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スバルのHV、燃費以上に求めたもの・・燃費至上主義の市場をアウフヘーベン!
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/580.html
投稿者 墨染 日時 2013 年 4 月 19 日 10:44:54: EVQc6rJP..8E.
 

http://toyokeizai.net/articles/-/13724?page=3

■水平対向エンジンと4WDの独自性がキモ
エンジンとモーターを併用して走るハイブリッド車(HV)。トヨタ自動車をはじめとする日本勢が世界に先駆けて市場を開拓してきたエコカーが、隆盛の時代に入っている。

■HVは国内登録車の3割に
2012年度の国内新車市場は、トヨタのHV専用車「アクア」「プリウス」がブランド別販売でワンツーフィニッシュを決めた。専用車に限らず、エンジン車をベースとするHV仕様の販売も好調。軽自動車を除く登録車でみると、実に3割をHVが占めた。この市場に“最後発”で乗り込むのが、富士重工業(車名ブランド・スバル)だ。

スバルは4月18日、昨年10月に発売したSUV(スポーツ多目的車)「スバルXV」をベースとしたHVを、今夏をメドに日本市場で投入すると発表した。今秋には、最重要と位置づける米国市場でも販売を始める。

HVに続く次世代エコカーとしては、電気自動車(EV)や、水素を充填して走る燃料電池車(FCV)などが注目されるが、当面はHVがエコカーをリードするだろう。というのも、EVやFCVには、インフラの整備や品質・性能の向上、コストダウンなどのさまざまな課題があるからだ。

HVの特徴は、既存の燃料インフラを使いつつ、エンジン車よりも大きく燃費を伸ばせる点。1997年にトヨタが「プリウス」を世界に先駆けて投入してから、今日のような状況になるのに15年の歳月を要したことを考えても、当面はHV優位の展開が予想される。トヨタに限らず、ホンダや日産自動車、マツダなどもHVの車種拡充や性能向上などの取り組みを加速している。

遅ればせながら乗り込むスバルも、HVの成長をもくろむ。「将来的にはスバルXVシリーズの4割くらいをHVが占めるのではないか」。スバル商品企画部の竹内明英プロジェクトマネージャーはそろばんをはじく。まさに激戦となってきたHV市場。ただ、“最後発”となるスバルに勝算はあるのか。

■ポイントは“スバルらしさ”にありそうだ。
トヨタから知見を学ぶが独自開発貫く
通常、HVとは燃費性能の高さが最大の魅力であり、武器である。だが、それを狙っていてはスバルに勝ち目はない。資本・業務提携先のトヨタとは、スバルから技術陣を出向させるなどでHVの知見を学んだものの、あくまで今回はスバルの独自開発を貫いたという。
事実、富士重の吉永泰之社長は今年3月、東洋経済の独占インタビューで「(スバルが投入を予定しているHVの特長は)トヨタのプリウスのように燃費には振っていない」と答えている。

では、“スバルらしさ”とは何か。それは、日系自動車メーカーで唯一のノウハウを持つ水平対向エンジンと、定評のある4輪駆動技術だ。通常のエンジンはシリンダーと呼ばれる機構が原則として縦や斜め方向に配置されているが、水平対向エンジンはその名のとおり横方向のシリンダーが配置されている。水平対向にするメリットは低重心化が可能になることだ。重心が低ければ車の走りが安定する。加えて、スバルの4輪駆動は雪道やダートなど悪路の走破性が高い。

そもそもハイブリッドシステムは燃費を伸ばせることに目が向きがちだが、実はエンジン車にはない走行性能を得られることも特長である。象徴的なのは、車の発進や加速に必要なトルクと呼ばれる回転力。エンジンは一定の回転数まで高めないと最大トルクを出せないが、モーターはいきなり最大トルクが出せる。HVは停止時や低速時からの加速性能が高いのだ。エンジンとモーター。それぞれの特性をうまく組み合わせれば、エンジン車以上の車になりえる。

つまり、水平対向エンジンや4輪駆動などといったスバルがエンジン車で培ってきた強みを損なわず、燃費以上の価値観をHVとして実現できる仕様に仕上がるのか、それをユーザーに評価してもらえるかがポイントだ。激戦のHV市場。従来とは違うアプローチが始まろうとしている。
 

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コメント
 
01. 佐助 2013年4月19日 21:12:26 : YZ1JBFFO77mpI : TUhrPgEJIU
自動車の
「アベノミクスバブルの失望と破壊の,希望と成功に反転させるためには」

2013年には丸の2ボックスが反転する。ゆっくり進行していく。そして2013年以降は1ボックス型が上昇を開始する。つまり丸型新セダンで国内の市場の縮小を止められる。自動車の形の優位性は為替の変動やTPPとは無関係に,海外市場は拡大する。丸の2ボックス型の中古品にプレミヤがつき大ヒットする。

だが,もしも欧米や国内他社の売れ筋の追いかけ模倣企画に戻ると,短期モデルチェンジを繰り返し,日本車の世界的優位性は消失してしまう。2014年から車の柄はツートンの位置は中心から下へ移行する。幅は狭い(細い)が75%になる。外装素材も高反射率の鉄から低反射率の鉄・アルミ・プラスチック・炭素・ガラス・木目が登場する。つまり光沢を押さえた色柄素材が75%となる。そのために素材関係のブームが訪れ,マスコミは景気が回復したと煽る。

