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お上が胴元である・・日経平均はネズミ講詐欺? 熱狂!四季報が売切れ!
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/245.html
投稿者 墨染 日時 2013 年 2 月 14 日 10:37:15: EVQc6rJP..8E.
 

http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-573.html

どうも実体経済から乖離した市場の高揚感が続いている現在の状況は、荒天前の凪(なぎ)の状態にある様な気がするのです。 何が荒天の契機となるのか予測しかねますが、何時もの様に大手メディアの皆さんが同一の話題ばかりを追いかけている間に、目下の日本の姿を冷ややかに眺める海外の視点というものを確認しておくのです。

■Japan Does the Full Ponzi
日本は全面的なネズミ講詐欺を行っている

私は、この日本における新たな「金融政策」に関する見出しを Calculated Risk 上で見たのである。そしてジャパンタイムズから:日本の経済相は3月までに日経平均株価が13000へ17%上昇する事を望んでいる。

日経平均株価指数が更に17%上昇して3月末までに13000円となるよう、政府は経済回復に向けた努力をステップアップさせていくと、経済財政政策担当大臣の甘利明が土曜日に語った。

「我々の気概を示して今年度末(3月31日)までに日経平均株価が13000円に達するのを見届ける事が重要である」と甘利は会見の中で述べた。

先週に2008年9月以来となる高値へ上昇した日経225平均株価は、金曜日に11,153.16で引けた。更に「我々は株価の上昇に役立つステップを取り続けたいと思う」と、甘利は強調した...

**** これは甚だしく馬鹿げた政策だと私は思う。
それは中央銀行の権限の最悪な濫用であり、その多くが流通市場の力学に関する誤解に基づいている。
富の創造が株価の操作のように簡単であったら良いと私も願うものだ。 そして、世界中の全ての国は、株価及び驚く様な変化 - 我々皆が金持ちになるという事を各々の中央銀行の目標とさせる事ができるかもしれないのだ!。
もし現下の企業群が実際に価格を正当化していなくても気にするな!。 
結局、キャッシュ・フローがこの価格を正当化すると中央銀行は言うのである。 
彼等はそう言ったのだ!。

****勿論、これは如何に現実が機能するかという事では無い。 
株式市場は、取引における名目上の価格で売っている企業で構成されており、現在の保有者が利益を実現できるよう発行済みの全株式は常に誰か他の買い手を探している誰かによって保有されている(それに続いて、新たな保有者が順番を待つ次の買い手を探すという正確に同じ問題を残す事になるのだ)。 
これらの価格は主として、実際の現下の企業の将来的なパフォーマンスへの期待に基づいて株式を購入又は保有する市場参加者達の熱意に基づいて決定されるのである。

我々は、(主に、より多く又は少なく株を所有する事に政治家達を熱心にさせる事により)市場が決定したであろう値からずれた価格を引き起こす政策を実施する事が可能である。 
しかし、これの問題点は何か?。 もしもそれが現下のビジネスにおける等価交換を引き起こさないのであれば、不均衡を引き起こす事以外に何があるのだろうか?。 
もし、将来の基礎的条件に基づいて日経平均は11000円の価値であると市場が信じる場合、価格を13000に繋ぎ留める事は、最終的に現在得られているのと同じ量の富の損失となる短期的な不均衡を引き起こすだけなのである。

**** 繰り返すが、株式市場は名目上の富なのである。 
常に誰かが発行された株式を所有し、それが実際に中央銀行が明示的に目標としているものであれば、ネズミ講の最高値で所有したまま取り残される事を誰かが常に心配しているのだ。 そして、それは常に同じく下向きの反転リスクを残しているのだ。 
そう、短期的に日本銀行は(一部の市場参加者達にとって)ある程度の実際の富を創っているのかもしれず、それ故、日本を実際以上に良く見せているのかもしれないのだが、これらの価格の変化は正当化されると人々に信じさせているこの指数を構成する企業においては、目下の基礎的条件において全く何の変化も無いのである。 
そして、ネズミ講詐欺が明らかにされた時に市場は崩壊し、その為に現在の全ての参加者達にとっての富を破壊して我々を初めの地点へ置き去りにするのだ。

**** これはネズミ講に基づく金融政策である。 
それは市場の力学に関する誤った理解、本当の富に対する誤った理解に基づくものであり、それは長期的に見て不均衡の原因となる可能性が非常に高いのである。
********************************

上の記事は様々なサイトでも引用されているのですが、日本の大手馬鹿メディア上で紹介される事は無いのです。


◆「四季報」が在庫切れ、投資熱上がる個人−証券にも電話殺到
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MI3MO60YHQ0X01.html

2月14日(ブルームバーグ):1936年の創刊以来、日本株投資家のバイブルとされてきた「会社四季報」の新春号(2012年12月発売)が、在庫切れの状況にあることがブルームバーグ・ニュースの調べで分かった。昨年11月以降の相場上昇を背景に、個人投資家が市場に回帰、株式投資熱が盛り上がっていることを示す象徴例だ。

「四季報」発行元の東洋経済新報社によれば、新春号の部数は非開示ながら、前回の秋号(12年9月発売)と比較し50%増えた。また、掲載銘柄数を絞り、四季報の入門版である「会社四季報プロ500」の新春号は、03年の販売開始以降で初めて完売。日本経済新聞社広報グループによると、「日経会社情報」新春号の売れ行きも好調という。

