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雑感:正しく「恐がること」の重要性・・陰謀論は「金融共同幻想論」の王道!
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/136.html
投稿者 墨染 日時 2013 年 1 月 25 日 10:55:25: EVQc6rJP..8E.
 

http://green.ap.teacup.com/pekepon/1016.html

(略)
そもそも中央銀行が誰の為に存在するかという根本的な視点が隠されているから分かり難いのでは無いでしょうか。

中央銀行は通貨制度を守る為に存在するのであって、国民の為に存在するのではありません。まさに「通貨の番人」であり、政府が中央銀行の権限を犯す事を許しません。

アメリカのFRBはかなり奔放に振舞っている様に見えますが、アメリカの場合、FRBの独立性が問題では無く、政府のFRBからの独立性に問題がある国家です。

中央銀行の大元はロスチャイルドがイギリスで通貨発行権を得た事に端を発しています。ロスチャイルド公は「通貨発行権さえ手に入れれば後は何もいらない」と言ったとか。

アメリカのFRBは14の民間銀行が設立した、れっきとした100%民間銀行です。かつてはFRBの金利収入はこれらの民間銀行の懐に入っていました。現在はある程度は国庫に納められていますが、紙切れのドルを世界中にばら撒いて、その金利利益を確保出切るのですから、これ程楽な商売は無いわけです。

この様に、通貨には経済をコントロールするだけでなく、実質的な利益が付いて周ります。

現在の世界では露骨に中央銀行の利益を民間の銀行(株主)に還元する訳には行かないので、金融危機を発生させて、穴埋めを中央銀行が行なう形で利益供与が堂々と行なわれています。

民間銀行はバブルに乗じて先ず負債を膨らめ、不良債権化した負債を国や中央銀行に押し付けます。紙切れになった債権は、中央銀行や国が買上げる事で、再びお金に変わり、国民には借金と通貨価値下落によるインフレがプレゼントされます。

こういう人達を相手にしているのですから、一筋縄では行きませんが、通貨システムの信用が失われれば、彼らのビジネスも終わってしまうので、彼らは通貨の信用に必要以上にナーバスなのでしょう。

我々自身が、「こんなの紙切れじゃないか」と言って一万円札を破り捨てなければ、この関係は永続的に続くと思われます。

これが「陰謀論」的な通貨の解釈。

だからリバタリアン達は「通貨」を否定するのでしょう。尤も、それに変わる有効な手段を彼らは明確に提示できていません。

かつては秘密会議だった為に、その存在を言及する人は陰謀論者とバカにされたダボス会議に政府首脳が出席する事が堂々と報じられています。

現代の陰謀は、日々新聞の一面を賑わわせています。「隠さなければ、陰謀と呼ばれなくなる」事はとても面白い現象です。

「陰謀論」は学問的には否定されます。因果律が逆転しているからです。学問は結果からその原因を類推します。経済学もこの例に漏れません。しかし、実際の社会では先ず人々の思惑があって、それを実現する為の計画が練られます。これが普通の順番であって、逆は普通存在しません。

だから、多くの市場関係者は、「人々の思惑=陰謀」を先読みする事で相場を読もうとします。

経済学者が投資家としては失敗するのは、過去に起きた事がそのまま起きるというモデルという発想をするからです。

「過去に起きた事の裏をかく」のが世の常であり、投資や経済というゲームにおいては、勝者は常に人々の期待を裏切ります。

アベノミクスに人々の期待が集まるならば、その裏をかけば儲かると考えるのが普通です。
アベノミクスを無責任に盛り上げて、「土地が上がる、株価が上がる」とはやし立てるマスコミは、責任とか反省という言葉とは無縁の人達です。

リスクを見すぎては成功する事はありません。
しかし、リスクを取りすぎて失敗する場合は、生活や生命の危険が生じます。

ですから「人力でGO」ではいつでも最大のリスクを警告します。
それが例え外れたとしても、損害は少ないからです。

だから、万年オオカミ少年状態ですが、それで良いと思っています。

そして、放射線の最大のリスクは、放射線では無く、
強制非難や、社会的恐怖によって発生するコミニュティーと生活の破壊だと警告します。
そして、さらにはLNGなどの輸入増加が、日本経済をジワジワと蝕んでいます。

「恐がる対照」を間違えると、被害は拡大します。

私達が今恐がるべきは、「財政拡大による赤字拡大」なのか、それとも「世界的な金融崩壊」なのか?
ここら辺も、見方を誤ると被害が拡大します。

はたして、誰が言っている事が正しいのか・・・・。
数年後には結果が見えるのでしょう。
楽しみでもあり、恐ろしくもあります。


<追記>
ロシアの大手放送局が金融支配ついての2時間半の番組をゴールデンタイムの放送して様です。「陰謀論?バカじゃない?」なんて言っていられるの今だけかもしれません。
でも、ロシア語分かんないよね・・・。

ダボス会議が既に各国首脳達の社交場と化した一方で、電子化した世界の中で、陰謀は着々と進行中?

尤も、”The Voice of Russia ”なんか覗いてるとUFOネタがあったりするから、
ロシア国民って、基本的に陰謀論が好きなんじゃないかとも思います。(プログ=人力でGO)


 

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コメント
 
01. 2013年1月25日 13:03:57 : IOzibbQO0w

また意味不明の投稿だが

>中央銀行は通貨制度を守る為に存在するのであって、国民の為に存在するのではありません

普通、通貨制度を守ること(=インフレ率の制御)は、特にリスク資産をもたない多くの一般国民の生活を守る(利益になる)ということだ

ただし失業率が潜在成長率に比べて高すぎる場合、特に社会保障が未発達で失業世帯の生存権が脅かされるる場合、中銀がインフレ率0に拘ることは、国民の利益に反するということだ



02. 2013年1月25日 15:08:01 : sekAj4S9tQ
「だからリバタリアン達は「通貨」を否定するのでしょう。尤も、それに変わる有効な手段を彼らは明確に提示できていません。」との指摘ですが、これは少々お粗末。リバタリアンで括られる人々にもいろいろいるでしょうが、その特に経済方面における中核的思想はオーストリア学派の流れを汲んでいる。特にMises、Hayek、そしてRothbardあたりが重要です。通貨に関しての彼らの有力な立場は金本位制であるが、細かいところで意見は必ずしも一致していない。また、彼らは「通貨」そのものを否定しているのでなく、大量発行が可能で悪貨になり易い紙幣(fiat currency)と、その制御権を握る中央銀行の無節操な振る舞いに批判的立場をとっているのである。陰謀論を云々する前に、まず事実関係をしっかり調べられた方が良い。

03. 2013年1月26日 00:38:22 : fFWSmWt76M
デフレ継続で,日本の株・資産は安値で外資に買占められたと聞きます。
日本経済発展の役に立っていない日銀。

株主は50%の政府とそのほかの株主は不明です。

日銀に聞いてもなしのつぶてと聞きます。外資が多いらしいです。

紙幣通貨発行益は,日銀にあり,日銀の株主へは配当が流れます。


04. 2013年1月26日 03:47:40 : iqVbCB4pRE
世の中どのレベルでも陰と陽がありますからな。
日銀にも最高裁にも公にできない事情というものがありそうですな。

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