http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/165.html
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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
WSJ紙は、アメリカ国債の長期利回りグラフと短期グラフを掲載し、アメリカ金利がじわりじわり上昇する今の状態に警鐘をならしています。
アメリカ10年債利回りは12%を超えていたこともありましたが、FRBによる金融緩和で1.5%まで落ち込んでいましたが、今や2%を伺うところまで上昇してきています。
いくら金融緩和をしても金利が下がらないどころか上昇するようになって来ており、市場に大きな穴が空いていることを示しています。
今日の日経新聞にて機関投資家の幹部が今株を買っているのは短期のヘッジファンドであり、年金資金等は動いていないと指摘していましたが、安倍政権の裏にいる外資系の金融村が動いているためであり、今はその狙い通りの展開となっていますが、実態経済は悪化するばかりであり、今の金融村の『食事』が終われば、あとは捨てられるだけです。
国債がどのような売られ方をするのか、この一点を注意することだと言えます。
国債市場が暴落すればアップル株暴落の比ではない影響が世界を襲います。
■異常な動きを示すドイツ短期国債
ドイツの短期国債が売られ、利回りが急上昇してきています。
2年債利回り 0.315%(変動率 +21.32%)
5年債利回り 0.830%(変動率 +11.68%)
イギリスの短期国債利回りは以下の通りです。
2年債利回り 0.38%(変動率 +3.56%)
5年債利回り 1.00%(変動率 +3.20%)
イギリス国債の変動率に比べドイツ短期国債が異常な動きを見せているのがわかります。
アメリカでは10年債利回りが2%に乗せてきており、世界的に短期・長期国債利回りが上昇してきており、世界的金利高が進んでいます。
世界中で史上最大の金融緩和が行われている中にあり、国債が売られ金利が上昇するという異常事態をいつまで
続けられるでしょうか?
史上最大のバブルが発生していた国債バブルが崩壊しつつあるとすれば、どこかで大きな破壊が起こるはずであり、その時に世界中の金融市場がマヒすることになるとすれば、日本は世界一の借金大国であり、最も危険な状態にあると言えます。
◆ダボスに集結した世界金融のエリート、「さめた」姿勢に終始
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MHBBKN6K50Y001.html
1月28日(ブルームバーグ):世界金融のエリートたちはもうばかにされたくないと考えている。
スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に先週集まったバンカーや投資家、政策当局者は世界経済の回復の兆しやユーロ圏の持久力を歓迎しながらも、慎重な姿勢に終始した。大恐慌 以来最悪となった銀行危機やそれ先立つ傲慢さが傷跡を残している。
米国のS&P500種株価指数が2007年以来初めて1500を突破したというのに、バンク・オブ・アメリカ(BOA)のブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)はダボス会議でのムードについて「楽観的だが、さめたトーン」だと話した。
米ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授(経済学)は、株価が前回こうしたピークを付けたときとダボスの雰囲気は「全く違った」と指摘。ドイツ銀行とゴールドマン・サックス・グループの幹部は今年、明るい評価を下す一方で、経済はまだ脆弱(ぜいじゃく)で政策が間違いに終わるしれないとの警告も忘れなかった。各国・地域の中央銀行が金融緩和を進める中で信用バブルが形成されつつあるかもしれないといら立ちを隠せないバンカーもいた。
国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミストでもあるロゴフ教授は26日に行われたIMFのラガルド専務理事やドイツ銀行のアンシュー・ジェイン共同CEOとの私的な会合後、「何が間違いになり得るかを理解できるだけに、危機が若干、心理的な予防接種になっている」と分析、「株価がこれほど上昇したときに通常見られるほどの高揚感はない」と述べた。
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