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この半年以内に株を買ったりマンションを買ったりした人がどれだけいるだろうか? 確実に起きるのが資産インフレだろう。
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/527.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 4 月 12 日 15:16:05: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu285.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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この半年以内に株を買ったりマンションを買ったりした人がどれだけいるだろうか?
おそらくインフレターゲット政策で確実に起きるのが資産インフレだろう。

2013年4月12日 金曜日

◆高橋洋一著『アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる』 4月12日 高橋洋一
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35412

 金融緩和の効果は、「実質金利」が低下することで生じます。たとえ名目金利が「ゼロ金利」であっても、「実質金利」は引き下げることができる。「実質金利」においては、「マイナス金利」も可能なのです。

 実質金利が低下すると、最も敏感に反応するのが資産市場です。日本の実質金利が低下すれば(そしてその際にアメリカの実質金利に変化がなければ)、円安ドル高となります。株式市場では株価が上昇します。「円安」「株高」の効果は比較的早くでてくるのです。

 安倍政権誕生から1ヵ月で起こったことを見れば、これは証明されたようなものでしょう。私が計算したところでは、解散総選挙が事実上決まった2012年11月16日時点で0.7%程度だった予想インフレ率が、安倍自民党圧勝後には0.8%に上昇し、黒田東彦氏の日銀新総裁就任がほぼ固まった3月上旬には1.3%にまで上がりました。

 その結果、円安・株高が一挙に進んだのです。実際にはまだインフレ・ターゲット政策は実施されていないのですが、日銀の姿勢が変わったことで市場は将来のインフレを予想し、それに応じた行動をとった結果、円安と株高が実現したわけです。

 円安になると、輸出による収益が増えます。日本経済の牽引役である輸出産業の業績が円安によって回復することは、ここ数ヵ月の出来事で裏付けられています。また、株高は金融機関や企業の(そして個人投資家の)含み損を改善し、資産健全化につながりますから(資産効果という)投資マインドを刺激します。いずれ消費増にも結びつきます。

 こうして実質金利が下がり、円安・株高によって景気が上向いてくれば、1〜2年半程度で企業の設備投資が始まります。これまでのデフレ経済の環境下で企業は内部留保を溜め込んでいますから、それに対応する余裕資金があります。まずはそれを使うのですぐに銀行から融資を受けたりはしませんが、おカネは着実に回り始めます。

そして、ある程度のタイムラグはありますが(2〜3年程度)、外部資金にも依存するようになって金融機関の貸し出しも増えていきます。輸出、設備投資、消費は名目GDPを構成する主要な要素ですから、この三つが上昇すればGDPは大きく伸びるのです。これが、金融政策によってデフレを脱却するメカニズムです。量的金融緩和はデフレ退治に有効なのです。

 ところで、日銀やリフレ政策を批判する人たちは、金融政策に関する「凧ひも理論」というものを持ち出して、金融緩和ではデフレを脱却できないといっています。読者のなかにも、この「凧ひも理論」を聞いたことのある人がいるでしょう。

 高く揚がった凧をコントロールするのが凧ひもで、風がないときに無理矢理にひもを引っ張っても凧は揚がらない。つまり、インフレのときに金融を引き締めて景気の過熱を抑えることはできるけれど、デフレのときに景気を引き上げることは不可能だ、というのが「凧ひも理論」です。

反リフレ派の人たちのなかには、これは確立した理論だと主張する人もいるのですが、私の知るかぎり証明されていません。逆に、データ上で明らかになっているのは、先ほども説明しましたが、金融緩和をするとインフレ予想が出て、実質金利が下がるという事実です。

 そして、実質金利が下がることで、為替が安くなって株価が上がる。これは普通の経済理論で、現実に安倍政権で起こったことによって証明されている。株価が上がれば資産効果があらわれるので消費が伸びます。また、為替が安くなると次第に輸出が伸びてくる。さらに、実質金利が下がると、時間差はあるけれど設備投資が伸びます。これらはすべて、経済学のオーソドックスな理論で、すべて実証されていることです。

「凧ひも理論」を唱える人には、こう聞きたい。「金融緩和によってインフレ予想がでて、実質金利が下がっている現実を否定するのですか」と。あるいは、批判に対してはこう答えれば十分でしょう。「論より証拠。いま目の前で起こっていることを見てください」。

