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【政府が発表しない日本経済の実態】§34-4. 正社員の「天下り」が加速
http://eagle-hit.com/a/34-4.html
イーグルヒット管理者 (2013年6月20日 20:00)
※本コーナーは、政府・大手マスコミメディアが発表しない日本経済の実態についての取材を基に構成されたドキュメントレポートである。
§34.緊急座談会
『転職もできない!再就職もできない!』
〜中高年の暗黒時代到来! 失業したら最後、もう居場所がない〜
4. 正社員の「天下り」が加速
不本意な生き方をせざるを得なくなった怒れる中高年の声を代弁するべく、3名の匿名中高年代表による、イーグルヒット主催の緊急座談会の続報である。
匿名パネラー3名の横顔は、次の通り。
A氏;50歳代 元ITプログラマー。2年前から失業中。住所不定
B氏;48歳 派遣社員だが、改正高齢者雇用安定法が施行された今年4月から派遣先が決まらない事実上の失業中
C氏;50歳代 某建設会社で正社員として勤務中。だが事実上の社内失業状態)
―― 前回、Cさんから改正高齢者雇用安定法の施行は、その網に入らない事実上のホロコースト、経済的餓死を目的とした収容所送りというご指摘がありました。
B 氏「私みたいな派遣切りにあった中高年は今後、定年延長高齢者のポスト確保の犠牲になり、派遣で働くのが難しくなるでしょうね。仲間の間では、こんな話をよくしています。結局、4月の法改正施行のタイミングに正規雇用か非正規雇用かどうかで大きく明暗が分かれました。非正規雇用の人たちは正規雇用の人たちの雇用維持のために、首を切られる。理不尽ですが、そもそも非正規雇用とはそういうものだと痛感させられました」
A氏「われわれのような失業中の人間はもう、いわゆる大手企業への転職はほぼ絶望的でしょう。なぜなら、大手企業はグループ会社を数多く持っている。65歳まで、本部の定年延長のサラリーマンの雇用維持を優先するだろうから、傘下の子会社は今後、そうした本部の60歳以上の定年延長組がどんどん天下ってくる」
C氏「ああ、うちの会社はもうそれが始まっていますよ。派遣やパートで月収15万前後でぎりぎりの生活をしていた人たちの多くが、そうした定年延長の天下りの犠牲になって、辞めさせられています。私なんかも正社員とはいえ、社内失業状態。そうした派遣やパートの人たちの首切りが落ち着いたら、雇用調整のターゲットになるのではないか、と思っています」
―― そういう事実をもっと大マスコミは報じてほしいですね。日本人の多くは、定年延長で多くの中高年の雇用が守られると勘違いしている。
B氏「実際、定年延長されたとはいえ、月収が半分以下なら、身分が正社員というだけで、アルバイトやパートの収入と変わらない」
―― Bさん、それはどういうことですか?
(続く)
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