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イーグルヒット管理者 (2013年6月19日 22:00)
家計の金融資産1571兆円、株高・円安で過去最高に迫る
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95I00120130619
日銀が19日に公表した2013年1─3月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は3月末時点で前年比3.6%増の1571兆円となった。株高・円安の進行で保有資産の時価評価額が膨らんだことを背景に、年度末ベースで過去2番目の規模に拡大した。ただ、企業を含め、現預金など手元流動性を積み増す動きが継続しており、民間の投資行動自体に大きな変化はみられていない。
3月末の家計の金融資産残高1571兆円は、年度末ベースで2006年度の1577兆円に次ぐ規模。株高・円安の進行によって保有する株式や外貨建て資産の時価評価額が膨らんだことが背景。3月末の家計の投資信託残高は71兆円と前年に比べて20.1%増加、株式・出資金は124兆円と同17.0%増となった。外貨預金や外貨建投信など外貨建資産の残高は37.9兆円となり、同2.4兆円増加している。
もっとも、投資行動自体に大きな変化はみられていない。家計の金融資産の過半を占める現金・預金は同1.8%増の848兆円と年度末ベースで過去最高を更新。投資信託や株式・出資金が増加した要因をみても、多くが保有資産の時価評価額の増加によるもので、新たに資金を振り向ける動きが主導しているわけではない。企業も現金・預金の残高が同5.8%増の225兆円と過去最高を更新しており、民間の運用姿勢は、流動性の高い資産の選好が継続している。
一方、地方公共団体を含めた一般政府の負債は1121兆円で、財融債などを含めた国債発行残高は969兆円といずれも過去最高を更新した。国債の保有者別の内訳では、銀行や保険会社など金融仲介機関が633兆円と全体の65.3%を保有。国債の大量買い入れを通じて金融緩和強化を進める日銀の保有残高が128兆円と同43.8%増となった。近年、日本国債の保有を拡大している海外は同6.5%増の82兆円となり、保有比率は8.4%と年度末ベースで過去最高を更新した。【ロイター 11:43】
なんのことはない。"アベバブル相場"で含み益が増えただけであり、バブルが弾ければ元の木阿弥である。他に投資すべき対象がいまだになく、現預金が依然として続いているのだから、デフレ経済である。
いや、デフレ下のインフレ=スタグフレーションが始まっているのだ。
資産バブルが弾けたところで、インフレはさらに"悪性インフレ"と高進し、
実体経済は悪化、私たちの生活は一段と苦しくなるのである。
そして、金融市場という戦場では、国債を買い続ける日銀と外資との戦いが、膨大な債務を背景に繰り広げられることになり、やがて国債は紙くず同然となろう。
まさに、金融戦争という戦時通貨が国債という"軍票"であり、敗戦とともに価値を失なうという歴史を繰り返すのである・・・。
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