 もう一つ、反リフレ派の人にとっては都合の悪い話を紹介しましょう。ノーベル賞級の経済学者たちが大勢登録しているIGM Forumというアンケートのサイトがあります。ハーバード、プリンストン、イェール、バークレー、スタンフォードなどの一流学者ばかりが、様々な質問に対して「賛成」「反対」を表明して、コメントも書き込んでいるのですが、2013年の1月29日には日本のデフレについて、こんな質問がされています。

「もしも日本銀行が別の金融政策をとっていたら、1997年以来の日本のデフレは避けられただろうか」

 つまり、日銀の政策が悪かったからデフレになったと思うか、と聞いているわけです。

 その結果はというと、Strongly Agree(まったくそう思う)が43%、Agree(そう思う)が36%。実に約8割が「その通りだ」と考えているのです(Disagree〈そう思わない〉は5%、Uncertain〈よくわからない〉が16%)。

 そして、たとえばダレル・ダフィーというスタンフォード大学の金融論の専門家が、「十分なほどの大規模な金融政策を採用していれば、インフレは実現していたはずだ」とコメントしているように、デフレは極めて貨幣的な現象であるという共通認識が、彼らにはあるのです。

 余談ですが、私はプリンストン大学留学中、講演に来たダレル・ダフィーの話を聞いたことがあります。テーマは忘れましたが、まるで数学の授業のように数式ばかりの講演でした。プリンストンの学生には不評だったのですが、英語よりも数式のほうが得意な私にとっては、とてもわかりやすかったことを覚えています。

 ともあれ、デフレから脱却するためには、思い切っておカネを刷ればいいというのが、世界の経済学をリードしている人たちの標準的な考え方なのです。

 リフレに反対する人には是非とも、英語で論文を書いてほしいと思います。世界の一流たちが唸るような論文を。おそらくは、クレイジーと思われるだけでしょうけど。(後略)

(私のコメント)


高橋洋一氏が現在起きている経済政策の影響について具体的に述べていますが、理論と実証が市場において起きている事を証明している。日銀の頑なまでの金融政策は、現実に起きている事で間違っていた事が証明されています。それでも未だにインフレターゲット政策は間違っていると主張している人がいますが、主張を貫き通して葬り去られて欲しいものだ。

彼らは日銀のスポークスマンであり、日銀総裁のイエスマンに過ぎなかった。白川総裁から航路だ総裁に代わっただけで、日銀の政策決定会合でオセロゲームのように白から黒に全部変わってしまった。現実に市場で起きている事を見れば間違っていた事がはっきりと分かったからでしょうが、20年来の不況は政府日銀の金融政策が間違っていた事が実証された。

バカと論争しても、バカは理論が分からないから論争しても理解しようとはしません。だから時間をかけて実証していかないと理解できない。私自身も政府の経済政策が変わったことでインフレを予想して、ビルやアパートの大改修をしていますが、インフレになればペンキ代から鉄骨資材から職人の賃金まで上がっていくから、今のうちにやってしまおうと銀行から金を借りてビルを大改修して、アパートも通路から階段まで全部交換工事を始めている。

さらに消費税も5%から10%にまで倍に上がるからこれも計算すべきだろう。1000万円の工事をすれば消費税は50万円から100万円に上がる。今ならデフレの影響で資材も安く建設会社も安く見積もってくれますが、インフレになれば資材も上がり職人も人手不足で人件費も上がる。しかしサラリーマンではインフレターゲット政策での影響はあまり考えないだろう。

しかしマンションにしても、インフレになれば確実に鉄骨資材やマンション設備などのコストが上がり新築マンションの価格は確実に上がる。さらに消費税も倍になるのだから買う予定のある人は今買っておくべきだろう。しかし株も誰もが買わない時に買って、誰もが買いたくなるような時に売るのが株で儲けるコツだが、去年の11月に株を買った人はほとんどいないだろう。

