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2013/5/2 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ユニクロが打ち出した「世界同一賃金」の狙いは「国際的に高い」とされる日本社員の賃下げだ。
柳井社長は「年収100万円になっても仕方がない」と言ってのけた。この先、日本社員は世界規模でふるいにかけられ、新興国並みの給与水準に沈んでいく。
モーレツに働かなければ、すぐ見ず知らずのアジア人に取って代わられる。常在戦場、息つくヒマなし。この流れが日本を席巻しそうだから、恐ろしい。
「ユニクロは今や日本経済を代表する成長企業です。国際競争にさらされた電機や自動車、半導体など、あらゆる企業が柳井社長にあやかって追随しかねません。最近の経営者はコスト意識だけが強く、人件費の抑制しか考えていないから、なおさらです」(経済評論家・広瀬嘉夫氏)
これでは、大半の労働者が貧困化する。しかも、安倍内閣の産業競争力会議は「限定正社員」という名の“新型クビ切り制度”のほか、定額で何時間でも働かせる「労働時間の適用除外制度」の導入も検討中だ。これからのサラリー族は低賃金で何時間でも働かされ、用済みとなれば、いつでもクビを切られてしまうことになる。
「人材は使い捨てが当たり前。企業はいつでもクビを切れると脅迫しサービス残業を強要する。公共交通機関24時間化とのワンセットで待っているのは、無限サービス残業地獄。行き着く先は、日本企業の総ブラック化です。その結果、日本の産業界は創造力を失って、ますます国際競争に取り残されるでしょう」(「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」の著者・今野晴貴氏)
サラリー族がGWをマトモに休めるのは、今年限りかもしれない。
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