http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/736.html
Tweet |
http://www.eagle-hit.com/
これが大局的な金相場の見方であり、"投資家"ではなく、「資産家」の見識であろう。
さらにFRBを中心とする中央銀行の緩和政策の真の目的がそこに隠されているとも言えよう。
つまり、金本位制に準じた新通貨体制が水面下で進められているということだ。
そのために、ペーパーマネーをいったんご破算にする算段が進んでいるのである。
金を裏付けとする以上、その通貨発行量は減る。
圧倒的に通貨が少なくなれば、流動性を基にした金融市場は存続不能となる。
すべて政府が管理統制する統制型経済が敷かれ、国家資本主義が採られることになろう。
無論、その国家とは、現在あるような国家ではないのだが (小出宏実)
◆金貨を法定通貨とする動き、金下落でも衰えず−米6州が審議
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMGHFH6KLVRK01.html
金と銀を法定通貨とする法案が米国の6州の議会で審議されている。金の価値は4月に2営業日で13%失われたが、ドルを信頼するより金と銀を法定通貨にしようとする動きが大きく衰える兆しはない。
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策への不信感とドルの通貨価値が下落する可能性があるとの懸念を背景に、金を法定通貨とする動きが加速した。アリゾナ 州のブリュワー知事は先週、同州が金貨と銀貨を法定通貨として認可する法案に対して拒否権を行使し、この動きは後退した。法案が可決されれば同州は金貨と銀貨を法定通貨とする2番目の州となる可能性があった。
ただ、依然として6州で貴金属を法定通貨とする法案が審議されている。民間非営利団体(NPO)、アメリカン・プリンシプルズ・プロジェクトの経済プロジェクトディレクター、リッチ・ダンカー氏によれば、年間ベースで12年続伸していた金相場の下落は重要な要因にはなっていない。ダンカー氏はインタビューで「金相場の下落で冷や水が浴びせられたとは考えていない」と指摘。「市場関係者は金を資産の保存手段とみている。価格が下落してもその認識が弱まることはないと思う。金は長期的な購買力の維持手段と見なされている」と述べた。
ブリュワー知事は2日付の拒否権について説明する議員宛ての書簡で、金相場の下落については触れていない。「持続不可能な連邦政府の赤字の結果として」ドルの価値が下落する可能性があるとの見方に同意を示す一方、金と銀を支払い通貨として容認することに伴う「行政上および財政上の負担」を拒否権行使の理由として挙げた。
◆「金を欲しい人」と「金価格を欲しい人」の対峙・・上海の宝飾店のショーケースが空っぽに
http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/3b4df9e862b1aec7cdcd63e663b36e4e
5月1日のメーデーを挟んで連休の中国では、旅行者が上海など都市部へ観光方々来て、金宝飾品を買っていくというのがブームで、先週もNHKが扱っていた上海RTSのニュースでは当方も行ったことのある豫園にある大手宝飾店のショーケースが空っぽになっている映像が紹介されていた。どれほどの金宝飾品が陳列されていたかわかるだけに、たしかに凄い売れっぷりではある。プレミアムも当たり前のように付くだろう。
いまの金市場は、いわば「金を欲しい人」と「金価格を欲しい人(金はいらないが価格を動かしたい人)」のせめぎ合いということで、当座は価格を欲しい人人が主導する展開。(抜粋/亀井幸一郎)
◆悲観から安堵へそして自信へ・・世界の中央銀行が株を買い漁っている
http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/
あの日の金暴落は僕を悲観の迷路に追いやった。
金を追いかける人々は同じ感覚だろう。だが時間がその悲観を安堵にしてくれた。
そしてやがて大きな自信に変化する確信がある。
金とNY株はやはり大きな逆相関があることがこの数週間で確認できた。
★そして4月25日ブルームバーグ通信は世界の中央銀行が株を買い漁っていると報道した。(松藤民輔)
(参考記事:)
・中国の香港からの金輸入、3月は過去最高−弱気相場入り前
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMGJE46KLVRI01.html
5月8日(ブルームバーグ):中国本土の香港からの金輸入が3月に2倍以上に増加し過去最高水準に達した。中国国内の金購入が増え需要が拡大していることが示された。中国はインドに次ぐ金消費国。
香港特別行政区政府統計処が7日発表したデータによると、中国本土の香港からの金輸入はスクラップを含め22万3519キログラム(223.52トン)だった。2月は9万7106キロ。中国本土の純輸入は13万38キロ。2月は6万947キロだった。
これは金相場が4月に弱気相場入りする前の統計。相場は同月15日までの2営業日で14%下げ、2日間としては過去30年で最大の下落率を示した。
・米連邦準備制度の諮問委:信用リスク上昇による悪影響を警告
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMGM016JTSEL01.html
5月7日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB )に助言する連邦諮問委員会(FAC)は2月、FRBによる過去最大規模の刺激策を支持しながらも、信用リスクの高まりが米金融機関に与え得る悪影響について警告した。
各地区から選ばれた銀行業界関係者で構成されるFACは、1月29−30日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に開いた2月8日の会合で、「低金利の環境が利ざやを圧迫しているのに加え、コンプライアンス(法令順守)や基盤にかかわるその他コストが急上昇しているため、多くの金融機関はより大きな金利・信用リスクを受け入れることでリターンを高めようとしている」と指摘した。
ブルームバーグ・ニュースは米情報公開法(FOIA)に基づく情報公開請求により、2011年5月から今年2月までのFAC議事録を入手した。それによると、FACは量的緩和第3弾(QE3)が決まった昨年9月12−13日のFOMC直後の会合では緩和策継続に反対の立場を示していたが、今年2月には財政引き締めが足かせとなっている景気のてこ入れに向けたFRBの取り組みを支持している。
FAC議事録は「昨年5月以降の非常に緩和的な政策は引き続き適切であるものの、一段の緩和は正当化されるものではない」とした。
FRBのウェブサイトによると、12人のFAC委員には米ステート・ストリートのジョセフ・フーリー会長兼最高経営責任者(CEO)やモルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン会長兼CEOが含まれる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。