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株式日記と経済展望
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韓国紙が連日、「日韓為替戦争」を煽る。「安倍晋三首相の円安誘導は韓国を
いじめる近隣窮乏化政策」と非難。さらには円安阻止のための日本包囲網を狙う。
2013年2月1日 金曜日
現在でも異常な円高ウォン安水準である事に変わりが無い。
◆円安阻止へ日本包囲網を呼びかける韓国 結果は裏目。外資が逃げ始めた 1月31日 鈴置高史
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130129/243018/?rank_n&rt=nocnt
韓国紙が連日、「日韓為替戦争」を煽る。「安倍晋三首相の円安誘導は韓国をいじめる近隣窮乏化政策」と非難。さらには円安阻止のための日本包囲網を狙う。だが、薬が効きすぎたようだ。「韓国がそんなに窮乏するのなら」と外資が逃げ始めたのだ。
円安どころか異様な円高ウォン安が続く
円・ウォングラフを見ると、昨年9月時点では1円=14.5ウォン前後。現在は1円=12ウォン前後だから、方向的には確かに円安・ウォン高だ。
しかし、リーマンショック以前の2005年から2008年の3年間は1円=7―9ウォン台で動いていた。これと比べれば、円安・ウォン高どころか、異常な円高・ウォン安がまだ続いていることになる。
では、韓国紙はなぜ「このままでは韓国は滅びる」と言わんばかりに大騒ぎするのだろうか。韓国では「我が国は日本と競合する商品が多いから」と説明されている。
韓国貿易協会は1月28日「韓国の50の上位輸出品目のうち、26品目が日本の上位50品目と重なっている」と指摘した。競合度の高いのは、造船、プラスティック、自動車、電子部品、機械類という。
1円=7ウォンでも苦情はなかった
日韓両国の産業構造が似ているのは事実だが、それは昔からのこと。1円=7―8ウォン台と円安・ウォン高に振れていた時も、韓国の輸出企業から為替レートに苦情が出ていたわけではない。サムスン電子や現代自動車のような国際競争力の高い企業はもちろん、普通の会社もそれなりの利益は出していた。
現代経済研究院が1月16日に発表した報告書「懸案と課題 ウォン高で輸出景気の急落を憂慮」も、円安の影響度を業種別に分析している。当然、「値段勝負」の鉄鋼や化学製品への影響が大きく、携帯電話や半導体などのITや、自動車は影響が小さい。
韓国の自動車の品質は急速に向上し、イメージも上がった。一昔前のように「安くないと売れない」わけではない。また、携帯電話では、日本ブランドは世界市場からほぼ姿を消した。そもそも競合していないのだ。(中略)
日本包囲網をつくろう
李志勲部長の記事でもう1つ興味深いのは、日本包囲網の呼びかけだ。
・世界同時不況以前と比べ、まだ(対ドルでも)ウォン安の水準にある。しかし、最近の為替変動のペースが速すぎることには警戒すべきだ。
・日本にアベノミクスをやめさせねばならない。だが、欧米も自ら金融の量的緩和政策を実施してきたし、中国も為替操作国と見られていて日本に注文はつけにくい。2月のG20財務相会議で日本に対し世界が共同でメッセージを送ることに外交努力を注ぐべきだ。
中国同様に韓国も為替操作国と見なされている。「リーマンショック後に対ドルで切り下がったアジアでは珍しい通貨」とも言われるなど、その主犯格だ。自分は表には出られないため、裏で反日包囲網を煽ることにしたのだろう。
中国のエコノミストも動員
この記事の後、他の韓国メディアも「日本包囲網」つくりを後押しし始めた。中央日報は中国の国際金融の専門家、宋鴻兵氏にインタビューし「円安は中国経済に及ぼす影響は大きくない。しかし、中国人の対日感情は最悪なので、中国政府は円安により中国との貿易で利益を得ることを決して座視しないだろう」との談話を引き出すことに成功した(1月28日付)。
日本包囲網に成功するかは分からない。しかし、その前に韓国はパニックに陥った。1月28日のことだ。為替が前週末比19ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1093.50ウォンで終わったのだ。1年4か月ぶりの大幅な下落だった。
ウォン安になったと喜んではいられない。その理由がよろしくなかった。外国人投資家が韓国に見切りをつけて逃げ始めたのだ。同日、KOSPIは前日より6.98ポイント安の1939.71で引けた。外国人は5060億ウォンと今年最大の売り越しを記録した。
韓国紙は「外国人が日本株に乗り換えた」と不満げだが、韓国メディア自身が「韓国は円安の被害者」「円安で韓国は終わる」と大合唱をしていただけに文句も言えない。朝鮮日報は28日の解説記事で「円安でも韓国企業に活力があることを示す必要がある」と姿勢を一転した。
韓国は外貨不足という持病を持つ。外国人投資家はそれをよく知っているから、いったん株安・通貨安の方向に進むと投げ売りが出て、また、通貨危機に陥るかもしれない。輸出が増えるからウォン安であればあるほどいい、というわけではないのだ。
行き過ぎたウォン安もウォン高も危険
実はインタビューで宋鴻兵氏は韓国人が一番聞きたかった「一緒に日本をやっつけよう」という言葉より先に「ウォン高が進めば、経常収支の赤字を呼ぶ。韓国は再び通貨危機を迎えるかもしれない」と不気味な未来を予言していた。
29日の韓国株は小戻しし、ウォンも少し高くなった。しかし、いつ、韓国からの資本逃避が再燃するのかは分からない。
(私のコメント)
