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これが2010年に公表された、新100ドル札である。真ん中にぶっとい青い破線が見えるだろう。左が従来のFiatマネー分、右が金兌換(部分兌換)分と言われる、ゴールドに裏づけされるという片方である。証拠にインクツボと右下「100」の数字がゴールドに彩られている。
金兌換部、右側下、そのバックに敷かれた部分には、筆記体の英文でこう書いてある。
"That whenever any Form of Government becomes destructive of these ends, it is the Right of the People to alter or to abolish it, and to institute new Government, laying its foundation on such principles and organizing its powers in such form, as to them shall seem most likely to effect their Safety and Happiness."
当初、2010年5月に、延びて2011年初頭に流通開始されるはずだった新百ドル紙幣だが、いまだそれがいつになるかまったくわからないのである。何があったのだろうか? <a href="http://www.newmoney.gov/newmoney/default.aspx" target="_blank" title="ここ">ここ</a>が、米政府の公式新札に関するPRサイトである。2011年を最後に更新が終わっている。もう過去の話といった趣だ。
ゴールドアナリストの高橋靖夫氏は、「SAPIO」2008年4月9日号で次のように書いている。なお、当時のゴールドは1ozが1000ドル前後である。
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私は金価格は1500ドルまで高騰し、そのタイミングで米国が金本位制復活を宣言すると見ている。ブッシュ政権中に実行
される確率は高いが、仮に次期大統領がマケインでも、あるいは民主党政権になっても、いずれ実行されるはずだ。なぜなら巨額の赤字とドルの権威失墜を防ぐ解決策はほかにないからである。そして、強いドルが復活すれば、日本や欧州の優良企業のM&Aも容易になる。
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その2年半後、高橋氏は逝くことになる。高橋氏が、リーマンショック前の2008年4月に(脱稿は3月か2月だろうが)、こう書いていたという事が信じられない。当時は誰も信じなかったろう。
非西側中銀が、われ先にと公的ゴールドを買いあさっている昨今だが、それが顕実化したのが、2010年後半くらいからだったように思う。とすれば、これらは偶然か?
当方の予測に過ぎないが、非西側中銀は、2010年初頭に、新100ドル札のイメージを見て、アメリカの(あるいはその「株主」らの)今後訪れるだろう、ドル石油体制後の姿をそこに見出したのだと思う。タイミングを見れば、そう思わざるをえない。
なお、噂だが、新100ドル札の流通開始は2013年7月だという。米某掲示板からの情報。
(追記)
アメリカはリーマンショック前後から、「ドル崩壊」をえさに、いろいろと画策していたという風に思う。基軸通貨を持つ国が、あれれえええ〜と言いながら、自然に自己崩壊するだろうと見るほうがおかしい。裏に、大逆転を狙う戦略がある、と見るべきだったのだ。
2009年6月、二人の日本人がイタリア・スイス国境でイタリア警察につかまるという不可解なニュースが乱れ飛んだ。ドル崩壊の噂が出るまでは換金の必要などなかったその13兆円分の米国債券も、「ドル崩壊」の流言飛語にあぶりだされただけだろう。ばかだな。311の伏線になった可能性がある。
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