最近の円安株高は、私の想像以上の動きですが、高橋洋一氏は、「その結果、円安・株高が一挙に進んだのです。実際にはまだインフレ・ターゲット政策は実施されていないのですが、日銀の姿勢が変わったことで市場は将来のインフレを予想し、それに応じた行動をとった結果、円安と株高が実現したわけです。」と記していますが、政策が正しければ実際にはまだ何もしていなくても円や株も動かす事が出来る。

私自身は、ビルやアパートの大改修で銀行から金を借りたくらいだから株を買う金がなかった。サラリーマンでこの半年以内に株を買ったりマンションを買ったりした人がどれだけいるだろうか? おそらくインフレターゲット政策で確実に起きるのが資産インフレであり、株や不動産を持っている人と持っていない人の格差は確実に広がるだろう。20年間も不況が続いて株や不動産で破産人が続出した中で、株や不動産を買った人は、僅か半年で20年の損を一気に取り返せたかもしれない。

本屋に行くとアベノミクスを賞賛する本と、大失敗すると予測する本が並んでいますが、それらの本を買うよりも「株式日記」を毎日読んだほうが役に立つのではないだろうか? 特に野口悠紀雄氏の本は酷いもので、中村正三郎氏も次のように批判している。


◆経済学者の野口悠紀雄たちは、いつまでこんな詐欺同然商売を続けるのか。 4月12日 中村正三郎
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/12/6774979


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478024057/showshotcorne-22/
金融緩和で日本は破綻する [単行本(ソフトカバー)]
野口 悠紀雄 (著)

 これ、内容的には、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/19/6578073
経済学者の野口悠紀雄は、本業でも支離滅裂じゃないか。
で、批判したことをまとめたものみたいですね。
 訂正しているんだろうか。

 それにつけても、野口悠紀雄、伊藤元重、竹中平蔵、岩田規久男、浜田宏一、 藤巻健史、三橋貴明、榊原英資、小幡績、上念司、森永卓郎、池田信夫、その他、有象無象が、デフレ、リフレ、アベノミクスで、あれこれ本を出したり、テレビに出たりしているが、こいつら、みんな、裏でつながっている詐欺師だと思っていたほうがいい。
(高橋洋一氏は入っていないようだ。)

 どういうつながりかというと、経済論壇、経済雑誌、ビジネス書の出版社と つるんで、バカをカモるためのつながり。  たとえば、アベノミクスに肯定、否定、どっちでも、煽れば儲かる。そういうつながり。

 ほんとに、こんな連中のいうことを、信じるのは、バカ以外の何者でもない。何度もいうが、言ってることの信憑性は、競馬の予想屋以下。 当たるも八卦、当たらぬも八卦のレベル。 当たれば、当たったといって大宣伝したり、持ち上げるが、はずれても、知 らん顔だし、責任を取ることもない。 女性が引っかかる占い、インチキダイエットの類と一緒。

 そもそも、経済学は科学性が乏しい。理論が脆弱。特に定量的な面では、ほ とんど役に立たない。それも、株価、為替といった変動が大きなものには。

 何度もいうが、図表、データを駆使してといっても、彼らがやっているのは、 自分の主義主張に都合のいいところを都合のいい色眼鏡で解釈しているだけ。科学者のように、虚心坦懐に観測結果を調べてない。  そもそも、データの取り方も荒い。これも何度もいうが、なぜ、リアルタイム GDP計画をぶち上げないのか。知的怠慢だよ。

 数学もできないのに、せめて汗水たらして、データを取ってこいと思うけ どね。あるいは、アメリカの経済学者みたいに、裏社会に潜入してこいと思うよ。地下経済を知らない経済学者なんて、そりゃ、クソでしょう。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/03/5660284
相撲の八百長なら「ヤバい経済学」が必読!「超ヤバい経済学」の感想も

 東大文2、つまり東大経済学部はバカの巣窟とずっといわれている。一橋大 学も似たようなもんじゃないか。慶応や早稲田は、いうに及ばず。 学生はもちろんのこと先生たちもそう。メディアに出てくる経済学者、エコノミスト、アナリストは、おれの知る理系の連中に比べ、ほんと頭が悪いなあ と思うこと多し。

