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2013/6/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
アベノミクスが失敗して株価はどんどん下がっているのに、物価だけが確実に上がっている。本紙は、4月末、小麦やトイレットペーパー、オリーブオイルなど輸入品の値上げに合わせ都内と近郊のスーパーで価格を調査、掲載(4月25日)した。あれから1カ月半。店頭に並ぶほぼ全商品が値上がりした。最大で3割近い高騰だ。
◆オリーブオイルは3割、200円アップ
前回調査した店を中心に、価格変動を再調査した。対象は、トイレットペーパー(エリエール)、シャンパン(モエ・エ・シャンドン)、シーチキン(はごろもシーチキンLフレーク)、オリーブオイル(BOSCOエキストラバージンオイル)、パスタ(ディ・チェコ)の前回と同じ5品目。さらに、7月1日出荷分から値上げが予定されているマヨネーズ(キユーピー)、食パン(芳醇)、9月2日出荷分から3〜8%値上げされるワイン(おいしい赤ワイン)の3品目も追加して調査した。
トイレットペーパーは1カ月半前との価格差が最大50円。シーチキンは140円、パスタは20円上がった。特に大きく値段が上がったのがオリーブオイル。台東区・御徒町の吉池では698円が900円に上がり、その差は200円だ。オリーブオイルは店によって価格に開きがあるのも特徴的。最高値の935円に対し最安値は548円。価格差は390円弱もある。
値上げ前のマヨネーズは店舗間の価格差が200円弱あり、ワインは100円程度開いていた。今のうちに、安い店を探してストックしておくのも手だ。
6月に入って為替レートは1ドル=100円を割り込み円高傾向に変わっているが、半年前の80円からの急激な円安のインパクトは消えない。きのう(13日)は、新たに伊藤ハムが来月22日から、ハム・ソーセージを中心に平均8%値上げすると発表した。今後も値上げラッシュが続くのは間違いない。
「既に値上げを実施したメーカーは、まず値上げ幅を小出しにして、どんな反響が出るのか様子見していました。容量を減らして価格を据え置いたメーカーも同様でしたが、政府や世論が値上げを容認する雰囲気なので、安心して本格的な値上げに踏み切れる。8月から秋にかけて、さらに価格が上がる可能性があります。小麦や油の値上げは町の食堂の値上げにも波及する。輸入ワインの高騰にともなって、650円程度のテーブルワインも減っていくでしょう」(経済ジャーナリスト・有森隆氏)
消費者はますます生活防衛が必要になってくる。
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