http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/444.html
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アメリカ・EU発の経済破綻に備え、経済面でも、アメリカ vs BRICSの覇権争いが激しくなってきているようだ。
属国日本は、間接統治により、洗脳され、アメリカ主導の統制経済に随従しているようだが、この世界の潮流に対してどうするのだろう?
白猫黒猫招き猫から
http://blog.livedoor.jp/kobin0822/archives/51748851.html
中国主導でBRICSが外貨準備基金
<メモ>
BRICSが外貨準備基金9兆円 中国主導、先進国に対抗
2013/3/28 10:53 日経:より一部、抜粋+編集
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)は27日、南アフリカ東部ダーバンで首脳会議を閉幕した。金融危機の際に資金を融通し合う外貨準備の共同積立基金を1千億ドル(約9兆4千億円)規模で創設することに合意した。具体像は今後詰める。中国など新興国が国際金融を主導する先進国に対抗し、影響力を強める狙いがある。
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危機対応で国際通貨基金(IMF)など既存の枠組みとは一線を画す、新興国独自の枠組みとなる。欧米など先進国がIMFと世界銀行を軸に戦後確立したブレトン・ウッズ体制を脱し、新興国が力を握る国際金融秩序を目指すものだ。
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複数の国が連携し金融危機に備える枠組みは、先進国主導で幾つか存在する。アジアの外貨融通網「チェンマイ・イニシアチブ」は1997年の通貨危機を踏まえて日本主導で設立し、2400億ドル規模に達する。欧州連合(EU)には「欧州安定メカニズム(ESM)」があり、ユーロ危機の再燃に備える・・・・
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・・・開発銀構想は1年前に検討を始め、各国が100億ドルずつ出資する案も浮かんだ。しかしロシアやインドは、中国が開銀を通じて途上国への影響力を拡大しようとすることを警戒。具体案の合意は先送りとなった。立場の異なる新興国同士の調整の難しさも浮き彫りになった・・・・
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<メモ>
BRICS5カ国、開銀設立で基本合意 成長持続へ結束強化
2013/3/28 0:34 日経:より一部、抜粋+編集
南アフリカ東部ダーバンで26〜27日に開いた主要新興5カ国のBRICS首脳会議(サミット)は、域内の貿易や投資を促す枠組みを探った。中国やインド、ブラジルはいずれも景気減速に直面しており、中長期の成長持続へ結束を強めようとしている。ただ、低賃金に頼った成長モデルが限界を迎えているとの指摘もあり、経済構造の改革が課題になる。
BRICS諸国の国内総生産(GDP)が世界全体に占…
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<メモ>
「人民網日本語版」
2013年3月29日:より一部、抜粋+編集
世界にBRICS銀行が必要な理由
【望海楼】
第5回BRICS首脳会議での実務的成果として、BRICS商工業理事会とBRICS開発銀行(以下「BRICS銀行」)の設立が挙げられる。BRICS銀行の設立は複雑なプロセスを踏むが、5カ国はすでにこの実行可能な原則的決定を確認した。
文:石建勲・本紙特約論説員、同済大学財経研究所所長。
人民日報海外版コラム「望海楼」掲載
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・・・・BRICS銀行はBRICSが国際金融システム改革をさらに推し進めるためのプラットフォームともなる。BRICSは世界銀行の主要債務国であると同時に、国際通貨基金(IMF)への資金貢献を日増しに強めている。だが5カ国はこの西側主導の2つの国際金融機構の政策決定過程において、自らの経済力および貢献に見合った発言力を得ていない。BRICS銀行の設立によって、途上国の発言力を高めることができる。また、IMFのクオータ改革を途上国の側から促すことになり、世界ガバナンス構造と国際金融システム改革にとって非常に重要な意義を持つ。
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BRICS銀行は無数の途上国にとって福音であり、現有の国際金融機構の運営上の不足点を補うことができる。BRICS開発銀行の設立はキプロス式の危機の回避に役立つ。また、IMFと世界銀行の途上国への融資や支援は次第に限定的かつ条件の厳しいものになっている。例えば世界銀行は融資事業に厳格な環境基準および西側の価値観に基づく社会基準を設けており、多くの途上国はインフラ整備やエネルギー事業で融資や支援を得られないことがしばしばだ・・・・
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・・・・将来的にはBRICS銀行、二国間または多国間通貨スワップ協定、相互融資、貿易投資協力基金や緊急準備基金の共同設立を通じて、一段と二国間貿易の自国通貨決算を推進し、自国通貨の国際化を促し、米ドルとユーロに対する依存度を下げることができる。
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習近平主席は「志合う者、山海を遠きとせず」と述べた。BRICS各国の・・・
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<メモ>
ブリックス5カ国、開発銀行と外貨準備プールの設立で合意
2013/03/28(木) 17:37:56更新 :より一部、抜粋+編集
新華社の報道によると・・・
習主席は演説の中で・・・・また、「ブリックス5カ国のインフラプロジェクトを支援するための開発銀行と外貨準備プールの設立などを積極的に推進していくべきである」と述べた。28日付中国証券報が伝えた。
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そのほか、中国の中央テレビ(CCTV)は、南アフリカのズマ大統領の話として、「ブリックス5カ国が27の首脳会議でブリックス開発銀行の創設に関する協議を開始することを決定した」と報じている。ブリックス5カ国が、外貨準備の共同積み立ての実施準備でも合意した。今後数年で1000億米ドル規模の外貨準備プールの形成が目指されている。ズマ大統領はまた、今後5年間に4兆5000億米ドルのインフラ投資がブリックス内で行われるとの見通しを示したという。
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<日経:用語ミニ解説>
ブレトン・ウッズ体制[ Bretton Woods system ]
1944年から71年までの間、世界経済を支えた国際通貨体制。第2次大戦前、各国の平価切り下げ競争で国際経済が疲弊した反省から、国際通貨基金(IMF)を通じて加盟国の為替相場を安定させることが主な目的だった。純金1オンス=35ドルという金の公定価格に基づいて金またはドルに対する各国の平価を設定。各国はこの為替相場を維持し、危うい場合は介入する義務を負った。71年8月15日、米国が金とドルの交換を停止したことで同体制は崩壊した。
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チェンマイ・イニシアチブ[ Chiang Mai Initiative ]
2000年5月にタイのチェンマイで開催した東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓3カ国の蔵相会合で合意した通貨危機の未然防止策。1997年に起きたアジア通貨危機が導入のきっかけ。ある国が外貨不足に陥った際に2国間で外貨を融通しあう「通貨スワップ協定」が柱。融通枠の合計は約800億ドル規模だったが、関係国は09年5月、規模を約1200億ドルに拡大した上で、多国間で資金融通できる形に発展させることで合意した。
<参考リンク>
◆日中韓FTAとTPP、日本の二股がけは困難―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130331-00000002-rcdc-cn
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