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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MNN95O6JIJWU01.html
5月31日(ブルームバーグ):金市場ではトレーダーの相場に対する見方が割れている。先月の下落局面で見られた金貨 や宝飾品に対する旺盛な買いの勢いには衰えが見えつつある。
ブルームバーグが調査したアナリストのうち、来週の金相場について上昇を予想したのは15人。これに対し下落は13人、5人は横ばいだった。インドと香港の宝飾品業者が現物の確保に支払うプレミアムは低下しつつあり、米造幣局製造の金貨の5月販売は前月の約3分の1にとどまった。ブルームバーグが集計したデータによると、投資家は今月、上場取引型金融商品(ETP)を通じて保有する金を123トン余り、約56億ドル(約5650億円)相当売却した。
金相場は4月16日に2年ぶりの安値を付けたが、旺盛な現物需要を一因にその後2週間で約13%値を戻した。ただ、ブルームバーグが調査したアナリストは今年について、年間ベースで2000年以来初の下落を見込んでいる。株式相場の上昇局面で一部投資家は価値の保存先としての金への信仰を失い、この90年で最長の金の強気相場は終わるとの観測だ。
シティグループの商品アナリスト、デービッド・ウィルソン氏(ロンドン在勤)は「金のリテール需要を再び刺激するには、相場がもう一度大きく下げる必要があるだろう」と指摘。「4月の比較的大きな下落がリテール需要を促したのは間違いないが、一定の価格水準で買いが一巡するとそれも減少し始めた」と語った。
・・・・・金は先物売りポジションが大量に蓄積しているので、潜在的買戻しエネルギーはマグマのごとく溜まっている。早晩、ショートカバーラリー(買戻し局面)があるだろう。問題は、そのあとの新規フォロー買いが出るか否か。6月7日発表の雇用統計が大きなカギとなりそう。
(「株の表層雪崩、残る根雪の実態は?」
http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2013/1422.html抜粋/豊島逸夫)
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