 男は、女が引っかかる占い、インチキダイエットの類には、なかなか引っか からないが、経済関係のビジネス書だと、ころっと信じるバカが多い。 おれのいうカモリーマン。上記のような有様なのに、経済学という後ろ盾や、経済学者の肩書きなどに ダマされるんだね。

 以前、どんな経済政策でもいいが、やってだめなら、財産没収の上、死刑か 無期懲役か懲役10年といわれて、それでもやるという経済学者、エコノミスト、アナリスト、経済評論家の類がいるか、いないだろう。連中にそんな覚悟がな いなどということを書いた。

 その点で、少しだけは竹中平蔵を評価できる。殺されるまでやらずに、逃げ たけどね。あ、もっと露骨に逃げたのは、経済学者の中谷巌だったが。

 ずっと冷や飯を食わされてきたリフレ派の岩田規久男は、日銀副総裁になる とき、国会で、2年で目標が達成できなければ辞任して責任を取るといって、態度を鮮明にしたが、ああじゃないと。 皇居前か靖国神社で、切腹するといえば、もっとよかったが。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/27/4206274
ウェークアップ!ぷらす、中谷巌の転向、ユダヤ人差別、小出シンバル
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/01/4218771
Re: ウェークアップ!ぷらす、中谷巌の転向、ユダヤ人差別、小出シンバル

 野口悠紀雄に戻ると、彼はバブル芸者。 いつも、バブルだ、バブルだという。 藤巻健史と同じトリック。壊れた時計が1日2度、正確な時刻を指すというトリックを使っている。カモリーマンは、バカだから、それに気づかない。

 野口悠紀雄は、いつもバブルと騒ぐバブル芸者なのに、イギリスが金融バブ ルなのに気づかなかった。アイルランドにいたっては、イエーツ(イェイツ)の詩まで引いて、あの貧しいアイルランドが金融とITで大躍進したと涙を流さん ばかり。イギリスやアイルランドにならって、日本は、ものづくりなんて遅れたことはやめて、金融工学万歳で金融立国を目指せなどとバカなことを、週刊 ダイヤモンドや週刊東洋経済、その他で、吹聴しまくった。

 金融工学の限界は、経済物理学でも明らかになっていたのに、彼は、金融工 学が絶対正しいとでも思っていたのだろう。  ところが、不動産バブル、金融バブルが弾けたリーマンショック。 イギリスの好景気もパー、アイルランドに至ってはほぼ国家破綻。 しかし、野口悠紀雄は知らんふり。謝罪をしたり、責任をとって雑誌連載を やめるといったことはしない。厚顔無恥とはこのこと。

 

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コメント
 
01. 2013年4月12日 16:31:58 : Y9PgT0qBDE
馬鹿ばかしい投函内容とその解説、、、スルーだ!!!

02. 2013年4月12日 16:51:45 : 4rZcJiWdG6
01に同意!

03. もうすぐ北風 2013年4月12日 17:20:26 : 4pNSGecWzvedg : TLxXk5Z68g
01に同意 
 1.日本の国債はGDP比較で米国とは比べられないくらいの巨額を背負っていること。
 2.基軸通貨でないために流動性を過激に乱発すると通貨下落によるインフレが非常に起きやすいこと。
 3.対外的に通貨信用に陰りがでると「日本売り」に直結すること。
 4.企業内労組であるため、労働側の賃上げ交渉力が無きに等しいこと。
といった特有の条件がある。
経済センスのない欧米の受け売りはまったく無意味だ。
 実に馬鹿馬鹿しい。脳が腐ってるではないか。
 

04. 2013年4月12日 23:05:36 : ToRECLu0hk
TORAは元々馬鹿だ
今更だろ

05. 2013年4月13日 01:57:42 : zBYc960RaI
輸出は減ったのに輸出企業の売上げが伸びた。円建ての魔術で幻影を見せた。


06. 2013年4月13日 03:22:43 : xEBOc6ttRg

>http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/19/6578073

経済学は、まだまだ定量的な科学として完全とは程遠い

だから現象を捨象して断言する池田信夫や野口悠紀雄に限らず、
おかしなことを言っているのは高橋洋一も同じ

実際、マネーストックとインフレ率の相関は、どんどん悪くなっているから
(多分、黒田が依拠しているマッカランルールも含め)
不確定パラメタが多く、単純な理論で第一原理的に決まるものではないということだ