るーるが破壊される時代なので,日本車はこのカジュアル革命(伝統を破壊することがカッコよい)で,日本は世界のリーダーになる。日本の2ボックス型の普及率は,先進国でもっとも高く95%を記録している。3ボックスが50%中心の中国・インド・ロシアが5年後に日欧米に追い付いてくる。

そのために2ボックス型こそセダンという,認識と企画が遅延させ,さらにガソリン車レスへの転換と角から丸へのデザインの転換を遅延させてしまう。セダンは3BOX型だと固執する。そのためにドル崩壊やTPP関税そして消費税とは関係なしに自動車の世界の一層の縮小は避けられない。

だが,2BOX車がセダンだと企画した企業は,長期不況下でも勝者になれる。スタイリングを軽視し企業は世界恐慌ドル崩壊には生き残れない。そしてガソリンレス技術革命に成功した企業は,自動車産業だけでなく,IBMやGMやマイクロソフトを合わせたよりも巨大な企業となにれる。つまりスタイリングとガソリンレス車が本命。ディーゼルは伸びる。しかも産業革命で燃料電池仕様から太陽半導体電子電池のエンジンレス車が加速するはずです。将来的には1BOX車がセダンとなる。


02. 2013年4月20日 02:11:38 : mZNkxfME8Y
>重心が低ければ車の走りが安定する。加えて、スバルの4輪駆動は雪道やダートなど悪路の走破性が高い。

アウフヘーベンなんてわざわざドイツ語なんて使って、できるのはこれだけ?
4輪駆動は、EV、FCVの得意分野だよ。
インフラなんてすぐにできるよ。
いまごろ遅いんだよ


03. 2013年4月20日 10:02:31 : RIl7MPPcUg
スバルは古いメーカー
日本が独立して再び国産飛行機を飛ばせるように祈っています

04. 2013年4月20日 10:34:33 : uPQKynh7AA
HV EV
HVは、JC08モードの6割くらいの燃費しか出なく、軽自動車と変わらない。
製品ライフサイクルで考えれば、環境には優しくない。
世界の環境自動車は、クリーンディーゼル。
HVは、日本でしか売れていません。
トヨタの将来を自分は真剣に案じています。
こんなことをいう人間はごく少数でしょうけどね。。。

EVは、はっきり言って原子力自動車。石油火力の電力を使えば、はっきり言って、直接エンジンで燃やしたほうが、CO2排出量は少ない。
放射性廃棄物を作りながら走ってこそ、はじめてCO2が削減できる。
こんなものが、環境にいいわけ無いでしょ。


05. 2013年4月20日 18:12:08 : JXj2JWaKXc
もう結構な大きさの飛行機がソーラーで半永久的に飛べる宮崎駿も夢見た最終戦争論の時代やもんな
もうちょっと差し掛かると様変わりした凄い時代になりそうだ

06. 2013年4月21日 07:50:15 : MxRrqvv8aM
日本の軽自動車はブリキのおもちゃ箱になってしまった

トヨタが扇動した燃費至上主義は
軽自動車の経済効率性を・・
普通自動車にHVの衣装で着せ替えただけのもの
日本のHV車は軽自動車のバリエーションのように軽佻に写る!
それはそうだ、軽くしてナンボノのものだ!

顧みれば、
軽自動車界は、その存在自体がエコであるのに・・
先を競って軽佻な燃費競争に耽り、軽薄なおもちゃ箱を量産しておる
トヨタに煽られるダイハツ!
そのダイハツに強迫されて「ワゴンR」商法にしがみつくスズキ!

スズキにいたっては
軽自動車の傑作とも言われた「kei」すら生産を打ち切り
独ダイムラーとの提携をも無にしておる

ついでだが
究極のHV車とは・・軽量ディーゼル車の開発を待つしかあるまい

さて、ディーゼル車といえばマツダのディーゼル車から目が離せまい
しかし、軽量化が鍵である


07. 2013年4月21日 09:09:32 : sVf0XFltoR
あれだよトヨタが何で有利かって云ったら国内の乗用車供給利権握ってるからだな
今とかネットで世界の産業組織のつながりの図とか簡単に見れるから調べると分かりやすいよ
国内でもトヨタと日産とか本田は割れてるしな

08. 2013年4月27日 07:21:12 : JjNtNbJEr2
水平対向エンジンと言えばフランスのシトロエンやパナールが広く採用していた。シトロエン2CVやアミ、GSがそうだし、パナール24シリーズもあった。当方はシトロエンGSを古くなってから購入したが、重心が低く操縦の楽しいファミリーカーでした。

1960年代のシトロエン・アミのコマーシャルです。
http://www.youtube.com/watch?v=RLCIkxHleBg

1972年のシトロエン・GSXのコマーシャルです。
駅までご老人を送った後は、そのままスポーツカーに様変わり。
http://www.youtube.com/watch?v=QiqgAJLDGVw

シトロエンは1974年に倒産し、フランス政府の救済策によってプジョーの支配下に入るのですが、ここで問題になったのが水平対向エンジンの生産コストの高さ。パワートレインが統合されることになり、それに伴ない水平対向エンジンは廃止されたのです。最も、プジョーの経営者から見ての判断であり、長期的に見ればシトロエンの製品面の魅力が失われたことになり、逆に大きな損失に繋がりました。

富士重工も水平対向エンジンを何とか続けて欲しいな。


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