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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95505A20130606?sp=true
[北京 6日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)と国連食糧農業機関(FAO)は、2013─2022年の農業見通しに関する共同報告書を発表し、消費が生産の伸びを上回ることから、今後10年間に中国の食肉と油糧種子の輸入が増加して国際価格への上昇圧力が高まると指摘した。
両機関は、2013─2022年の発展途上国での穀物と食肉の消費について、それ以前の10年間よりも緩やかなペースではあるものの、拡大するとの見通しを示し、人口増や所得の伸び、都市化、食生活の変化を要因に挙げた。
報告書は「穀物・家畜製品の価格は、生産の伸び鈍化とバイオ燃料向けなどを含む需要の増加を背景に今後10年間に上昇すると予想される」と指摘。「食肉、魚、バイオ燃料の価格は主要農産品と比べて大幅に上昇する見通しだ」としている。
今後10年間の農産物の生産は、コスト上昇や資源制約の高まり、環境面での圧力拡大などによって打撃を受け、年間平均1.5%増と過去10年間の2.1%増から伸びが鈍化する見通し。
中国については「これまでの10年間のトレンドと同様に、消費の伸びが生産の伸びを年間約0.3%と小幅に上回る」とし、「コモディティによって見通しは異なるものの、中国では農業セクターの一段の開放がそれほど大幅ではないものの、見込まれる」としている。
中国は主に生産を米国にアウトソースする戦略的決断を下し、すでに世界最大の大豆輸入国となっている。一部の専門家は、中国が他の土地集約的農産物についても同様の措置を迫られる可能性があるとみている。
中国の食肉輸入は2022年までに年間3%増加して170万トンになる見通し。
同国の油糧種子輸入は同年までに41%増加し、8300万トンになる見通し。これは世界貿易の59%に相当する。
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