http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/376.html
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世間は、ジェットコースターのような株価に、「アベノミクス大崩壊」と大騒ぎしているが、元々、50兆円の貢ぎの代わりにアメリカに認めてもらった円安と外人買いがアベノミクスの正体なんだから、大騒ぎしすぎ。
それよりも地味に40歳定年や年金支給年齢引き上げ、ジョブ型正社員等の法制化の方が危険だと思う。
40歳定年は野田ブタの時に突然出てきた訳で、結局、自民や民主に関係なく、グローバル化した企業が、世界的なコストカットに取り組んで、ついに国家をコントロールしようとしているのが現実です。
経団連が正規社員の待遇を非正規社員並に下げよと要求してきたものの、反発が強くて、苦肉の策として打ち出したのが「ジョブ型正社員」。
「ジョブ型正社員」を梃子に社員の待遇引き下げが狙いです。
しかし、仕事の現場でも「非正規社員」ばかりで、技術の継承もへったくれもない。毎日が自転車操業。現場のマネージャーもうつ病で自殺しかねない状況が生じている。
このまま日本の技術力が消滅したらどうなるのか?
また『合成の誤謬』じゃないが、コストカットだけ進めても、肝心のバイイングパワーが消滅しては元も子もない。
健全な中産階級の育成が大事だと思う。
HUFF POSTから
http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/05/employment_n_3387991.html?utm_hp_ref=japan-politics
構造改革を進める上で必要な、規制改革の調査審議を行なっていた政府の規制改革会議は、5日、答申をとりまとめ安倍晋三首相に提出した。答申は、「エネルギー・環境」「健康・医療」「雇用」「保育」「創業」の五つを重点分野として提言。雇用分野の規制緩和については、“ジョブ型正社員”を普及させるための雇用ルールづくりを盛り込んだ。政府はこれを受けて、実施計画を作成した後、14日に閣議決定する。
ジョブ型正社員は、限定正社員とも言われ、勤務地や職種、労働時間などを限定した雇用のかたち。勤務地や職種を限定する代わりに、正社員より賃金は安くなるが、正社員と同様福利厚生が受けられ、雇用期間にも定めがない。
・・・
総務省のデータによると、現在の非正規社員は、労働者の35%を占めるが、そのうち2〜3割が正社員を希望している。ジョブ型正社員は、正社員に比べ賃金が低いため、非正規からの正社員転換へのハードルが低いとも考えることができる。また、子育てから復職したいと考える女性や、介護などで住む場所を離れられない人の雇用につながればとの考えから、雇用ワーキンググループで議論が進められてきた。
しかし、限定正社員については、安易な解雇につながる制度なのではないかという疑問がある。例えば、勤務地を限定した場合、その勤務地がなくなった場合どうするのか。
・・・
<参考リンク>
・突然浮上した「40歳定年」に賛否両論 安易なリストラ助長も
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120802/plc12080206540006-n1.htm
・40歳定年制は個人のキャリア形成にもメリットがある
http://www.dhbr.net/articles/-/1765
・終身雇用は幸せか、「40歳定年」で多様な働き方を
東京大学大学院教授 柳川範之氏
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1800V_Y2A910C1000000/
・この竹中と小泉コンビが日本中を壊した張本人、愚かで反省できない人間「竹中平蔵」
http://blogs.yahoo.co.jp/kizayami0808/11452849.html
竹中平蔵、容易に正社員解雇が出来ないとわかり、『ジョブ型正社員』というものをでっち上げた模様。安倍がどうしてもやりたいホワイトカラーエグゼンプションとの合わせ技で日本経済破壊工作邁進中。人件費にかかるコストが削減できれば、企業ー株主が喜びます。小泉ー竹中時代に緊縮財政を行い、底値になった企業の株を外国人株主様に安く買わせてあげた竹中平蔵。どうしてもその株主様を喜ばせてあげたいようです。
・労働規制緩和が社会を壊す(その2)
http://blogos.com/article/63832/
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