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2013/4/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
G20で円安批判が盛り上がらず、週明けの東京市場はホッと一息だが、米国では不吉なサインの出現が話題になっている。1937年に米海軍飛行場で爆発事故を起こしたドイツの飛行船になぞらえて、「ヒンデンブルグ・オーメン」と呼ばれるシグナルだ。
株価データを基に算出するテクニカル分析のひとつで、必要な条件はニューヨーク証券取引所で拾われる。52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数がその日の値上がり銘柄と値下がり銘柄の合計数の2・8%以上とか、52週高値更新銘柄が52週安値更新銘柄の2倍を超えないとか……。そのほかも合わせて4つの要素が出そろったとき、30日以内に株価がズドンと落ちるといわれている。
ま、市場の迷信みたいなもので、必ず急落するわけではないらしい。ただ、1985年以降は暴落前に必ず発生したという。77%の確率で株価が5%以上落ちるとか、パニック売りの可能性は41%でクラッシュは24%だとか、それらしい数字も伝えられている。
オーメンが出たのは15日。もし米国で騒ぎが起きれば、日本だって無傷ではいられない。ゴールデンウィーク前後に暴落も考えられるような状況だ。
◆注目は23日の「アップル」決算
「テクニカルのジンクスはいっぱいあるし、さほど気にする必要はありません。ただ、米国ではもともと『Sell in May(5月売り)』といわれている。確定申告が4月15日までで、受け取った還付金が株に流れる効果も5月には薄れてしまう。加えて近年は、解約金の支払いに対応したヘッジファンドの動きも加わっています。ファンドは3、6、9、12月の末日に解約を実行しますが、希望者はその45日前までに申し出なければならない。これに伴って5月中旬から、ファンドがポジションを解く“アンワインド”が起きるのです」(日経CNBCコメンテーターの瀬川剛氏)
となると、GWの暴落はあるのか。
「カギは、23日に予定されている米アップル社の決算発表でしょう。同社の株価は金の価格と並び、資金量が過去最大規模に膨らんでいるヘッジファンドの成績を大きく左右します。1オンス=1900ドルを超えた金は、今や1300ドル程度。かつて700ドルに届いたアップル株も400ドルを割り込んでズタボロです。このまま成長期待がハゲ落ちていくのか、悪材料が出尽くしたと判断されるのか。注目です」(瀬川剛氏)
テクニカル分析だけじゃないから、心配になるのだ。