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(Chute vertigineuse de la Bourse de Tokyo : RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20130523-japon-bourse-tokyo-baisse-nikkei-surchauffe
日本−記事発表:2013年5月23日木曜日13:49−最終更新:2013年5月23日木曜日14:06
東京株式市場の暴落
記者 RFI
REUTERS/Yuya Shino
5月23日木曜日、東京株式市場は7.32%の大きな下落率で取引を終えた。この下落は、日経指数が6カ月上昇を続けた結果、過熱状態にあったことを背景に、中国の工業生産指数の発表がかなり期待外れだったことにより発生したようだ。
報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル
日経指数はこの6カ月で80%の飛躍的な伸びを示したが、東京株式市場が過熱したのはこれが切欠となったようだ。木曜日、中国製造業の生産が縮小したと発表されたことから、世界第2の経済大国の成長が再び懸念され、これが目覚ましい下落の切欠となる材料となった。
しかし、この失速の根本的な原因は国内金利の上昇だ。東京株式市場は流動性が大量に注入され活性化したが、それ以降、日本銀行は債券市場を少しずつ干上がらせ、国内の銀行が資金の投資先として株式市場に向かわざるを得ないようにしている。この戦略は、膨大な政府支出に伴うものだ。
さらに、この6カ月で円は30%価値を下げた。このインフレ蘇生術への危惧が一部に発生し、金利を上げているようだ。それでも、既にGDPの240%に達した政府債務を、日本はもはや制御できないかも知れない。
円がかなり値を下げ、その結果、医薬品・食料品・電気料金をはじめとした物価が上昇しており、これはまず、福島の事故や原発の停止以来のことだ。そして、こうした負担増の最大の犠牲者は、日本で多数派となった高齢者だ。
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(投稿者より)
RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
23日、5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値が49.6と発表され、4月の確報値50.4から低下し、7カ月ぶりの低水準となった、とのことのようです。
財政出動のためには国債を大量に引き受けてもらうことが重要なのに、なぜ、国債市場に回すべき資金まで、日銀は株式市場に流すように仕向けているのか、その辺りのところがよく分かりませんが、23日の暴落は、日銀が債券市場に資金を誘導したために起こった可能性がある、という指摘がありました。
いつものざっくりとした記事です。株の話題ですが、記者はアベノミクスの負の側面もきちんと見ています。「医薬品」"médicaments" がいま値上がりしているとは、私は寡聞にしてよく分からないのですが、確かに言えるのは、アベノミクスには「国民生活」という視点がない、ということです。
「7.32%の大きな下落率」"une forte baisse de 7,32%"、ここが転換点になるかも知れません。日足のグラフを見ていると、あたかもジェットコースターが滑走を始めた姿を、私などはイメージしてしまいます。 勿論、明日のことは分かりませんが。
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