http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/786.html
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http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1967.html
デトロイトが破産しているのにNY株式市場は「そんなの関係ねえ〜」
何にも無くても大幅に上昇中です。「出口」も無視しとる。
ナスダック+0.69%3462 ダウ+0.82%15215 S&P+1.01%1650 BDI-7 872
VIX+1.75%12.77 VXX-0.98%18.2・・・昨晩のVIX指数はプラス圏
ドルINDEX83.81 ドル円102.29 ユーロドル1.2929 原油94.24 金1425
米10年債1.952% イタリア10年債4.01% スペイン10年債4.34%・・・利回り上昇中、日本は凄いよ
おいおいS&P500が1650ドルですよ。GSを去るオニールもビックリでしょう。
出来高もあって大型株が買われている。凄いですね。高すぎて見上げると目が眩みます。
うっしっし!こんなの絶対崩壊する。やっぱりバブル時は思ったよりも高くなる。
そして深い谷がやってくる。
■とにかく日本株塩漬け投資家の皆様 おめでとうございます
・PIMCO:リスク減らす,「活発過ぎる中銀」が波乱もたらす
( http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMSGQE6K50YT01.html)
5月14日(ブルームバーグ):世界最大の債券ファンドを持つ米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、ポートフォリオのリスクを減らしている。金融市場と世界経済の乖離(かいり)が進んでいることを警戒しているためだという。
PIMCOのモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は同社のウェブサイトに14日掲載されたリポートで、「高止まりする資産価格と望ましい成長の欠如という組み合わせの中で、当社は引き続きポートフォリオのリスクを減らしていく」と書いている。リポートは今後3−5年の投資戦略を示した。
世界経済は「一貫した不均衡の時代」にあるとし、最終的に金融市場の波乱や社会的緊張の高まり、各国の近隣窮乏化政策に行きつく可能性があると分析。「活発過ぎる」中央銀行にあおられた投資家がリスクを過小評価し金融市場の相場を押し上げていると指摘した。
経済成長が期待外れだった場合に金融市場に「激しい乱気流」の生じる恐れがあると警告。また、投資家は今後も企業と国家による債務再編があることを覚悟するべきだと論じている。
PIMCOの投資の指針となる中期見通しとして、米国の成長率は「2%を大きくは超えない水準」にとどまると予想。日本は「歴史的な」政策転換後の当初の活性化を維持することが困難になるとの見通しを示した。
欧州については、企業や銀行が経済に寄与することなく存続する「ゾンビ化」が当面の脅威だと指摘。中国は平均で年6−7.5%の成長を続けると予想した。
リポートは先週の3日間にわたる世界経済と金融市場に関する社内ディスカッションの内容をまとめた。エラリアン氏は「投資家はますます高い価格でますます多くのリスクを取るよう誘導されている」とし、「しかし時間がたっても成長が顕著になってこなければ、将来のある時期に現実が投資家からリターンを奪うだろう」と指摘した。
原題:Pimco Pares Risk on View Monetary Easing Distorts GlobalMarkets(抜粋)
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私はPIMCOの言う事が一番理解できる。
NY株式が絶好調の今でもだよアメリカの個人投資家の市場参加率が6割に満たないらしいよ。
★実は皆わかっているんだろう。こんなの本当じゃない。資産バブルだと。。
★そんなことウォール・ストリートはお構いなしさ。バブルで儲けずにいつ儲けるんや。今でしょ。
とことん煽って空売りでまた大儲けすればいいだけさと・・・こんなことを繰り返して大儲けを企み続けている。
今回、バブル形成に大きく加担しているのは各国中銀だ。日米共にバランシートを巨大化し続けている。
国の債務を輪転機回して買い込んでいる。なかなかインフレにならないのに株式、不動産が上昇中だ。
インフレにならなければ、いつまで大丈夫なのか知れないけど最終結果が壮絶というのが私の考えだ。
案外簡単なのかも知れない。
だってリーマン1社潰して金融システムは崩壊したんだよ。今も壊れたままだろ。
世界経済は病人のまま彷徨い続けているわけだから突然合併症で多臓器不全はありだ。
いつも言うけれどバーナンキFRB議長やドラギECB総裁は実に延命がうまい。
本当に回復すると思っているのだろうか???
