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今起こっていることは、アメリカの不動産市場や労働市場の底打ちや自動車販売の伸びなどの景気回復期待があるのだけれども、一番は財政出動できない中で大恐慌の研究者であるバーナンキFRB議長が100年に一度の危機を立てなおすために仕掛けた最大限の金融緩和の結果でダウやS&P500は2007年に値を戻しました。
株式よりもFRBが買い取っているので安全資産とされる国債が買われたために低金利が継続されました。
欧州債務危機が落ち着き、中国がハードランディング回避し、アメリカが土壇場で財政の崖を回避し日本が財政ファイナンスのような動きに出て今年に入って株式にマネーが急激に流入しています。
正確な数字は忘れましたが1月にアメリカでは凄い額のマネーが流入したようですよ。
そして米国債の長期金利が上昇し、住宅市場に陰りが見え始めています。
金価格が伸びないのも国債と同じで安全資産から株式にリスクを取っているからでしょう。
バーナンキFRB議長は、数値目標を出していますから無制限に量的緩和は続くのでしょうね。
ですからチャートを見て、
★そろそろ売りやなと思っても「中銀に逆らうな」ということであれば株式がもっともっと膨らみ続けるだろうと市場は思っています。
イスラエルとイランが戦争状態になって今まで抑えられていた原油が暴騰するとか、株式取引ロボットが暴走してフラッシュクラッシュするような事故がないと崩れそうにないと強気な方は思っていることでしょうね。
最近のアメリカの経済指標が良いので市場は頗る強気ですが・・・富裕層や給与税の増税が決まりましたよね。
共和党と民主党の増税や歳出削減の決着は先延ばししているだけだし、なんと言ってもGDP成長率ー0.1%なんですよね。市場が強気の時は報道まで一時的なのだと丁寧に解釈してくれます。変だよね。
スペインでは失業率が上昇し続けているし欧州では自動車が売れない。海運指数が表しているように中国の輸出入が急に元気になるとも思えない。それに中国人は物価が高すぎて怒りっぱなしですよ。
それなのに
新政権は不動産の引き締めを緩めてしまった。元の木阿弥ですね。今後、大きな「売り」の材料は、いくらでもありますよ。
まあ株式にしてもドル円にしてもあの反り返るようなチャート見れば調整がやってくると思うのは常識ですね。
ただ市場は調整は浅いと思っているので、なかなか崩れません。ここまできたらダウやS&P500の最高値が意識されます。大きく意識される「売り」の材料が出現しないと仕掛けにくいでしょうが、ここまできたら調整待ちですね。
◆誰でも経済アナリスト 当たり障りの無い事を言っていればイイ・・(抜粋記事)
http://green.ap.teacup.com/pekepon/1023.html
■ドルの独歩安を隠すアベノミクス
ユーロ高が続いています。
これは、ドル安、円安の裏返しなので、
別にユーロ危機が解決した訳では全くありません。
ドルは財政の崖と、シーリング問題の解決を3月に控えています。
QE3で金融緩和も継続中なので、本来ドルが最弱通貨となります。
ところが、アベノミクスの期待先行で、円がドルよりも売られています。
現在、ユーロ>ドル>円 という関係になっています。
ドルの独歩安になりそうな所を、アベノミクスが上手くカバーしています。
■日経平均15000円回復!?
2013年中には日経平均15000円を回復などという強気の予測も聞かれます。
実際には11000円でもみ合うなど、
今一つ迫力に欠ける展開です。
例年3月上旬までは、株式市場に資金が集まって来る傾向なので、
良く行けば、13000円代まで行くかも知れませんが、
そこから先は一旦下落に転じます。
アメリカが容認する相場は1ドル95円程度だと思われるので、
為替がその水準に達する直前に、欧州を初めとした利益確定売りが発生し、
資金は一気に債券市場に移動してゆくものと思われます。
日本の個人投資家がどれだけ鈍感かにもよりますが、
決算を前に、銀行や年金資金、さらには日銀の資産買い入れ資金を総動員して
株を買い支える状況になるでしょう。
さて、日本株はというと、政治の状況次第とも言えますが、
3月末まで11000円をどうにかキープして、
その後は輸出企業の決算と、業績予測次第となるのでしょう。
少なくとも、2013年に15000円を達成する様な明るい材料は見当たりません。
■アメリカ経済は回復しているのか、それとも・・・??
(略)
アナリストの方々って、難しい事を言っている様で
実は、「良い材料があれば、景気は回復する」という事しか言っていませんね。
景気が上向く時には、アナリストの予測は当たり、
景気が下向く時には、だいたい外します。
これが、企業に雇われたアナリストの限界でしょう。
★だって、「皆さん、大急ぎで逃げ出しましょう!!」なんて、言える訳が無い。
そういった意味で、藤巻氏や、PIMCOのビル・グロス氏は貴重な存在です。
ほとんど「オオカミ少年」扱いですが・・・
もし世界経済が崩壊したら彼らの高笑いが聞こえてきそうです。
でも、藤巻氏はドルで大損してしまうかも知れませんね・・・。
ジョージ・ソロスは、とっとと自分だけファンドを解散しちゃいましたからね。
それでいて、何だかんだと、投資家の射幸心を煽る発言を繰り返しています・・。
まあ、この世界、皆さんポジショントークを繰り広げていらっさしゃる訳で、
彼ら自身、明日が見通せたら苦労はしないのでしょう。
◆中島孝さんより〜「物価が上がるってどんな意味があるの?」
http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/
物価が上がる。インフレになる。円安になる、株価が上がる、景気がものすごく良くなる・・・国民は期待でいっぱいです。
★いまの「デフレ不況」から抜け出せるなら、インフレでもインフルエンザでもなんでももってこい、という気持ちなのかもしれません。
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