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シャープ、サムスンと資本提携 100億円程度受け入れ、液晶の供給拡大
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130306/biz13030600480000-n1.htm
2013.3.6 00:46 産経新聞
経営再建中のシャープが、韓国のサムスン電子と資本業務提携する方向で最終調整に入ったことが5日、分かった。シャープの第三者割当増資をサムスンが引き受け、100億円前後を出資する。出資比率は3・4〜3・5%になる見通し。6日にも発表する。
シャープは主力の亀山工場(三重県亀山市)などで生産する薄型テレビ用パネルの一部をサムスンに供給しており、提携を機にテレビやスマートフォン(高機能携帯電話)向け液晶パネルの供給を拡大し、早期の業績回復につなげる。
シャープは出資受け入れで財務体質を改善する。シャープは米半導体大手、クアルコムから最大100億円の出資受け入れを決め、すでに50億円は受け入れている。電子機器の受託製造サービス(EMS)で世界最大手の鴻海(ホンハイ)精密工業からの出資協議も、出資期限の26日に向けて続けている。
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シャープ サムスンと資本提携へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130305/k10015978941000.html
3月5日 23時41分 NHK
経営の立て直しを急ぐ大手電機メーカーの「シャープ」は、台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」から出資を受ける交渉が進展しないことから、新たに、最大のライバルとして競合してきた韓国の「サムスン電子」と資本提携することで、最終調整に入ったことが明らかになりました。
シャープは去年3月、台湾のホンハイ精密工業からおよそ660億円の出資を受けることでいったん合意しました。
しかし、出資の条件など提携の具体的な内容で折り合うことができず、交渉はこう着状態が続いています。
こうした状況のなか、関係者によりますと、シャープは新たに韓国の「サムスン電子」から100億円規模の出資を受けることで最終調整に入ったことが明らかになりました。
また、液晶パネルをサムスンに長期的に供給する業務提携も行う方向で協議を進めています。
この提携でシャープは、大幅な赤字で悪化した財務基盤を改善するとともに、液晶パネル工場の稼働率を上げることを目指し、サムスンは液晶パネルの安定した調達ルートを確保するのがねらいとみられます。
シャープは、これまでに複数の海外メーカーとの間で出資の受け入れや提携の交渉を進めてきましたが、主力の事業で真っ向から競合してきた最大のライバルと新たに提携することで、経営の立て直しを目指すことになりました。
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