でもね。この状況がいつまで続くかわからない。バブルに乗って上手に儲けてくださいよ。日本株を塩漬けだった方々、大喜びでしょうね。本当に良かったですね。
(参照記事:)
★「アメリカのクジラ」は無制限緩和で物価下落。「日本のクジラ」の無制限緩和の行く末は?
http://ameblo.jp/eiichiro44/entry-11530736433.html
黒田バズーカの、「物価を上げて金利を下げる」という都合の良いバラ色作戦は、現時点で色褪せしそうな気配。現状はその意図とは裏腹に「物価は下がって金利は上がっている」。
そういえば経済学者の池田信夫氏も「黒田バズーカは国債市場に命中した」という核心を突いたような事を言っていたが、現段階ではそのように解されても仕方のない状況だといえるだろう。
先日、この現象について麻生財務相は「資金が債券から株式に移動した、当然の事」と言及したようだが、「当然」だとするのであれば、この現象は事前に分かっていたのだろうか? 安倍首相と麻生財務相とでは、金融市場に対する理解度に差異がある事は、彼(麻生財務相)のコメントの節々から伝わってくるものの、政府の政策意図(名目上は日銀政策だが、実質的には政府と捉えて差し支えないだろう)としては、「大規模緩和によって長期金利を抑え込む作戦」だったので、麻生財務相が内閣の一員であることを考えれば、そんなことを彼は暢気に言ってよいのか? と少々違和感を覚える。彼にだって責任は当然あるのだから。
当レポートが、米中銀FRBにフォーカスを当てている傾向にある事は皆さん既知の事かと思われるが、日銀同様、FRBとて「池の中の(大きな)クジラ」。その政策を大いに参考にしなくてはならない。
たとえば、そのFRBによるQE1からQE3までの長期国債買取の局面では(MBS緩和はここでは除く)、例外なく、発動直後には長期金利はすべて上昇してきた。 周知のとおり株式も上昇している。緩和と金利上昇の連動性、については数年前より度々言及 してきたが、FRBのQEと金利・物価動向については、黒田緩和の先行きを見通す上でも、若干の参考になるのではないだろうか。
(図略)
上図の赤枠は、左からQE1・QE2・ツイストオペ・QE3などの政策発動時期と米長期金利動向を表している。 これら4つの政策はすべて、今回の黒田バズーカと同様、(アメリカ版)「長期国債を大規模に買い取る作戦」になるのだが、米長期金利は例外なくハネている、という事が確認できる。
(ここでは、QE-LiteやMBSのロールオーバー、MBS無制限緩和などは除いた。ちなみに今年の1月からは国債のロールオーバーも発動している)
問題は物価だ。(下図) 上図とその時期を照合して頂きたいのだが、FRBが目標としているPCEインフレ(PCEデフレーター、価格指数)は、QE1とQE2の時は上昇している。(赤枠) そして上記10年債利回りを観てもお分かり頂けるように、ツイストオペとQE3発動時には、QE1とQE2と比較し、利回り上昇率は低く、そして物価も下落している。(下図)(図略)
これはなぜか?
