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長期金利の予測・Forecast of Japanese bond rate
2013年05月07日 | 金融・経済
前回日本の長期金利の予想を書きましたが、黒田バズーカ砲の前でしたの、今回は
少し予想を変えました。と言うよりも、アメリカの1981年を頂点とした金利波動をそのまま 導入しました。
1981年と言えば、第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争と戦費を賄う
ために大量のドルを垂れ流し、更に戦後の日独の追い上げ、貿易条件の悪化、ソ連の
アフガニスタン侵攻と激動の時期であり、アメリカの陰りが見えた時です。
勿論1971年のニクソンショックから、アメリカの戦略の立て直しが始まり、
2007年までどうにか超大国を維持してきました。
これに対して、1990年に株式市場が三重野総裁に大崩壊させられた日本は、自らデフレと
自己破壊=ハラキリの世界に入り、2007年の世界の株の崩壊後は、マネタリーベースを
増やすことなく世界に逆行し、オタク白川の下で、自虐的世界に閉じこもり、一人円高と
デフレに悶々と苦しんでいました。
そこに登場したのが高橋洋一、浜田宏一、黒田総裁の
三銃士です。これで奢れる平家を征伐したのが、源氏の安倍政権です。
今後は必要なだけ大量の円を垂れ流すと思われますので、前回とは予想は少し異なります。
2016年前後に来ると思われる第二次リーマンショックで、世界に出稼ぎに出ていた
円は里帰りを行い、円高が始まります。しかし黒田総裁は世界と同様金融緩和を
行うと思いますから、ひどい円高は起こらないと思われます。
又金利もそれほど上がるとは想像されません。2019年前後で、10年物国債金利は3〜4%程度と予測します。
勿論株の崩壊後は今回最後の商品相場の高騰が起こると予想されます。
これに世界のお金の垂れ流しが重なり、長期的にはインフレと金利の上昇が予測されます。
2032年は英米の資本主義最後の好景気=バブルの崩壊が始まると予想されます。
2046年で
英米の資本主義崩壊の過程は終わり、その後は社会主義の始まり又は内戦が考えられます。
これらが重なり、又1500兆円の国債を返済するためには円の垂れ流しとインフレが
必要ですから、金利は英米の崩壊まで上昇すると予想されます。
崩壊後に金利の
波動は下がり始めると予想します。金利の波動は60〜70年の
コンドラチェフサイクルを持ちその波動は専門でも見えにくい長期波動となっています。
従って今後20〜30年の長期でローンを組んでいる人は、やはり長期の完全固定金利が必要と予測します。2〜3%の国債金利なんてすぐにでも来ると思います。
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