その場合、
金融緩和(だけ)で日本が破綻する
というもの間違いだが
その逆の
(日銀による)デフレのせいで日本が崩壊する
というのも間違いになる


ただし
経済学が歴史学や生物進化論に近い性質をもつために
そうした仮説を実証することができず、社会実験にならざるえない
というのが経済学の限界であるということだな


国民(労働者、消費者、投資家・・)の立場としては、所与の条件として、合理的に対処していくしかないだろう


07. 2013年4月13日 03:35:35 : xEBOc6ttRg

>インフレターゲット政策で確実に起きるのが資産インフレであり、株や不動産を持っている人と持っていない人の格差は確実に広がる

そう思うなら、今から頑張って借金して買えば良い

個人的には、ドル円は100円の現在が、妥当な水準で、株はやや行き過ぎだと思うが、麻生がバラマキ政策を行えば水準は容易に変わっていくし、
人々の期待も徐々に変わりつつある。

来年あたりまでは利益がでる確率は低くはないだろう

健闘を祈る


08. 2013年4月13日 04:27:45 : xEBOc6ttRg
とりあえず、最低、どちらかが嘘つきであることは間違いないようだな

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51851565.html
2013年04月09日 10:25


経済
高橋洋一氏の虚言症


今週の現代ビジネスで、高橋洋一氏が私の名前をあげて嘘つき呼ばわりしているが、嘘つきはどっちだろうか。元の映像が(今のところ)残っているので、検証されたい。
高橋氏はこう書いている。
先月の『朝まで生テレビ!』で一緒になった池田信夫氏もその一人だが、ウソがばれている同じ資料を使うのは感心しない。氏は下図の指標で、日銀のマネタリーベースは対GDP比でみればアメリカと比べて遜色ないという。

 番組中でも説明したが、マネタリーベース対GDPの「水準」ではなく「変化」が金融緩和の程度を表しているのだ。
「朝まで生テレビ」では、彼はこんな話はしていない。VTRで27:50ごろからほぼ逐語的に再現すると
池田 日米欧のマネタリーベースをGDP比でみると、日本は2000年代の量的緩和のときFRBの何倍も緩和してるんですよ。2008年のリーマンショックのあとはFRBが3倍ぐらいにバランスシートを増やしたけど、それでも日本のほうが大きい。

大塚耕平(民主党衆議院議員・元日銀) 期せずして同じ図をもってきましたけど、全体としては日本のほうがお金をばらまいてるんだけど、2008年以降はアメリカの伸び率が上回っている。これはアメリカの銀行が大量につぶれそうになったからで、日銀にはその必要がなかったというだけです。

高橋 日本のマネタリーベースが大きいのは、日本が現金社会だからだ。

池田 そんなことは関係ない。通常は日本の現金残高はアメリカよりGDP比で3%ぐらい多いが、量的緩和のとき何倍にもなったのはそんな理由では説明できない。

高橋 ・・・(他の話を始める)
つまり「日本は現金社会だから量的緩和が大きく見える」という嘘をついたのは、高橋氏のほうである。彼自身の描いた上の図でさえそれは明らかだ。日銀は2000年代前半に、FRBより激しく緩和したのだ。それは金融危機後のFRBと同じく、不良債権の最終処理で発生した経営破綻の処理のためだった。

上記のVTRを見ても、彼は「マネタリーベース対GDPの水準ではなく変化が・・・」とは言っていない。これはリフレ派の言い訳の定型だが、ベースマネーの水準も変化率も為替レートには関係ない。次の図のように、日銀が通貨を倍増した2002〜6年には円高になったのだ。

こういう下らない話に何度も付き合うのはごめんだから、あえて言っておくが、最近の高橋氏の言動は明らかにおかしい。特に、こういう虚言症がひどくなった。彼とは20年近い付き合いで、『さらば財務省!』のころまでの活動は評価しているが、刑事事件のあと人格が変わったようにみえる。一度、精神科医の診察を受けることをおすすめしたい。