韓国の外交は、基本的に日本を悪者にする事によってアメリカや中国に取り入ろうとしている。アメリカに対しては従軍慰安婦問題などの歴史問題をアメリカ議会に訴える事で日本を悪者に出来るし、中国に対しては日本を悪者にすることで共同戦線を張る事ができる。しかし韓国人の浅はかな外交戦略は肩透かしを食らって自滅するだろう。
アメリカも、以前のような冷戦時代とは違って極東アジアに関与する事はなくなり、長期的にアジアから手を引いていくだろう。つまり朝鮮半島はアメリカに見捨てられて中国の勢力圏に入っていくだろう。経済的に見ても台湾と同じく韓国は中国に取り込まれてしまって抜け出す事ができなくなっている。中国経済なくして台湾経済も韓国経済も成り立たなくなっている。
かつては日本経済との結びつきが大きかったのですが、対中国貿易の拡大は台湾にとっても韓国にとってもなくてはならないものになっている。輸出だけ見ても、中国は韓国の最大の輸出相手国。韓国の輸出全体の30%が中国向けだ。アメリカ向けが10%、日本向けは7%。日米合わせても中国の半分ほどしかない。これでは次期パククネ大統領でも韓国は中国の冊封国になりつつあるようだ。
韓国ではアメリカの影響力がどんどん低下してきて、アメリカの言う事よりも中国の言う事を優先して来ている。李明博大統領の態度もそうだし、日韓軍事情報協定もドタキャンされましたが、中国からの圧力だろう。その上で日本の経済政策で韓国紙が連日、「日韓為替戦争」を煽っていますが、冒頭のグラフを見て分かるとおり今までがリーマンショック以降、異常なウォン安相場が続いていたのだ。
韓国人の日本に対する異常な怨念は、日本人の理解を超えるものですが、学校の歴史教育で反日意識が刷り込まれているからだ。韓国の苦しい現状は全て日本のせいだと外部に責任転嫁していれば政府批判を回避する事ができるからだろう。李明博大統領が竹島を訪問したのも天皇への謝罪要求したのも、李大統領への批判を回避する為のものでしたが、結果的に日本人を怒らせる結果になり墓穴を掘った。
韓国経済の苦境はウォン安で回避できるものではなく、輸出企業は儲かるがウォン安による生活物資の高騰は国民生活を犠牲にしたものだ。儲かった輸出企業は工場を海外に移転させて内需を減らしてしまった。韓国におけるアベノミクスに対する反発も強く、連日のように韓国マスコミはアベノミクス批判をしている。さらには反日包囲網を形成して日本に圧力をかけようとしていますが、韓国人はなぜこれほどまで反日的なのだろうか?
先日アルジェリアでテロ事件がありましたが、フランスとアルジェリアは壮絶な独立戦争をして独立を勝ち取りました。しかしその為に100万人もの犠牲者がでた。フランスとアルジェリアは日本が朝鮮半島から満州を支配していたのと似ており、アルジェリアはフランスの県でありフランス本国の一部であった。しかしアルジェリアで独立戦争が始まると、フランス軍は徹底した弾圧を行い制圧して来た。
現在でもマリでフランス軍が投入されて戦争をしていますが、なぜフランス軍がマリに介入するのだろうか? 名目的にはアルジェリアやマリは独立していますが、経済権益は昔のままだ。フランス軍はアルジェリアに駐留して関東軍化して本国のフランス政府を脅かす存在となりましたが、アルジェリア独立に反対して空挺部隊が本国政府にクーデターを仕掛ける寸前にまでいった。日本政府も関東軍に振り回されて泥沼化しましたがフランスも同じだった。
しかしフランスにはドゴール将軍と言うカリスマ的将軍がいてアルジェリアのフランス軍を押さえ込んだ。 インドシナ4国もフランスから独立しましたが、アルジェリアではフランス軍お力が圧倒的に強くて、アルジェリアの民族解放戦線では多くの犠牲者が出た。アルジェリアではフランスの内地化が進み多くのフランス系白人(コロン)が住んでいた。最盛期には51万人ものフランス軍が投入されて民族解放戦線を制圧した。
日本でも軍部を押さえられる人物として東条英機が首相に任命されましたが、ドゴール将軍のようなカリスマ的な実力はなく、関東軍を押さえる事が出来なかった。ドゴール将軍は次々と軍部の強硬派を閑職に追いやり、まさにアルジェのフランス軍とドゴール将軍のフランス政府とが内戦寸前状態となったが、最終的にはドゴール将軍派が勝利してアルジェリアの独立が決定した。しかし今でもOASがテロを仕掛けてきている。
このようなフランスとアルジェリアとの壮絶な戦争に比べると、日本と朝鮮半島や中国(満州)の抵抗闘争は比べものにならないほど弱く、三・一独立運動は韓国の歴史教科書でも大々的に教えられているが、逮捕されて数年の実刑を受けたものは80名に過ぎなかった。もし韓国がアルジェリアのような壮絶な戦争をして独立を勝ち得たものなら、わざわざ反日教育をする必要もなかったのでしょうが、日本の植民地支配はインフラの整備や教育の充実など近代国家への基礎となった。
アルジェリアの独立戦争は、まさにフランス本国政府をも脅かすほどの強力なものであり、ドゴール将軍がいなければフランス政府は倒れていただろう。アルジェリアと韓国を比べてみれば韓国の独立は日本の敗戦によって与えられたものであり、戦って勝ち得たものでないことがトラウマになっているのだろう。
朝鮮半島が二つに分断された原因もここにあるのであり、中国・ロシアとアメリカによる分断を受け入れた事が原因だ。だから朝鮮人が独立を勝ち取るには宗主国である中国・ロシアやアメリカと闘う必要があるが、むしろ宗主国の手先となっている事が国家統一の妨げになっている。だから日本に八つ当たりしているのだ。
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