03. 2013年6月13日 09:14:44
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円がほぼ全面高、世界的な株安で円買い圧力−対ドルは95円台 6月13日(ブルームバーグ):日本時間朝の外国為替市場では、円がほぼ全面高の展開。世界的な株安を背景に円買い優勢となっている。 午前8時8分現在の円は主要16通貨のうち15通貨に対して前日終値比で上昇。ドル・円相場は1ドル=95円81銭前後で推移している。前日の米国市場では、シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物 6月物(円建て)が大阪証券取引所の通常取引終値を下回る局面で95円14銭まで円が買われた。 みずほコーポレート銀行の岩田浩二バイスプレジデント(ニューヨーク在勤)は、前日のドル・円の動きについて、「流動性が薄いというのが激しい動きの背景になっているのと、日経平均の値動きが比較的激しいというのもあると思う」と述べていた。 CMEの日経平均先物6月物の12日の清算値は1万3000円と、大証の通常取引終値に比べ280円安だった。米国株もダウ工業株30種平均が今年初の3日連続安を記録した。 記事についての記者への問い合わせ先:東京 崎浜秀磨 ksakihama@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先:Rocky Swift rswift5@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net 更新日時: 2013/06/13 08:15 JST日本株3日続落へ、米金融政策の不透明感や円高警戒−景気敏感中心 債券下落か、米債安やあすの5年債入札に警戒感−長期金利0.9%も(1) 中国でたんす預金がシロアリの餌食に 「預金」をして財産の15%を失う皮肉な結末 ギリシャ再び危機モードへ突入、国営放送の閉鎖とMSCI格下げで 2013年 06月 13日 03:02 JST [アテネ 12日 ロイター] - ギリシャでは12日、国営放送のERTを突如閉鎖したことに対する政府への抗議の声が市民や政治家の間で高まり、株式市場は株式指数を提供しているMSCIによる格下げを受けて下落した。 ギリシャ政府は国営のガス会社DEPAの入札にも失敗したばかりで、国際支援機関に約束している民営化による資金調達目標に暗雲が立ち込めている。 一連の混乱によって回復しかけていた投資家の信頼は再び喪失しかねない。 10年国債の指標利回りはDEPA入札が今週初めに期限を迎えても応札がなく失敗に終わったことを受けて10%を再び上回った。 株式市場.ATGは、MSCIが同国をデベロップド(先進国)市場からエマージング(新興国)市場に分類ステータスを引き下げたことを受けて2カ月ぶりの安値をつけた。 ERTでは11日に政府が緊縮措置の一環として閉鎖を公表してから数時間後の深夜に放送が突然止まった。 サマラス首相は 閉鎖は「一時的」とし、組織再編をして放送を再開することが国民の権利を守ることにつながると語ったが、労働組合は13日に24時間のストライキを実施することを呼びかけ、記者は無期限のストライキを開始した。その結果、民営のテレビ局や新聞からニュースが消滅する格好となった。 「政府が報道の自由を抑圧するこのクーデターを撤回して初めてこのストライキは終了する」と記者組合は表明した。 ERTの記者の一部は警察の命令に背いて同社の社屋を占拠し、インターネットを通じた放送を実施した。ERTの周辺には何百万人もの社員と抗議する人たちが集まった。 MSCIによる格下げについて、証券業界関係者は、先進国指数での比重が非常に小さかったことを考慮すると、中期的には新興国指数でのウェイトを反映してギリシャ株への投資が増加する可能性があるとみている。 アナリストは、MSCIの格下げよりも、国営放送の閉鎖をめぐる混乱が政府にとっては目先の脅威となり得ると指摘した。 政府はERTは規模を縮小して数週間以内に再開されると約束した。 ギリシャは欧州連合(EU)などの国際支援機関に対し、9月末までに国有資産売却を通して総額18億ユーロを調達すると約束している。 政府高官は、ERTの閉鎖に関して、現在訪れているEU視察団などに緊縮策を遂行するために2000人の公務員を解雇する予定であることを示す必要があったと述べた。 