追記:高橋氏はツイッターで「朝日新聞で斎藤氏が浜田先生に非礼なことを述べたが、結局浜田先生に号泣して謝罪したらしい」と書いているが、これも嘘だと齊藤氏が怒っている。謝罪すべきだ。
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アベノミクスの理論に関する論争はとうの昔に終わっている

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35376?page=3


09. 2013年4月13日 11:51:55 : lsBPqpLmSA
投稿以上に、コメントの質の高さに、
コメントで沢山勉強させてもらいました。

巷の経済学者さんより数倍賢い、阿修羅の読者だった。


10. 2013年4月13日 21:57:11 : 0OLUTLCYPg
>(私のコメント)
>白川総裁から航路だ総裁に代わっただけで、日銀の政策決定会合でオセロゲームのように白から黒に全部変わってしまった。現実に市場で起きている事を見れば間違っていた事がはっきりと分かったからでしょうが、20年来の不況は政府日銀の金融政策が間違っていた事が実証された。

日銀に責任をなすりつけるだけの、無能で無責任な自民党ということだろうよ。
★シャープや、パナソニック、ソニー、NEC、富士通、ルネサス、エルピーダ・・ぼろぼろじゃないか。何も替わってないよ。

日銀が変わったらすべてが変わるなんて幻想なんだよ。

水戸黄門が出てきて、「この印籠が目に入らぬか」で「はは〜〜〜」とひれ伏す映像を思い浮かべてるようだな?
日本人は、こういうのが好きなんだよな。自分だけは、いつも正義の味方だ。

★金融バブルを誘発しただけだ。カネを市場にばらまきますよと言ったから、不動産、株(不動産株、証券株、銀行株)が上がっただけだ。円安による輸出株は上がったけど大して上がってない。
★致命的な問題は、国債相場が完全に混乱してることだ。
暴騰暴落を繰り返してるよ。日銀が270兆円も国債を買うと言ってるのだから、今っまで売らなかった銀行までもが知らん顔して売りだした。
下がれば買う。売っても日銀が買うから平気で売る。乱高下するわな。

今の国債市場を見ていると、最初に暴騰して、あとに、暴落する形態なんだよな。
日銀が買うから上がる。そこで売るから下がるという構図だろう。
リフレ反対派の説明では、円安になると、国債資産が目減りするから売り、下がるということだったが、逆の現象だな。

いずれにしろ、売り圧力が強くなる=国債暴落の兆候ではないのか?
その場合、不動産、株はどうなる?
国債が暴落したら国そのものが終わるから考えなくてもわかるよな。
ただでさえ、日本企業はへこたたればかりだ。

ここがわからなければ、アベノミクスも大失敗で終わりだ。


11. 2013年4月13日 22:24:24 : vCvFwqHNlY
日本の 国債まで 投資目的に されている 日本の終わりか?

12. 健奘 2013年4月14日 14:57:21 : xbDm84QDmOFmc : 23OT6R6dvI
メガ銀行、収益の柱は、

 ・国債の売買
 ・サラ金からのあがり

これが、すでに、日本資本主義の終わりだった。

辛抱づよく、次を探る時代であって、資産インフレなど、次の時代を指し示さないのは、皆が知っている。


13. 2013年4月14日 19:01:49 : FGWnnJr3go
バカやろう!もう一度原発爆発したら、不動産など無価値になるんだよ!アホ!

14. 2013年4月15日 11:25:57 : FNCF2Tj0TU
株なる八百長「バクチ」とマンションなる「安普請コンクリートのネズミ小屋」。こんなものにウツツ抜かしているから、死んでも幸福になれぬのだ、日本人は。

15. 2013年4月16日 06:21:10 : AiChp2veWo
13様の仰る通りですね。保守と言えば伝統的日本を保護継承すると思いきや、さっぱり原発守護推進の、ポチわんこ我欲亡国であった。日の丸を、わが国を、と声高に言うのもさっぱり心に響かない。武士道燦然とするあの江戸時代は、それ以前は、街中に日の丸ははためいていましたか?。1800年代、唯物科学金融ギャングの押し寄せる世、国家として統一の必要はあったが、現代の保守は江戸に帰るのではなく明治に帰らんとするのであって、武士道などと口にするが、それは欧米のわんこであって江戸社会に戻ろうとするものではない。

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