前首相による衆院解散宣言があった昨年11月14日以降、安倍自民党政権の誕生や日本銀行の積極的な金融緩和策実施への期待が高まり、TOPIX は2月12日までに34%上昇。東京証券取引所が公表する投資部門別売買動向によると、外国人の買いと並び個人の売買も活発化し、日本株の売買代金に占める個人のシェアは昨年11月の22%からことし1月には31%に上がった。ネット証券最大手のSBI証券の公表データでは、1月の同証経由の月間売買代金は7兆6142億円と、昨年12月の1.9倍に膨らんでいる。

東洋経済営業推進部の加藤正俊副部長は、「アベノミクスで株価が上昇していくとは思っていたが、ここまで活況になるとは予想できなかった。個人投資家や企業担当者、全国の書店からの問い合わせが非常に多い」と述べた。同社では、新春号は増刷しないが、3月に発売する春号については例年より多めの部数とする方針だ。

**** 株本売れ行き、ライブドア・ショック前に
日本橋・兜町で金融関連の書籍を専門に扱う雄峰堂書店では、四季報新春号を400部入荷したが、店頭に並べてある30部を除き完売した。9月の秋号は、100部以上が売れ残った。外商チーフの森山篤氏は、チャート分析の週刊誌や株の専門書も良く売れており、「これだけ売れているのはライブドア・ショック前の05年の相場以来」と言う。

同書店で株式関係の雑誌を読んでいた60代の女性、八馬紀子さんは自社株投資で200万円損をした苦い経験があるが、約10年ぶりに株購入を計画している。「普段はマーケットを見ているわけではないので、株のことはほとんど分からない。百貨店など株式優待のある株に興味がある」と話した。

大手証券会社の間でも、個人投資家の日本株への回帰現象が見られる。野村ホールディングス広報担当の山下兼史氏によると、同証が12月に全国177店舗で行った日本株に関するセミナーには約5万人の応募があり、前年に比べ応募者数は約8割増えた。大和証券グループ本社の広報担当である見澤広治氏によると、180人のスタッフを抱える同社コールセンターでは「個人投資家からの問い合わせが増え、電話が鳴りやまない状況」で、2月の問い合わせは11月と比べ約1.5倍という。

株式投資歴40年で約500万円を運用する岡田和夫さん(64)は、14年までに日経平均株価 が1万8000円まで上昇すると強気の見方だ。「株式市場への資金の入り方が異常。これまでは売り買いを繰り返していたが、今は買って持っているだけでどんどん上がる」と話していた。

雄峰堂の森山氏は、06年1月のライブドア・ショック前には夫婦で株関係の本を買いに来る客などもいた、と当時を回顧。
★「そうなると、そろそろ上昇相場が終わる兆候だが、まだその段階にはきていない」と感じている。

(参考記事:)
■今までと様子が違ってきたマーケット
http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51383029.html

ボラティリティが高いということを書きました。昨年の5月の欧州危機のころのレベルです。
あの時は、ダウンサイドのヘッジが集まり、ボラティリティが上がりました。
特に、スキュー(プットのボラとコールのボラの差)は大きく上昇しました。

今回は、アップサイドへのヘッジというかニーズが高まり、ボラティリティが上がっています。(もしかしたら、今後、もっと、上がるかもしれません)
スキューは、ほとんどフラット化しています。

一般に、ボラティリティが上がるのは、マーケットが下落して、「ヤバい」という危機感(恐怖感)からくるものです。だから、VIXは恐怖指数と言われているのです。

★しかしながら、今回は、下落ではなく、上昇して「ヤバい」という危機感が出ているのです。こんなことは珍しいのです(私も初めてかもしれません)。

★日経平均は12週連続上昇(TOPIXは13週)ですし、今までの蓄積したうっぷんを晴らすがごとく上昇しているのです。本当に、めったに起きないことなのです。

それが、ボラティリティの上昇につながっているのです。

ただ騰落レシオを見ますと、高止まりしていたのですが、ようやく、下がり始めました。指数は、引き続き高止まりしていますが、内容は、今までのようにはいっていません。

知人のヘッジファンド(日本株のロングショート)は、昨日、前場で+1%のパフォーマンスだったのが、終わってみれば-0.5%だったとか。
かなりリスクを抑えた運用をしているのですが、こんな状況だったようです。
(ちなみに、1月のパフォーマンスはすごいものがあったようですが、2月は、パッとしないようです)

★ボラティリティや騰落レシオを見ても、ヘッジファンドの成績を見ても、今までの上昇とは違うなと思うのです。為替も外野の声がうるさくなってきましたしね


 

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コメント
 
01. 2013年2月14日 12:05:16 : L13KjR4QOU
日経新聞社には、がっくりきた。
御用マスコミであることが、わかったからな。
小沢氏を貶めた罪は消えないぞ。

会社四季報が、まともである。
会社情報は、昨年より買わないことにしている。


02. 無段活用 2013年2月14日 13:30:31 : 2iUYbJALJ4TtU : 6MIcfD8YQs
「四季報」が売れているのはいいが、三上氏の濡れ衣は晴れたのか?

こっちの方が問題だろう?


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