http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/875.html
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http://markethack.net/archives/51876711.html
昨日、バーナンキ議長の議会証言の間、ウォール街は「テーパーリング」の話題で持ちきりでした。「テーパー」とは、「先細り」の意味です。床屋で散髪するときに、日本では「刈り上げにしますか?」と聞くわけだけど、アメリカなら「テーパーします?」と訊かれます。
さて、日本株が−7.32%と急落した、一夜明けた米国市場では、再びテーパーリングに関する議論が再燃しています。下はCNBCの動画です。
著名ヘッジファンド、アッパルーサ・マネージメントのデビッド・テッパーが、二週間前にCNBCに出演した際の動画を再生しています。テッパーは「若しFRBがテーパーするのなら、本気でやるべきだ。そうしなければ1999年の後半みたいな、クソな相場に陥る。ショートして担がれている連中が、墓場から這い出せるチャンスを与えるべきだ」と言っています。
その他のパネリストたちのコメントは:
ミッシェル・ジラード、RBS:昨日の証言のうち、予め用意された原稿はハト派的だった。テーパーリングは景気次第ということが、かなり明快にコミュニケートされていたと思った。テーパーリングが近づいていると感じされるような証言では無かった。
リチャード・ホーイ、BNYメロン:古株のテクニカル分析家は懸念を持っている。例えばISIのジョン・メンデルソーンによると現在の指数の位置と、200日移動平均線を比べると、凄く乖離し過ぎている。ネッド・デービスによると楽観派が40%台から70%へ行った。これは警告シグナルだ。日経平均先物の3分の1のコントラクトはヘッジファンドが持っている。彼らはビッドが薄いことを見て、処分を加速させた。
◆バーナンキ、株式市場を失速させる・・確信犯の調整でした?
http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1981.html
バーナンキの議会証言は、予定通りの内容だが、私としては「金融緩和だけでは補いきれない」
というのが印象的だった。その後のFOMC議事録で数人が6月での緩和縮小だったためにNY株式下落。
金利上昇で中古住宅指標が予想を下回った。米10年債利回り2.026%に上昇。株安、債券安。
・ナスダック -1.11% 3463 ダウ -0.52% 15307 S&P -0.83% 1655 BDI -1 829
・VIX +3.37% 13.82 VXX +1.09% 18.63 VXXがじわじわ上昇中。これってコンタ ンゴ抜けた?
・ドルINDEX 84.35 ドル円 103.15 ユーロドル 1.2853 原油 94.1 金 1369
米10年債 2.026% イタリア10年債 3.91% スペイン10年債 4.18%
広瀬隆雄さんによると、バーナンキ議会証言のQ&Aで「もし経済指標が改善していれば次のいくつかのFOMCで債券買い入れプログラムの切り上げが始まるかも知れません。」というのが効いたということ。
★私は、バーナンキが過去最高値を更新していく株式にバブル懸念があったと思うのです。わざと失速させたように思います。
問題は国債金利の上昇ですね。住宅市場に影響がでます。
日本だって株式が狂ったように上昇しても、金利が上昇するようでは消費が落ち込んでしまいます。
はっきり言ってデフレ脱却のために無茶苦茶なことをやっている。
実験であってダメなら柔軟に対応するだろうけれどバブルの部分は崩壊する。
◆日経平均急落、下げ幅1143円・・やはりバーナンキが誘った!(jp.wsj)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324474704578500333184730020.html?mod=WSJJP_Market_LeadStory
(以下一部引用)
米連邦準備制度理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長が22日の議会証言で、市場の想定以上に早く債券買い入れ規模の縮小について示唆したことも株売りを誘発したとみられる。
(関連:)
★NY金:反発、ほぼ1カ月ぶり大幅高
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MN9L2I6JTSEH01.html
5月23日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は反発。ほぼ1カ月ぶりの大幅高となった。中国の製造業活動を示す民間の購買担当者指数(PMI)が7カ月ぶりの活動縮小を示したことを背景に、世界的に株価が下落、金買いが活発になった。
英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが23日発表した5月の中国製造業PMI速報値は市場予想の中央値を下回り、活動の拡大と縮小の境目である50も下回った。この日は商品や株式相場が世界的に下落。日本株は東日本大震災時以来の大幅安となった。ドルが主要通貨のバスケットに対して約1カ月ぶりの大幅な下げを記録したことも、金買いにつながった。
マレックス・ノース・アメリカのブローカー、カルロス・ペレサンタラ氏は電話インタビューで、「ほかのすべての市場が厳しい状況に見舞われたため、投資家は神経質になっており、金が買われている」と指摘。「ドルの軟調も金の支えになっている」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6月限は前日比1.8%高の1オンス=1391.80ドルで終了。4月25日以来の大幅上昇となった。
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