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2013/4/11 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
3カ月で昨年の半分超
◆景気回復見越して選択と集中
アベノミクスの浮かれムードとは裏腹に、上場企業が昨年以上にリストラを加速させていることがわかった。東京商工リサーチの調査によれば、今年に入って希望・早期退職の募集を公表した上場企業は34社(4月5日現在)。
昨年は年間63社だったから、わずか3カ月で昨年1年分の半数を超えてしまったことになる。業種も、何かと話題になる電機だけでなく、化学、機械、サービス、非鉄金属など多岐にわたった。
「昨年の半数でも当初の予想よりは少ない。年明けに希望退職を発表する企業が激増し、3月末までに100社を超えると見込んでいましたから。気になるのは、アベノミクスの影響で企業のリストラマインドに変化が出てきたこと。これまでは業績不振企業が中心でしたが、新規事業進出など“前向き”なリストラが増える傾向にあります。景気がよくなる前に不必要な事業に見切りをつけ、収益の出る分野に集中しようという考え。全社員対象ではなく、特定の部門や工場を対象にしたリストラが増えそうです」(東京商工リサーチ情報本部・関雅史氏)
黒田日銀総裁の異次元緩和じゃないが、企業のリストラも“次元”が変わってきたということだ。「ウチの会社は株価も上がって、業績もよくなってきた」なんて安心していると足をすくわれる。会社全体が好調でも、所属する部門が赤字だと、ピンポイントで狙われる可能性は高いのだ。
「もうひとつの注目は、早期退職の募集対象に『会社が認めた者』という条件をつける企業が増えていることです。希望退職でデキる社員が辞め、ライバル会社に行ってしまった、という電機メーカーがありました。そういったことを避けるためでしょう」(関氏)
放り出されるのは、稼がない部門にいたり、デキないとレッテルを貼られた社員だけ。リストラは、よりロコツでシビアになってきた。
[企業名] [募集]
ルネサスエレクトロニクス※ 3千数百
日本無線 650
NTN※ 600
富士通 300
ローム 250
三陽商会 230
JUKI 200
タムラ製作所※ 200
浅沼組 150
タカラトミー※ 150
双葉電子工業 150
エフテック 150
電通 100
フジクラ 100
インフォメーション・ディベロプメント 100
昭和電線HD※ 100
アイ・オー・データ機器※ 80
日本化学工業 75
佐鳥電機※ 70
アドアーズ 70
関東電化工業 65
東京機械製作所 60
小僧寿し 60
日鍛バルブ 60
駒井ハルテック 50
東京特殊電線 40
アムスク 40
ダイトーケミックス 30
日本インター 30
細田工務店※ 25
御園座 20
アンジェスMG 20
日本アジア投資 20
ウインテスト 2
※はグループ会社を含む
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