欧州委員会は緊縮策の一環としてERTの閉鎖を要求はしていないと表明している。 ERTは3つの全国放送チャネルを有し、視聴者のシェアは13%だ。ギリシャの国民の多くはERTの閉鎖が突然だったことに驚きを隠せないようだ。 ある65歳の市民は、「ERTは政党に利用されている巨大組織だったので、閉鎖は必要だった。しかし政府のやり方は受け入れられない」と述べた。 サマラス政権の3党による連立政権にもひびが入りつつある。首相が率いる党以外の2党は今回の決定に反対を表明している。 関連ニュース ギリシャ首相が国営放送の閉鎖推進表明、連立与党内で協議へ 2013年6月13日 ギリシャ、民営化による資金調達目標の引き下げを要請へ=関係筋 2013年6月11日 ギリシャのガス公社DEPA入札に応札なし、民営化計画に暗雲 2013年6月11日 トルコ反政府デモが5日目に突入、公務員労組はストライキを開始 2013年6月4日 ギリシャ支援めぐるIMFとEUの意見対立が鮮明に 2013年 06月 7日 08:56 今日の株式見通し=続落、欧米株安や円高で売り先行 米クリアワイヤがディッシュTOBに応じるよう株主に勧告、総会延期 ドル一時95.13円に下落、金融政策めぐる不確実性で=NY市場 外為指標レートでも不正操作疑惑浮上、英FCAが報道内容を調査 ギリシャ首相が国営放送の閉鎖推進表明、連立与党内で協議へ アスムセンECB専務理事、中銀の責務変更論をけん制 欧州株式市場=続落、ギリシャ連立政権の先行き不透明感で スペイン、ESM融資能力の上限撤廃を再度要請へ=外相 http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTX10DM2 ドル一時95.13円に下落、金融政策めぐる不確実性で=NY市場 2013年 06月 13日 07:27 JST [ニューヨーク 12日 ロイター] 12日終盤のニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和を今年の夏にも縮小し始める可能性があるとの観測を投資家が再検証する中、ドルが主要通貨に対して下落した。ドルは対円では2カ月半ぶりの安値に沈み、ユーロとスイスフラン、ポンドの各通貨に対しては約4カ月ぶりの安値をつけた。
FRBが資産購入プログラムの縮小にいつ着手するかをめぐる先行き不透明感が世界の市場をかき乱す形となっており、為替相場はボラティリティが拡大、ドル指数.DXYは4カ月ぶりの安値に下落した。FRBは18、19の両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。 ドル/円は一時95.13円と4月4日以来の安値をつけ、終盤は前日比0.22%安の95.81円。ユーロ/ドルは0.13%高の1.3331ドルで取引されている。ユーロ/円は横ばいの127.84円。ドル指数は200日移動平均を割り込み、直近は0.25%安の80.92。 コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジのチーフ・マーケット・アナリスト、オマール・エジナー氏は「(市場は)ボラティリティが高まっており、FRBが債券購入の縮小を今年の終盤まで先延ばしするのではないかと人々は気をもんでいる」と指摘した。 日銀が11日の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したことも円ショートポジションの巻き戻しを誘発し、ドルとユーロが円に対して下げる要因となった。 スコシアバンクのチーフ通貨ストラテジスト、カミラ・サットン氏は、この日の相場を動かした材料としてデレバレッジ、金融政策、ポジションの3点を挙げた。同氏は「金融政策は景気支援という面では限界に達したようだ」と指摘。FRBが量的金融緩和の縮小に向かうとみられる一方、日銀は大胆な金融政策を続けながらも、今後さらに踏み込む意向ではないと付け加えた。 ただ、日本の機械受注統計で、企業が依然として設備投資に慎重である状況が示されたことは、アジアの取引時間帯にいったんドルが円に対して買われる材料となった。 一方、6月のオーストラリアの消費者信頼感指数が上昇したことを受け、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルはいずれも対米ドルで大きく買われた。