http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/401.html
Tweet |
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95900020130610?sp=true
[東京 10日 ロイター] - 財務省が10日に発表した4月の経常収支は7500億円の黒字だった。所得収支が2兆1160億円と過去最大の黒字幅を記録したことで、民間調査機関の事前予想の中央値である3200億円の黒字を大きく上回った。前年比では100.8%増だった。
<直接投資収益が異例の前年比3倍増>
所得収支が前年比51.8%増と大幅に増加した要因は、直接投資収益の中の「配当金・配分済支店収益」。海外子会社の配当金や利益の差し戻しなどを計上するもので、差し引き7811億円と前年同月の2396億円から3倍超の伸びとなった。
決算期を迎える企業が多い3月などは、こうした海外からの送金が集中する傾向があるが、4月の大幅な増加は異例。財務省でも「個別企業の個々の判断が重なったとしか言いようがない」とのみ説明している。
85年の現行統計開始以来、所得収支のこれまでの最高額は、2008年3月の1兆9973億円だった。
<貿易収支、4月としては最大の赤字>
経常収支上の貿易赤字は8188億円の赤字と、先に発表された貿易統計と同様に大幅な赤字を記録。4月としては過去最大となった。円安効果などでサービス収支も4405億円の赤字となり、合算した貿易・サービス収支は1兆2593億円の赤字と今年1月以来の赤字幅を計上した。
<季調済み経常黒字は8527億円>
季節要因を除外した調整済み経常収支も8527億円の黒字と、11年9月の1兆0273億円以来の高水準を記録した。調整値でも所得収支が1兆8910億円と大きく伸びた。(ロイターニュース 基太村真司:編集 山川薫)
*詳細を追加しました。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。