!。 厳密に述べるならば、30年物固定金利債券利回りは5月初めの3.59%から先週の4.15%へジャンプしたのである。 銀行が何十億ドルもの手数料という上澄みを掬(すく)い取った住宅ローン借り換えバブルは破裂しつつある - その指標は5月初旬以降36%急落したのだ。 しかし、賃貸に出せるかもしれないと願いつつ[それは難しいという事が明らかになった...此処に私の見解がある:住宅バブルII:しかし、今回は違う]、プライベート・エクイティ・ファンドや投資家達が一戸建て住宅を貪った為、住宅価格は上昇したのである。 これらの法外な価格は、今や上昇する住宅ローン金利と - そして、可能な間にホット・マネーが空家を投げ売りするかもしれないという可能性と衝突しているのである。 そいつは、醜い原動力のクソったれとなるであろう。 質の悪い債務においては、大量殺戮は特に厄介であった - それは丁度始まったばかりなのだが。 逆上した投資家達は、FRB がその無限の叡智を用いながら至る所で彼等から奪った利回りを追いかけ、一部は5%を下回るジャンク債に没頭したのであるが、これらの債権は不運な保有者達に対して比較的に高いデフォルト及び元本喪失の確率を約束したのである。 バブルの不合理な大きさは非常に甚だしい為、金融機関がジャンク債を積み上げていた事も理由の一部として、それを引き起こした FRB の当局者達でさえ懸念し始めているのだ。 しかし5月9日に、パーティーは止まり、歯軋(ぎし)りが始まったのである。 バンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチの高利回りインデックスが金曜日までに5.24%から6.44%へジャンプし、ジャンク債は急落して利回りが急上昇したのである。[彼等にとっての更なるダメージがどれ程になるかという事に関する私の見解...大きく膨らんだジャンク債バブルが破裂する日] 新興国市場の債務、特に、嘗てはドルに対する確実な賭けとして誇大宣伝されたものの現在急落しつつある現地通貨で事業を行い、利益を(もしあれば)得ていた企業によって発行されたドル及びユーロの債権も屠殺されたのである。 誇大宣伝は瞬く間に死滅した。 今や、これらの企業は、彼等の債務を支払う為に弱くなりつつある現地通貨を更に用いるという、克服し難い課題に直面しているのだ。 デフォルトが起きるだろう。 何十億もが煙となって消えていくであろう。 それを見越し、新興国市場の債権は先週、史上3番目の大きさとなる$90億の償還に見舞われたのである。 そして、それも又、未だ始まりに過ぎないのだ。 一つの言葉が全ての原因である。 毎月$850億という額で継続している、自らの度を越したマネー印刷及び債券購入による計り知れない量の与信に対し、FRB は類の無い業績を達成した:経済及び事業の無様なファンダメンタルズから遠ざけて、FRB が次に何をするのかという事へ金融市場の焦点を移したのである。 それは魔力の様に何年間も機能した。 しかし今、FRB が次に何を行うのかという事は、面白く無い響きを持つ一つの言葉へと煮詰められてきたのだ:「先細り(taper)」。 FRB が彼等の暴食を「先細らせる」かもしれないという単なる可能性は、人類が生み出したものの中で最も狂気的な与信のバブルを突き刺したのである。 「無秩序な」暴発は一部の大手銀行を引き倒すかもしれず、ハルデインが述べた様に、「世界的な金融の安定性にとっての最大のリスク」を課す事になるかもしれないのである。 そして現在 FRB は、如何なる銀行を引き倒す事も無く、如何にして彼等の無謀な実験から抜け出すかという事を計算しようと試みているのだ:更なる救済はもっと恥ずべき事となるであろう。 投資家達は注意した。 シートベルトはきつく締められ、カチッという音を世界中で聞く事ができる。 用心深く強気なアメリカ国内の投資家達の心理により、過去数ヶ月間 S&P500 が更なる高さへと上昇し続けた一方、ボラティリティ(変動性)が巨大に増加したのだ;そして新興国市場は、大きな損失を伴う打撃を受けたのである。 これを読んで欲しい...投資家達の心理は世界中で崩れつつある - 次はアメリカだろうか?。 ★「急騰前の金を買いなさい」。 亀井幸一郎新著も薦めます! 本のタイトルがちょっとばかり刺激的でねぇ。。出版社の意向なんだろうけど。「急騰前の金を買いなさい」。だけど、内容は非常に濃い良書。長期スパンで金に興味ある人には熟読を薦めます。
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