http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/261.html
Tweet |
http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-402.html
先日発表された欧州各国における2012年第4四半期の GDP 成長率は、若年層における失業率が遂に60%に達したギリシャだけでなく、ドイツやオランダ等の中核国においても厳しさを増している経済状況を示していました。
(ロイター より)
第4四半期のユーロ圏GDPは0.6%減、予想以上の落ち込み
[ブリュッセル/ベルリン 14日 ロイター] 欧州10+ 件連合(EU)統計局が14日発表した第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は、前期比0.6%減となり、第3・四半期の0.1%減からマイナス幅が拡大した。
2009年第1・四半期以来の大幅な落ち込みで、市場予想の0.4%減を上回る減少となった。
域内中核国の独仏がマイナス成長となり、全体を押し下げた。
-------------------------------------------------------------------------------
■It’s Time For Name That Insolvent Banking System!
破綻している銀行システムの名前当てゲームの時間だ!
ちょっとしたゲームをやろう。
そのゲームは「破綻している銀行システムの名前当て」と呼ばれるのだ。
ゲームのやり方は、チャートの中に示される対 GDP 銀行資産比率を有する国々を推測するというものである。 そこには僅か7つの国々があるだけであり、それらは全て西洋の先進経済国だと言っておこう。
このゲームに貴方が勝ったら、どの国の銀行システムが如何なる信憑性も超えてレバレッジをかけているのかという知識を獲得する事になる。 そして貴方は、貴方の資産をこれらの銀行システムの災害から退避させながら、適切に投資する事が可能となるのだ。
又、グローバル金融システムにおいては全てが上手くいっているという事について、様々な政治的指導者達や中央銀行が吐き出している偽りの話を貴方は無視する事ができるのである。
準備はいいかな?、始めよう!。
ここに挙げられた7ヶ国は、90%から信じられぬ程の400%までの対 GDP 比の銀行資産を有している。
7ヵ国の内5ヶ国は250%を超える対 GDP 比の銀行資産を有しており、それは正に、この恐ろしい測定値が尋常でない暗喩を与えているのだ。
難しいだろうか?。
OK、ヒントとして、これらの内の一つは米国である。
我々(米国)は、世界の中で債務の悪夢として引用される事が少なくなく、それと比較すれば全ての他の国々を良く見せてしまうのだ。 では、どれが米国だろうか?。
貴方は6番目と推測するだろうか?。
間違いである!。
OK、別のヒントとして、他の6ヶ国は全て『欧州』の中にある。
降参だろうか?、では答えだ:
欧州の大国に比べれば、米国の銀行システムは実際に劇的な程 GDP に対する比率が小さいのである。
過剰にレバレッジをかけ、有毒な債務で満たされているとして、私や他の人々が我々の金融システムに対して悲嘆したものの、堅実であると伝えられるドイツの銀行システムを含む欧州に比べれば、米国は『全く問題で無い』のだ。
そして又、本質的に欧州連合を裏支えする国家の一つと考えられているフランスが、実際には銀行システムが全く制御不能となった時に最悪な攻撃者の一つとなる事は注目に値する。
欧州連合の危機は「終わった」とフランスの政治家達が語るのを耳にする時、この事を思い出して欲しい。
そう...欧州における素晴らしい事について誰かがTVで話しているのを貴方が次回に耳にする時、チャートを思い出して自分自身に問いかけて欲しい...ある国の銀行システムが自国の経済より200%以上も大きい状況で、どうしたらその国が素晴らしい状態であるのか?。 正に、それは全てこれらの「資産」なのである。
★そして、数兆ユーロの疑問である:それらの内のどの程度が実際にゴミなのか?。
★だから、もしも貴方が未だシステミックな破綻に対する備えを講じていないのであれば、貴方は『今』それを行う『必要がある』のだ。
★我々は文字通り、潜在的に金融システムを引き倒す事になる欧州の銀行の破裂まで長くて数ヶ月、そして非常に高い可能性で数週間しか猶予を持っていないのである。
私が冗談を述べていると考えるだろうか?。
これが起きるのを防ぐべく、現在 FRB は『数千億』ドルを欧州の銀行へ注ぎ込んでいるのである。
------------------------------------------------------------------------------
いつもの様に、「金融システムは危ういので、貴方の資産を失いたくなければ私達のサービスを利用しなさい」というのが Graham Summers の主張なのです。(従って、元記事の末尾に記されている宣伝文句の部分を本稿では省略してあるのです。)
しかし、強(あなが)ち彼の主張の全てがハッタリでは無いと思わせる様な主張も少なくないのです。
Charles Hugh Smith の of two minds より:
Europe Is Not "Fixed": Two Charts
欧州は「治って」いない:二つのチャート
Zero Hedge より
How The Fed Is Handing Over Billions In "Profits" To Foreign Banks Each Year
如何にして毎年 FRB は外国の銀行へ数十億(ドル)の「利益」を手渡しているか
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。