豪ドルは一時、1豪ドル=0.9564米ドルまで上昇し、その後は0.47%高の0.9468米ドルまで戻した。NZドルは1%強上昇し、1NZドル=0.7956米ドル。 テンパスの市場ディレクター、ジョン・ドイル氏は、オーストラリアの消費者信頼感指数が米ドルの利益確定売りを誘発したとの見方を示し、豪ドルと相関性の強いNZドルも上昇したと説明した。 ポンド/ドルは一時、1.5699ドルと2月上旬以降で最も高い水準に上昇。トレーダーによると、ポンド/ドルは1.57ドルの水準が強い抵抗線となっている。 5月米財政赤字は前年比11%増の1390億ドル、予想上回る 2013年 06月 13日 06:40 JST [ワシントン 12日 ロイター] - 米財務省が12日発表した5月の財政収支は、1390億ドルの赤字だった。赤字幅は前年比11%増となったほか、市場予想も上回った。日数上の調整が一因と説明している。 財務省当局者によると、5月は例年、税還付が実施されるため、過去59年のうち54年で財政収支が赤字になっている。 ただ今年度(昨年10月開始)に入ってからの累積赤字は6260億ドルと、前年同期の水準を26%下回っている。 税収が1兆8000億ドルと前年比15%増えたことが主な押し上げ要因。 一方、歳出は1%増にとどまった。 歳入は給与税減税の失効や富裕層向けの増税、景気回復を背景に増加傾向にある。 5月の税収は前年同月比9%増の1970億ドル。 歳出は3360億ドルで、前年同月の3050億ドルを上回った。6月1日が土曜日に当たるため、6月の社会保障費支払い分である330億ドルを5月に組み入れたことが要因。 これらの日数変動を調整したベースでは、5月の財政赤字は1100億ドルとなり、前年の1250億ドルを下回った。
ロイター調査:米FRB議長の後任、イエレン副議長との予想が圧倒的 2013年 06月 13日 02:30 JST [ワシントン 12日 ロイター] - ロイターが実施したエコノミスト調査によると、来年2月に任期の切れるバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の後任は、イエレン副議長が最有力候補とみられている。 調査では、エコノミスト44人中40人がイエレン副議長の議長就任を予想し、他の候補者を圧倒する結果となった。 同副議長の指名を支持すると回答したのは38人中23人だった。 イエレン氏は2010年から副議長を務めている。FRB内ではハト派としてみられており、バーナンキ議長の下で成長支援と雇用促進に向けた積極的な緩和措置を強く支持している。 野村のエコノミスト、エレン・ゼントナー氏は、オバマ大統領がイエレン副議長を指名すれば、女性議長を指名した初めての大統領となり、オバマ氏にとっても誇れる業績になるとの見方を示した。 バーナンキ議長は3期目続投について明言しておらず、来年2月で退任するとの観測を否定もしていない。 調査では、議長の続投を予想したのは3人のみで、1人はスタインFRB理事の就任を予想した。 後任候補にはほかに、サマーズ前米国家経済会議(NEC)委員長、ガイトナー前財務長官、ファーガソン元FRB副議長らの名前が上がっている。これら候補の議長就任を予想する声はなかったものの、エコノミスト2人がサマーズ氏を、1人がファーガソン氏の指名が理想的だと答えた。 今日の株式見通し=続落、欧米株安や円高で売り先行 米クリアワイヤがディッシュTOBに応じるよう株主に勧告、総会延期 ドル一時95.13円に下落、金融政策めぐる不確実性で=NY市場 外為指標レートでも不正操作疑惑浮上、英FCAが報道内容を調査
デンマーク中銀、13年の成長率予測を下方修正、財政緊縮維持提言 ロイター調査:米FRB議長の後任、イエレン副議長との予想が圧倒的 印格付け見通しを「安定的」に引き上げ、財政再建努力を評価=フィッチ 思い切った投資減税を明記、成長戦略は「日本再興戦略」 関連ニュース トルコ成長率、第2四半期に拡大へ=中銀総裁 2013年6月12日 S&Pの米格付け見通し引き上げ、見通し改善の表れ=財務省次官補 2013年6月11日 11日に総額300億ドルの4週間物TB入札を実施=米財務省 2013年6月11日 5月の中国歳入は前年比+6.2、歳出は+12.0%=財政省 2013年6月10日 |