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2013/6/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
プロはこう読む
日経平均が1143円暴落した“5・23ショック”以降、株式市場は鉄火場と化している。ボラティリティー(変動率)の高さは異常で、個人投資家は「先が読めない」と頭を抱え込んでいる。そこで、プロはどこを見ているか。何が「売り」「買い」のサインになるのか。それを見極め、動けば怖くない!?
【ケース(1)反転】1万6000円奪回へ
まずは楽観シナリオから。
「先週末の14日、テクニカル分析のひとつ、騰落レシオで株価反転の合図が出ました。この指標は120を超えると割高、70を切ると割安です。14日は約1年ぶりに70を切り、買いシグナルが点灯しました。いまは底値圏だということです」(株式評論家の倉多慎之助氏)
きのう(17日)日経平均が350円近く上昇した理由がコレだといわれるが、今後も株高が続くには、いくつかの条件がある。
「今月19日(日本時間20日未明)に開かれる米FOMC(連邦公開市場委員会)を受け、為替がどう動くかがポイントです。円安に振れれば、日本株にはプラスとなります」(第一生命経済研究所の熊野英生氏)
1ドル=100円に近づく円安になれば、株価は急騰する可能性がある。
「テクニカル分析的には日経平均が1万3760円を超えると上昇ムードが鮮明になり、年初来高値の1万5942円も見えてくる」(市場関係者)
だが、上昇基調が続くかどうかは参院選の結果次第だ。
「市場は、安倍政権の主軸が経済から離れることを警戒しています。参院選で自民党が圧勝すると、主軸がズレる可能性がある。だから“ほどほどの勝ち”が最も歓迎されるでしょう」(熊野英生氏) 自公で過半数という“ほどほどの勝ち”だと、「秋口から年末にかけて1万6000円を試す」(松井証券の窪田朋一郎マーケットアナリスト)展開になる。
【ケース(2)暴落】1万円割れ
暴落シナリオもくすぶる。最大の懸念は円高だ。
「90円を突破するような超円高に逆戻りしたら、株価も大崩れします」(株式アナリストの櫻井英明氏)
テクニカル分析的には1万2250円が分岐点となる。「ここを下回ると、次の目安は1万1365円」(三井住友銀行チーフストラテジストの宇野大介氏)。その次は、恐怖の1万円割れだ。
安倍政権が参院選で圧勝し、自公で3分の2議席を確保すると、「憲法改正がチラつくので、経済政策はおろそかになりかねない」(証券アナリスト)という見方もある。
安倍首相の政権ブン投げも1万円割れのサインになる。
超円高、自民圧勝、安倍退陣が1万円割れのサインだ。
【ケース(3)一進一退】乱高下継続
これがもっともやっかいだ。大荒れ相場は終わらず、個人投資家も動きがとれない。
「参院選で自公が過半数を確保できないと、政治が混乱し、乱高下相場が続く恐れがある。企業の業績回復や成長戦略への期待で、為替は1ドル=90〜95円前後、株価は1万2000〜1万3000円あたりを維持するでしょうが、変動率の高さは変わらない」(市場関係者)
何となく、安倍が政権ブン投げ後の底値で仕込むのがいいかもしれない……。
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