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abuki dance between Resource-rich country & Industrial country・商品サイクル
2013年05月18日 | 政治経済
神は資源国と資源小国を、本来平等に造ってくれたはずである。それを工業国≒先進国が欲張り
資源≒資源国までも自国の支配下に置こうとしたのが、帝国主義です。欧米の帝国主義に
遅れる事100年、日本はとうとう彼らに追いつき、そして追い越しています。
行きがけの駄賃として、全世界の植民地=資源国は解放されました。それだけでも日本は歴史に
多大なる貢献をしたのです。白人以外の有色人種から感謝されても、特に違和感は有りません。
その結果資源国はその資源を自ら管理できるようになり=資源からの利益を得ることが出来るように
なり、その結果として、工業国の利益が減り、これがいわゆる、交易条件の悪化につながったのです。
言い換えれば、製品を作っても、あまり儲けないようになったのです。特に米国は戦後の日独の
追い上げに遭い、製造業の衰退が始まり、金融帝国へと舵を切り、又日独に対する対処法
として、発展途上国の低賃金を利用するようになったのです。
このニクソンショックに始まる、通貨戦争に気付かない馬鹿東大天下り先の日銀が、バブルを潰し
23年間も日本を苦しめてきました。その間、日本の企業は改善を繰り返し、技術を高め
先進国で唯一その交易条件の悪化を乗り切ってきました。勿論海外への企業の
脱出を含め頑張ってきましたが、今度のリーマン以降の円高にはさすがに
耐えきれなくなり、日本沈没が世界の合言葉だったのです。
この原因は、黒田総裁の誕生で分かったように、単にお金の印刷が足りないだけの話なのです。
能力があり、会社を支え多大な貢献をしている人の給料を安くしたらどうなります?
彼に逃げられて、会社は崩壊します。単純な事です。先ずお金=印刷物ありきです。
其処に登場したのが、安部スーパーマンとその三銃士、黒田総裁、高橋洋一数学者、浜田宏一エール
大学経済学教授の登場です。これでやっと日本は真面になりました。単にまともな給料を国民に
与えただけです。当然の報酬を与えただけです。これで息を吹き返しました。
全ては予定通りです。
全てはエリオット波動により動くと言いましたが、過去の商品サイクルを見れば分かります。
従って今回もプライマリー第((1))〜((5))まであるべきですが、図から
まだ((4))が完全には完成していないと見れます。やがて((4))の
底に来て、最後の第((5))波で今回の商品サイクルは終わります。
まだ最後の波が残っている事は、先進国≒工業国の最後の株の調整が有る事を意味しますし、
資源国の収入も増えます。従ってロシアの様な資源国は当分は困りませんから、
日本が慌ててロシアに乗り込んでも、又邪険にされます。従ってロシアは
2020年から本格的に交渉するのが良いのです。
つまり当分は2018年までは、資源国は羽振りが良くなり、聞く耳は持ちません。
資源高になれば、資源国は調子に乗って鉱山を沢山開発します。すると資源が世界に
溢れ価格が暴落します。これがジムロジャースの言う、需給の関係で価格が
変動する理由です。これで安くなった資源を使い工業国は再び飛躍の時
を迎えます。これが商品サイクル、景気サイクルを造るのです。
図から分かるように綺麗にサイクルを造ります。これを理解するのが投資の大原則です。
従って投資家は、株のみでなく商品の投資も出来なければ、片手落ちです。
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