http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/267.html
Tweet |
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95306G20130604
[東京 4日 ロイター] - 安倍晋三首相は4日午後、日本経団連の定時総会であいさつし、経済成長のために企業の生産性を向上させるには、投資や再編が不可欠だと指摘したうえで、政府も成長戦略の一環として今後3年間の「集中投資促進期間」に政策を総動員する考えを示した。
首相は政府が現在取りまとめを進めている成長戦略について「キーワードはチャレンジ、オープン、イノベーション」と紹介。「このところマーケットは不安定な動きを見せているが、ぶれることなく三本の矢をしっかりと射込んでいく」との考えを示した。
成長戦略の狙いを首相は「投資で労働者の生産性を高め、手取りを増やす。これが消費につながり、持続的な好循環を実現する」と説明。「生産、消費、国内総生産(GDP)は回復の動きが見えているが、投資はまだ低迷している。長引くデフレ、行き過ぎた円高で最も萎縮してしまったのは、経営者の投資マインドかもしれない」と呼びかけ「今やまさに成長のチャンス。成長戦略で実行が求められるのは政府だけではない」と、民間主導の成長シナリオの必要性を強調した。
そのうえで首相は出席者に対し「生産性を向上するためには、大胆な投資と工場や事業の思い切った新陳代謝や再編が必要。みなさんが思う存分チャレンジできるよう、今後3年間を集中投資期間と位置づけ、税制・予算・金融・規制改革といった、あらゆる施策を総動員していく」と訴えた。
ビジネスの国際展開にも言及。「医療、食文化、宇宙、防災、エコシティ。日本人が築き上げた誇るべきさまざまなシステムを世界が求めている。まさに大きな商機。今後も官民一体となって日本の強みをトップセールスで売り込んでいく」と意気込みを話した。
女性の社会参加についても「女性の中に眠る高い能力を十二分に開花させてもらうことが、閉塞感の漂う日本を再び成長軌道に乗せる原動力と確信している」と述べた。
(ロイターニュース 基太村真司:編集 田中志保)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。