これは、過去エントリー「金利上昇の逆説的アプローチ 」を観て頂けるとお分かりになるかと思うが、バーナンキ自身も「金利を上昇させる最善の方法は、逆説的だが金利を下げる事だ」と明言している。これは、当レポートでもそれ以前より言及していた内容になるのだが、つまり「低金利予測が、高金利を生み出す」といった逆説的現象がQE1・QE2で顕著に起こった、という風に受け止める事ができる。ここでいう「低金利予測」というのは、その前提が「高金利」でなければならない。
で、QE1、QE2のスタート時の金利とその後2つのオペレーションにおけるスタート時の金利を比較してみれば、前者(QE1・QE2)スタート時の金利は後者のスタート時の金利よりも一段高い事が確認できる。すなわち、金利がそこそこ高い時でなければ、バーナンキのいう「(逆説的)金利引き下げ効果」は効果を発揮できない、といった表れ。ツイストオペとQE3スタート時は、金利が低すぎた、という事。(よって物価も下落)
ちなみに、ツイストオペ時も金利は低過ぎた、とは言ったが、その時に物価が下落した要因はそれだけでなく、FRBのインフレ抑制、といった意図も含まれていた。というのは、これはこの時の物価(PCEインフレ)がFOMC内的なコンセンサス「2.5%」(その後公表)を超えていたわけであって、NY連銀は、敢えて短いゾーンの国債と長めのゾーンの国債を同額シャッフル(4000億ドル)し、物価を抑えるためにバランスシートを拡大させなかった、という政策意図があった。なのでツイストオペと物価に関しては、他オペレーションとは分けて考えなくてはならず、日銀の長期国債買取の参考にはならないかも知れない。
つまり、QE1とQE2は物価を上昇させる事が目的だったが、ツイストオペは物価を抑え込み、QE3ではツイストオペとともに雇用の最大化を一義的ターゲットとしていた、というわけ。
で、日銀の黒田バズーカなのだが、その目的は冒頭で述べたように、「金利の抑制と物価上昇」。しかし米国の例をとって分かるように、(日本も)金利があまりにも低い位置からスタートしているので、米QE3のように、低金利状態で無制限緩和を発動しても、米国の無制限緩和(QE3)同様、物価下落の兆候は出ている、という事になる。(円安がどう影響するのかは分からないが、輸入インフレを引き起こすだけなら実質的な購買力は下がるのだから、どちらにしても所得を上昇させる、といった目的も達成できないだろう)
長期金利上昇で、貸出懸念も広がっていく事だろう、つまり異次元緩和は、現時点で、緩和どころか引き締め政策の懸念が出ている事になる。「名ばかり緩和政策」は過言だと言えるだろうか?
しつこいようだが、アメリカは無制限緩和の下での「ディスインフレ」(物価下落)が進行しているのが現状だ。 冒頭の繰り返しになるが、現時点では、黒田バズーカの「物価上昇・金利下落」という意図とは裏腹に、「物価下落・金利上昇」といった逆現象が起こっている事になる。
確かに、イールドカーブが立てば、巨大なバランスシートを抱えるメガバンクなどは収益が向上してくるだろう、多少の金利上昇であれば、評価損は期日まで持ちこたえる事は十分可能だといえるかも知れない。
しかし今回の長期金利上昇の動きに対して、麻生財務相は「債券から株式に資金がシフトしている」というが、それが本当なのかどうかは分からない。数字だけ見ると、そのような理由付けも可能なのだろうが、実際には、横浜銀を筆頭に大手生保は国債買いスタンスは取りにくい、と公言している。生保マネーなどの(外債への)売り逃げの兆候が出ている今、「資金シフトだからごく普通の事」と暢気に言うのはいかがなものだろうか?
当然、金利上昇局面で「拾われ」、再度国債市場は安定するのかも知れない。しかし資金シフトでは無く、ただの売り逃げが続いた場合には、今後、思わぬ金利上昇時を目の当たりにする事だって考えられる。
★85%まで上昇した日本国債
(http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/)
日本国債10年物が更に売り込まれ価格が下落しており、利回りが一段と上昇してきており、0.85%まで上昇してきています。
連日、日銀は市場から買いまくっていますが、売りが圧倒的に多く買い支えが出来ない状況に追い込まれています。
まだ売り一色という危機的状況にはなっていませんが、明日にでもこの売り一色という状況が出現することもあり得ます。それほど市場は売り圧力が強いのです。
いつ国債市場が暴落するか。
その時の備えは・・・国債運用や株式運用と言った日本円だけの金融資産で運用している方は、破滅的な状況になるのは避けられません。
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