http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/170.html
Tweet |
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MNLNWF6KLVRH01.html
5月30日(ブルームバーグ):種子開発最大手の米モンサント が開発を手掛けたものの承認されていない遺伝子組み換え小麦がオレゴン州で見つかった問題は、民間団体が主張するように監督が適切に行われておらず、消費者の安全性に加え米国の対外貿易関係を危うくする可能性を示している。
科学者らによれば、問題の小麦はモンサントが1998年から2005年にかけ実験を行ったが、海外の買い手が米国産の遺伝子組み換え作物を避ける恐れがあるとの懸念から認可申請を撤回したもの。
米農務省は29日、モンサントの小麦種子開発プログラムを終了後の9年間にどのようにして未承認の種子が育っていったかを調査していると発表。この問題を受け、日本はウェスタンホワイト小麦と飼料用小麦の輸入を取りやめた。ユニオン・オブ・コンサーンド・サイエンティスツとセンター・フォー・フード・セーフティーなどの批判的な団体は、他の買い手も日本に続く可能性があるとみている。
コンシューマーズ・ユニオンの上級サイエンティスト、マイケル・ハンセン氏はインタビューで、「世界に影響が及ぶだろう。米国の貿易相手国は遺伝子が組み換えられた小麦を望んでいない。適切な検証がされておらず、この小麦を食べても安全なのかどうかは分からない」と述べた。
農林水産省農産部貿易業務課長の岩濱洋海氏によれば、同省は30日、ウェスタンホワイト小麦2万4926トンの入札を中止した。
◆シカゴ小麦相場下落、未承認品種発見で日本が輸入を一部停止
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MNMPP26S972A01.html
5月30日(ブルームバーグ):30日の米シカゴの小麦相場は下落し、月間では2月以来最大の下げとなるペースを見せている。未承認の遺伝子組み換え品種がオレゴン州で発見されたことに対応し、日本は一部の米国産小麦の輸入を停止した。
日本は米国産小麦の輸入でメキシコに次ぐ2位。農林水産省農産部貿易業務課長の岩濱洋海氏によると、輸入を停止したのはウェスタンホワイト小麦と飼料用小麦。科学者らによれば、この遺伝子組み換え小麦は米モンサント が1998年から2005年にかけて試験を行ったものだった。日本はウェスタンホワイト小麦2万4926トンの入札も中止した。
シカゴ商品取引所では、小麦先物7月渡しは0.6%安の1ブッシェル当たり6.9875ドルで終了。今月は4.4%値下がりしている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。