http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/639.html
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http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2013/1401.html /4月24日
新興国の現物金買いラッシュを見て、ゴールドマンサックスが金売り推奨を停止した。
そもそも今回の金急落の口火を切ったとして、しばしば引き合いに出されていたゴールドマンサックスの金売り推奨。1500ドル台の時に1450ドルをターゲットとしていた。
それを昨日、1530ドル(3か月予測)に引き上げ。6か月予測は1490ドル、12か月予測は1390ドル。
中期的には米国経済回復を背景に金価格下落を予想している。(ドル建て金価格についての予測で、円建て金価格については触れていない。)
市場は、ファンドの金売りに新興国の現物買いが買い向かう構図になっている。1400ドル台を回復したものの、未だ、目先は不安定な状況だと思う。
しかし、底抜けの下げはないと、新興国金買い最前線シンガポールのリトル・インディア現地視察で実感した。
ファンドは買って売ってのゼロサムゲーム。対する新興国は現物買い放しだからだ。最後に残るのは現物の買いである。
上海、シンガポール、ムンバイ、ドバイでは現地渡し金現物価格が国際価格に比し1−2%のプレミアム状態が続いている。裁定取引により価格が平準化される国際金市場としては、記録的なプレミアムだ。
◆手替わり(保有者の入れ替わり)・・慌てる投機筋!
http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/644dcd0397c290b962e1ec70c5837fe4
金のドル建て価格が、先週の降ってわいたような安値から“疑いの中で”ジワジワと水準を切り上げている。先日当面のコア・レンジを1350〜1450ドルとし、下振れ、上振れそれぞれの材料を挙げて1280〜1520ドルという範囲の想定をした。足元で早くも1450ドルに接近しているが、これが抜けると動きが加速する可能性がある。逆に上回れないようだと下げを見る。
日曜日の「金を考える3時間セミナー」にて、1321ドルというのは、過去の大きな調整の下げや、いくつかのテクニカル分析に見合った水準が、いずれもこのあたりに集約されており、達成感があるとした。売り方としても、ここまで下げたんだ!?という意外感が買い方同様にあったのではないか、とした。つまり売り仕掛けをした筋も、慌てるくらいの下げにつながったと。
先週は金保有のファンドとして有名なジョン・ポールソンのアドバーザーをしている前UBSのジョン・リードが、2日で200ドル超の相場にかぎらず方針は、かわらないということをインタビューで答えていた。昨日はポールソン自身も投資家向けにそうした見通しを語ったと報じられ、それもこの一両日の金の上げ要因となったようだ。“おおきな振るい落としがあった”としていたのは、同じく金保有で知られるヘッジファンド。
5月中旬が締め切りのSECへのファンドなどの持ち分の報告に市場の関心が高まっているが、ポールソンは減らしていなかった・・・ということになるのだろうか。草の根的な個人の買いと新興国中銀が、今回のサポート役をはたしていると見られるが、そもそも環境は変わらず、値だけ激変したということを素直に捉える人たちの資金が入っている。これも手替わりといえば、たしかに手替わり。つまり保有者が入れ替わっている。この点で15日の大商いが、どんな手替わりだったのか、最大のポイント。
(参考ニュース:)
★ジム・ロジャーズ氏、1300ドルになったら金購入も
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MLT5OK6KLVRL01.html
4月25日(ブルームバーグ):1999年の商品相場上昇を言い当てた投資家ジム・ロジャーズ氏は、金価格が1オンス=1300ドル以下に下がったら購入するかもしれないとインタビューで述べた。
金のスポット価格は16日に1オンス=1321.95ドルと、2011年1月以来の安値を付けた。相場急落を受けて米国やインド、オーストラリアで金貨や金のアクセサリーを買う人が急増したが、ロジャーズ氏は価格下落後にまだ金を買っていないという。
同氏はシンガポールで、金相場が「1300ドルまで下がったら、買いたいと思う」と語った。「さらに1200ドルまで下がったら、もっと買いたいが、下がるというのは予想ではなく仮定だ」と続けた。
★NY金:続伸、昨年6月以来の大幅高−中央銀行の購入を好感
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MLTT2Z6TTDUI01.html
4月25日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は続伸。昨年6月以来の大幅高となった。中央銀行の購入が支えになったほか、先週の約30年ぶりの急落を受けて需要が増えている兆しも好感された。
国際通貨基金(IMF)のデータによると、ロシアとカザフスタンは3月に6カ月連続で金準備を積み増した。上海金取引所の指標となる取引量は16日以降連日で、昨年の1日平均の4倍を超えて推移している。米造幣局の月間でのコイン販売量は2009年12月以来の高水準になる見通しだ。
T&Kフューチャーズ・アンド・オプションズ(フロリダ州ポートセントルーシー)のマイケル・スミス社長は電話インタビューで、「中央銀行の購入に関するニュースは極めて強材料だ」と指摘。「世界中で現物買いが増えているとの報道で価格は急伸している」と述べた。
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