http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1925.html

中国1-3期GDP　7.7％に減速。中国3月鉱工業生産　8.9％　予想　10.1％

4月NY州製造業業況指数　3.05　予想　7.0　前回　9.24
NAHB住宅指数3ヶ月連続低下　42　予想　45　前回　44

ナスダック　-2.38％　3216　ダウ　-1.79％　14599　S&P　-2.3％　1552　BDI　+1　876
好決算のシティC　+0.2％

★来たぜ！VIX　+43.2％　17.27　VXX　+11.83％　20.52
ドルINDEX　82.48　ドル円　96.74　ユーロドル　1.3050　原油　87.33　金　1365
金暴落ですね。原油も下がっています。弱い中国・アメリカの経済指標が「デフレ」を表しています。
私は、金が先行して「デフレ」を表していると言ってきましたがそんな感じですね。
今のところ量的緩和をしても景気は回復しないしインフレにもならない。

米10年債　1.7020％　イタリア10年債　4.34％　スペイン10年債　4.73％

★他が撃沈する中でVXX　+11.8％、「恐怖」待ちの醍醐味ですね。
それにしても金鉱株が安い。ABXが52Wで最安値　19.78ドル。20ドル割れですよ。
リーマン・ショック時と変わらない株価。金鉱株ホルダーは、がっかりですね。
しかしお札を刷りまくっている世の中でゴールドのファンダは強い。
暴落時は「買い」のチャンスですね。

■インフレに対するヘッジが必要なくなった。「中銀に逆らえる日」が訪れようとしている。
商品下落、金が１９８０年以来最大の下げー世界の株式市場も大幅安
http://kozuka-g.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/04/1980_5b35.html

「インフレに対するヘッジが必要ではなくなった。」
バーナンキFRB議長は、金の暴落をどう見ているでしょうか？
デフレを防ぐために前代未聞の金融緩和をやってきた。
日本と同じでこれ以上の利下げはできない。
金融緩和だけでは景気回復できないと彼は言い続けてきた。
彼が言うようにインフレリスクは無くなったようだ。
そうすると金、商品、株式が下落する。
FRBのバランシートを鑑みれば、バーナンキのショックも大きい。
最近、グリーンスパン前FRB議長が表に出ないが彼はFRBのバランスシートを
脅威と考えているはずだ。

★積み重なった先進国の債務が限界を迎え始めている。
「１００年に一度の経済危機」の後遺症は膨らみ続けている。
民から公へ移った債務で首が回らない。
バーナンキの手法は株式や債券に潤いを与え続けてきた。
実体経済が回復しなければ株式はバブルに終わり、税収が見込めなければ債務が増大して
最終章の危機もあり得る。相場において「中銀に逆らえる日」が訪れようとしている。

（関連記事メモ：）
■金融危機の予感　http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/

金暴落130ドルの下落は10%近い。2日で15%以上の暴落は今世紀最大の買い場に転じた。先週金曜日、コメックス市場で60億ドルの金売りが大手インベストメントバンクから出た。この金曜日の異常に大きな売りがMRマージンコールを呼び、昨日投売りに転じ、1,330ドルまで下落した金、
★その金と銀のGSRは危機を示す59を越えてきた。
★金価格下落の本丸はアジアの金保有最大国かもしれない

■中国ショックの余韻・・市場でボヤ（不審火）！とりあえず通貨戦は棚上げ
http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51391600.html

中国ショックが、世界経済の成長に重くのしかかった感じです。
簡単に言えば、中国は、様々なコモディティの買い手であり、中国経済が予想よりも低い伸びになれば、そのコモディティの購入力が減るであろうから、そうなれば、コモディティの価格が下落するということです。原油や銅などの下落は、そういうことかもしれません。

そして、金が暴落と言ってもいい感じで下がっていますね。
理由は、ドル高、欧州危機の落ち着き（リスクオンへ）、需給（キプロスの売りの話）などだと思います。
これで、コモディティ市場がほぼ全滅で、その結果、米国株式市場は今年最大の下落となったのですね。

★今までの逆流が起きていますので、円安は円高になり、瞬間95円80銭まで買われてしまいました。
黒田異次元緩和の前が93円で、高値は99円90銭くらいですので、半値押し以上です。

ドラギ総裁が、興味深いコメントを出しています。
日本は人為的に円相場を押し下げる通貨戦争を仕掛けていないと言っているのです。
批判的であろうが肯定的であろうが、真に受け取らない方がよさそうですね。
実際、日本は円安にしようと思っている（たくらんでいる）ことは間違いことですからね。

★ドラギさんは、通貨戦ではないと言っているのは、深読みすれば、ECBもそのようなQE政策を考えているのだということかもしれません。
欧州は、景気の問題がネックになっているのは間違いないのですからね。
ECBとしては、QE政策を批判している場合ではないのかもしれません。

★中国、欧州と景気が、予想よりも芳しくないということで、マーケット（通貨戦）も一時お休みといったところでしょうか。（抜粋）
　

コメント
01. 2013年4月17日 08:56:12 : ocFG2o4YCQ 中韓は国内不満対策に反日思想を利用する。 米国は崖っぷちに立たされたときは強いアメリカを利用する。 ボストンマラソンでの爆破テロ行為は偶然だろうか？ ブッシュが貿易センタービル爆破を国内意識の高揚に利用し、今となっては侵攻理由がうやむやになったイラクに侵攻したことを思い出させる。 米国は戦争でしか強くなれない国なので、これで国内対策をするだろうが、標的はどこになるだろうか。 急落した米国株式市場は戻したが、金とオイルは下がったままで戻りが弱いことが真の危機でないことの現れ。 いずれにせよ、これで米国の株高は続くことになった。
02. 2013年4月17日 09:27:06 : xEBOc6ttRg >日本は円安にしようと思っている（たくらんでいる）ことは間違いこと ？ 日本なんて個人は存在しないが、政治家の多くは95-105辺りを適正だと考えていることが、既にわかっている 黒田総裁は、日本経済がデフレ期待から脱却するのであれば、円通貨への過剰な信認（高い実質金利）が消えていき、 自然に円高が解消されることになると考えているのも間違いないだろう 同じ緩和肯定派のバーナンキやドラギ総裁らが、それに反対しないのは当然のことだ ただ現在の金融理論では、未だにインフレ率をコントロールするための最適な量的緩和手法を決めることができないので 同時に過剰なインフレ期待を煽ることに注意すべきだという指摘も当然ではある
03. 2013年4月17日 09:34:38 : xEBOc6ttRg >インフレに対するヘッジが必要なくなった。「中銀に逆らえる日」が訪れようとしている。 今回の商品急落は、今後のFRBの出口戦略への転換を、どう織り込むかを投資家が悩んでいる証拠だろう 日本で言えば、デフレ脱却を織り込みつつある国債価格のボラの上昇が対応している
04. 2013年4月17日 09:56:03 : lOxL5418R6 しかしお札を刷りまくっている世の中でゴールドのファンダは強い。 暴落時は「買い」のチャンスですね。 　　　　　↑ 　　　そう思う人間が多い間はなぁ〜
05. 2013年4月17日 18:16:29 : zBYc960RaI 確かに日本の通貨安仕掛けを批判したら、自分はその手足を縛るようなもんだしな。 しかしまあ仕方なく応戦という立場も取れるしな。 だがここのところ円高警戒を煽っているのは、ふるい落としのようにも思える。

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