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2013/5/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆相変わらず財界ムラのお飾り人事
安倍政権主導で大幅刷新されることになった日本郵政グループの経営陣。来月の株主総会で旧大蔵OBの坂篤郎社長が退任し、元東芝会長の西室泰三氏が社長に就くが、ほかにも取締役総数を18人から13人に減らし、社外取締役は全部交代させる大ナタを振るうようだ。
新しい社外取締役には、4人の民間人の名前が挙がっている。御手洗冨士夫・キャノン会長兼社長、三村明夫・新日鉄住金相談役、渡文明・JXホールディングス相談役、木村恵司・三菱地所会長。いずれも大物財界人。経団連のお歴々だ。
「御手洗氏は言わずと知れた前経団連会長です。三村氏は御手洗時代に経団連副会長でした。今年11月から日本商工会議所会頭に就任することが決まっています。渡氏も御手洗時代の経団連副会長。米倉会長のいまも経団連の審議員会議長を務めています。木村氏は現在、経団連の国民生活委員会共同委員長です。ちなみに西室氏も経団連副会長と審議員(評議員)会議長の経験者です」
これじゃあ、日本郵政は第2の経団連か、とツッコミたくなる。どうしてこういう人選になるのか。
「政府が全株式を保有する日本郵政のような会社の経営者は、ややこし過ぎて誰もやりたがらない。それで『財界引き受け屋』と呼ばれる西室氏しかいなかった。社外役員にしても、政府に頼まれたら断れない人となると、経団連メンバーぐらいしかいない。現在も郵政の経営陣には奥田碩・元経団連会長や岡村正・日本商工会議所会頭らが名を連ねる。彼らを取り換えても、同じ財界ムラのメンメンになるだけです」(経済ジャーナリスト)
新しいことはナ〜ンにもしないということだ。
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