http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/796.html
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http://kabu.nsjournal.jp/rensai/5721.html
4月12日から15日にかけて起きた「金価格の急落」については、現在、実情が明らかになり始めているが、基本的には、「キプロスの財産税」が、問題の発端だったようである。つまり、「自分の預金などに、新たな税金がかけられ、資産価値が、大きく損なわれる恐れがある」と危惧(きぐ)した個人投資家が、ヨーロッパにおいて、「3月から、大量に金や銀の現物を買い始めた」という状況でもあったのである。
そして、結果としては、「金」や「銀」の在庫が急減し、「ABNアムロ銀行などは、金の現物受け渡しを中止する」という発表までしたのだが、問題は、「世界の先進国」や、「英米のメガバンク」を中心にした「国債を守る陣営」だった。つまり、彼らが行ってきたことは、「ゼロ金利政策」などの「歴史的な超低金利政策」を実行しながら、同時に、「3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作」までも行うことにより、「世界の金利を、不当に低く抑え、デフレ的な現象を演出すること」でもあったのである。
また、このときに必要なことは、「貴金属の価格を抑え、世界の資金が実物資産へ向かわないようにする」ということである。最近では、「金利の不当操作」に続いて、「金価格の不当操作」までもがうわさされているような状況でもあったのである。そのため、今回は、「前代未聞の規模で、金価格の売りたたき」が行われたようだが、結果としては、「金のバックファイア(逆噴射)」を引き起こした可能性が存在するのである。
これは、「金の価格が、2日間で、約230ドルも暴落した」という事実を見たことにより、「世界中の個人投資家が、一斉に、金や銀の現物を買い始めた」という状況のことである。別の言葉では、「ゴールドラッシュ」ともいえる様相を呈し始めてきたのだが、このことは、「世界中の人々が、ようやく、現在の金融大戦争を認識し始めた」ということであり、具体的には、「国債を守る陣営」と「金を信用する陣営」との間で、「過去10年ほどの期間、極めて熾烈(しれつ)な戦いが起きていた」ということである。
★このように、「国債を守る陣営」が考えてきたことは、「金価格の上昇」は「国債価格の暴落」につながる可能性があるということであり、そのために、「人為的に、金の価格を抑えてきた」とも推測されているのである。しかし、今回は、「世界中の個人投資家が、金を信用する陣営に参戦した」という状況でもあり、今後は、はっきりとした形で、「金融大戦争の終結」が見えてくるものと考えている。実際に、最ものんきだった日本人までもが、急速に「金の現物」を買い始めたとも報道されているのである。(本間宗究)
◆消滅するゴールド目録、金融崩壊 米連銀・・何かが酷く壊れるだろう!
http://www.blurty.com/talkread.bml?journal=chilledvodka&itemid=125961
「だから低金利の傾向は、更なる量的緩和を促すもので、引き締めるものではない。米連銀は既にゼロ金利で、年間、1兆ドルのペースで注入しいていて、これは毎月850億ドルのペースだ。これが新しいマネーだ。これが既に巨額な米連銀のバランス・シートの更なる拡大だ。」
「連中は、それについての議論があるふりをして、そのシステムをゲーム化している。チャールズ・プロッサーが出て来て、それはあたかも歌舞伎劇場の様だ。そして連中はパシリであるジョン・ヒルセンラスを出して来て、私は奴に会った事もあるし、奴が私の事務所に来た事もあるが、再び投資家達の心を脅えさせようとして、
★そして世界で唯一、安全な逃避の場である貴金属(現物)から正直な人々を怖がらせて、其処から避けさせようとしている。」
「それでヒルセンラスは彼の記事を出して来て、そしてそのタイミングは、(金銀)市場の人工的操作の激しさが更に増していた時で、人々のマインドの中に、米連銀が実際に脱出する(量的緩和を終了する)のではないかという恐怖を植え付けた。私は貴方にこれを伝えるためにいます:其処(米連銀)に”出口”はありません。」
「其処に出口がない理由は、彼等が脱出した、またはそれを試みたとして、行きつく先は、そのシステム自体の崩壊だからだ。この架空世界(カジノ経済)を機能させている唯一のものは、米国政府の赤字予算とほとんど正確に照合する、年間1兆ドルの注入(量的緩和)だ。これが意味する事は、それが崩壊するまで、それ(米連銀)はそれ(量的緩和)を続ける事が出来るという事だ。これがどうそれ(カジノ経済)がファイナンスされているかという事だ。」
★「それから、この様な政策が取られた時に何が起こったのか歴史を見てみればいい。完全に価値の下げられた通貨(円安=購買力低下)を誰が所持したいと思うだろうか?そしてそれをやっているのは米連銀だけではない。ヨーロッパ中銀も同じ事をしている。イングランド中銀もそうだし、とっておきは、最も攻撃的なものの中の犯人は今は日銀だ。」
「だからこれがセットアップだ。これが現実の世界だ。ヒルセンラスなどに注意を払うべきではない。奴はただのパシリだから。誰しもを怖がらせようと試みて、ベアー市場の報告をし続け、ゴールド(現物)の弱いパフォーマンスを予想し続けるブリオン銀行などに注意を払うべきではない。これらはゴールド(現物)が足りていない人達(銀行家)と同じ人達だからだ。」
「ABN/AMROはゴールド価格について最もベアー的な銀行の一つだ。ABN/AMROはゴールドについて既にディフォルト(破綻)している。言い換えると、連中は何のゴールド(現物)を所持していないという事だ。約1か月前に連中は、ペーパー・ゴールドを所有する、彼等自身の顧客に、貴方はゴールドを所有していますが、「私達に連絡してそのペーパー・ゴールドをゴールド現物に取り代えないで下さい」という手紙を送った。」
★「だからABN/AMROはゴールドなど所有していない。そしてもし貴方が公共の情報をチェックすれば、JPモーガンもゴールド(現物)を所持していない事が解るはずだ。連中の保管庫における(ゴールド現物の)貯蓄は近代において記録的な低さだ。コメックスは、私が見た最後の報告によると200トン以下のゴールドしか保有していない。これもまた、ゴールド現物を受け渡す莫大な契約責任に対して、近代で記録的な低さだ。」
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シンクレアー:Jim Sinclair on Freegold & The End Game
http://silverdoctors.com/jim-sinclair-on-freegold-the-end-game/
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ファーバー:MARC FABER: 'Something Will Break Very Bad'
◆何かが酷く壊れるだろう
http://www.businessinsider.com/marc-faber-something-will-break-2013-5
「市場が1日で21%下落した1987年のクラッシュの引き金は何だっただろう?2000年のナスダックのクラッシュの引き金は何だっただろう?1989年の日本のクラッシュの引き金は何だっただろう?世界市場を50%下落させた2007年のクラッシュの引き金は何だったろう?私達はこれらの事を事前に知る事は出来ませんが、何かが常に市場を上昇させ、何かがそれを下落させます。現時点で私が推測するのは、2009年の市場の底値を元に見ると、多くのケースで株価は100%回復していて、それらはもう安くはありません(高値で買って安値で売るのは馬鹿しかいない)
★「40年に渡り経済学者と投資家として働いてきて、私は資産市場と経済的現実の間のこの様な大きな分離は見た事がありません。・・・資産市場は空の中で、一般の普通の人々の経済はゴミ貯めの中です。彼等の実際の収入はインフレのために調整され下がっているのに、資産市場は上昇しています。」
「何かが酷く壊れるでしょう。」
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