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http://media.yucasee.jp/posts/index/13361?la=0003
★20万円が半年で600万円になった銘柄が出たり、1日で100万円以上儲ける人が実際に出現している。
アベノミクスによる日銀の質的・量的金融緩和で株式市場が急騰する中で、証券会社に開いた「幽霊口座」に慌てて戻ってくる人も増えているのだという。幽霊口座とは、証券会社に開設したインターネット取引の口座で、長らく取引履歴がない口座を指す。昨年の前半あたりまでは、本当に幽霊だったようだが、ここにきて事情が変わってきている。
現在、メディアでも、株式投資で資産1億円を突破した、いわゆる「億り人」と呼ばれる特集が組まれるようになってきた。
★気がつけば、短期間で30倍以上になった銘柄も出てきているから、戻るのは当然だろう。都内のある40代会社員も、1日で100万円以上の儲け話を聞いたりすると、どうしても相場を見て自分も取引をしたいと思うようになったそうだ。
ちなみに、株価が30倍以上になったのは、ソーシャルゲーム「パズル&ドラゴンズ」で大ヒットを飛ばした、ガンホー・オンライン・エンタテイメントだ。昨年は1株あたり20万円以下の安値に放置されていたが、現在は67万9000円(4月23日終値)となった。ただ、これは途中で10分割があったために、実際には昨年から1株保有していれば、67万9000円×10株となり、679万円に膨らんでいる計算になる。まったく国策銘柄ではないものの、アベノミクス相場を代表する銘柄の一つということになるだろう。
また、相場全体で見ても、日経平均株価は昨年10月からは5割以上の上昇となる。
いわゆるかなりの確率で勝つことができそうな投資環境ではある。「誰でも勝てる相場には参加しないと儲からない」と、かつて筆者の取材に資産3億円以上のトレーダーが答えたことがある。それは、まさに、このタイミングのことを言うのだろう。
しかし、それと同時に、この相場の終わりがいつ来るのか、誰にもわからない。そうした不安を抱えているのはみな同じで、今、勝っているトレーダーたちは「慎重に取引している」とも言う。
ただ、前出の40代会社員は、すでに相場もかなりのペースで上昇してしまっているところで、何の株を買っていいのが目下の悩みでもあるという。幽霊口座は、取引履歴がないままでアベノミクス相場が終わるかもしれない。
一方で、短期的な相場動向には見向きもせずに、月5年の積み立てで1億円を目指す「いつかはゆかし」で、長期で「億り人」を目指す人もいる。こちらは、ヘッジファンドも含めて、海外の優良ファンドで長期分散投資をしていく仕組み。アベノミクスを「円安・インフレ時代」の到来ととらえ、「今が海外投資の好機」と捉える30代・40代のビジネスマンが急増、同サービスを提供しているアブラハム・プライベートバンク社の投資助言契約額は累計 686億円にまで達している。
★こうした諦めたり、あるいは他の投資方法を行う人がいるのも、また事実だ。 日本株にしろ海外投資にしろ、乗った人と乗れなかった人の格差は今後開くばかり。 これだけ地合いが良い相場に乗り遅れたアベノミクス難民は、今後も増えていくのだろうか?
◆2009年以降アメリカで格差が拡大した理由
http://markethack.net/archives/51872593.html
ピュー・リサーチセンターが『An Uneven Recovery, 2009-2011 A Rise in Wealth for the Wealthy; Declines for the Lower 93%』と題した調査結果を発表しました。
それによると上位7%の裕福層の純資産は今回の調査期間である2009年から2011年にかけて+28%上昇し、317万ドル(ミーン値)になったのに対し、残りの93%は−4%の13.4万ドルと減少しました。
★ピュー・リサーチセンターは「裕福層の場合、資産に占める株式などの金融資産の比率が高い。これが資産が増えた理由だ」としています。
以下は具体的に家計のうち、どの投資対象がどれだけの資産の増減を見たかを示しています。なおこれは個々の投資対象のパフォーマンスに加えて、資金の流入・流出による資産の増減を含んでいます(リストは抜粋);
純資産 +14%
純資産(持ち家を除く) +31%
預金 −19%
国債、地方債 +389%
チェッキング口座 +9%
株式・投信 +51%
事業持ち株 +14%
持ち家含み資産 −16%
401(k) +57%
なお、この調査がカバーしている2009年から2011年の間は米国の住宅価格が底値圏を這っていたことを指摘しておく必要を感じます。その後、住宅価格は上昇しはじめています。
つまり今年までを含んだ調査結果なら、持ち家から来る資産効果は、もっと大きなポジティブ・インパクトを持つと思われます。
なおリーマンショック以降、米国の連邦準備制度理事会は量的緩和政策をとってきました。これは現在日本で進行中の「黒田バズーカ」と似た政策です。言い換えれば「QEは、格差を助長する」ということ。
これからの時代、銀行預金ではダメだという僕の主張は、ここでも立証されているわけです。
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